京都のリーマンメモリーズ

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【書評】書く「習慣」で脳は本気になる なぜ言葉にすると夢は実現するのか 茂木健一郎 廣済堂新書 

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はてなブログ10周年特別お題「10年で変わったこと・変わらなかったこと

10年前と変わったことは、本を読みブログに書き込むようになったこと。変わらなかったことは、禁酒が続かないことです。(笑) そんな悪い習慣ばかりではなく、良い習慣の1つを教えてくれるすんごい本を紹介します。(笑)

【1.本書の紹介】

自分の夢を紙に書くと、夢がかなうということを聞いたことはありませんか?

 

私は紙に書くと本当に夢がかなうということを本で見たり、テレビで聞いたりしたことがあります。

 

自分の夢を紙に書いたことがあると思いますが、どこに書いたのかを思い出せません。

 

何を書いたのかも思いだせません。(笑)

 

夢が実現するまで、時間がかかりすぎたので、どこかに行ってしまったのかもしれません。

 

本当に夢がかなうなら、紙に書いておきたいと思いますよね。

 

さて、紙に夢を書くとどうして夢がかなうのでしょうか?

 

【2.本書のポイント】

人間の脳は、外部からの強制に対して拒絶反応を示します。

 

脳が本気になれない場合、原因は次の三つが考えられます。

①コンプレックスを抱えている。

②単調さが続く

③強制や命令を受けている

 

人間というのは生産性を高めることができるのだ。

 

不調な時には無理をして作業を続行するよりは、気分を切り替えて別の作業に集中した方がいい。

 

願いをかなえたいのであれば、まずは白紙に書く作業をする。

 

書くことで夢がかなうのは、言葉がタイムマシーンとなって、脳を未来へと導いてくれるから。

 

感覚系と運動系を連動させて働かせるには、頭の中にある情報を出力しなければならないのです。

 

「偶有性」の意味は、確実なことと、不確実なことが半分ずつくらい混ざり合っている状態のことで「この先どうなるかわからない」という性質のことです。

 

人生の半ばのある時点で、自分の人生を振り返ってそれを文字にしていく「早すぎる自伝」は脳にとって確実性を与えてくれるものだとわかります。

 

「自伝は早めに書いた方がいい」と言えます。

 

偶然の幸運に出会う能力を「セレンディピティ-」と言います。

 

もしかしたら、様々な理由で選択しなかった可能性の中に、本当にやりたかったことや、子供の頃の夢が潜んでいることがあるかもしれません。

 

自分の夢や目標が分からなければ、紙とペンを用意して思いつくままを書いたり、一人ブレストをすると見つけやすい。

 

願いがかなうというのは、何か見えない力や神様がかなえてくれるということではなく、他ならぬ自分自身の脳の状態が変わることで、自らの力で手繰り寄せていくということなのです。

 

言葉は生きていて、その生命力が強ければ、仕事が始まることもあるのだと実感した。

 

夏目漱石の小説などは、時代が100年も前なので現代では使われなくなった表現も多いですが、その語彙の豊富さにはいつもうならされます。

 

インターネットで発信することは、自分自身を高めること。そう言っても、過言ではありません。

 

未来を先取りして点と点を結ぶことはできないでしょう。でも、過去を振り返って点と点を結ぶことはできるはずです。(スティーブ・ジョブス)

 

「書くスキル」は現代の人間が身につけなければならない最も重要な能力の一つである。

 

茂木健一郎流偶有性を楽しむための八か条

①脱藩する(組織の論理で行動しない)

②プリンシプルを磨く

 「プリンシプル」とは、生きる上での原理原則信条のことをいいます

③学ぶべき場を見つける

④師匠を持つ

⑤言葉の級位を上げる

 言葉の有段者を目指す

⑥英語で発信していく

 愛する日本の文化を海外にアピールしていく

⑦出会った人と0.5秒で打ち解ける

 自分からから話しかける

⑧人前で夢を宣言する

 

【目次】

はじめに

第1章 なぜ脳は本気になれないのか

第2章 脳は「記録」されたがっている

第3章 なぜ書くだけで願いが叶うのか

第4章 願いを叶えるために自転を書く

第5章 言葉という鏡を磨いていく

第6章 偶有性の時代を生き抜く

おわりに 

【3.本書の感想】

紙に夢を書くことで、脳のアンテナが働き始めます。

 

すると、脳は勝手に必要な情報を仕入れたり、行動したりするので、自分の意志とは関係なく夢がかなっているように感じるのかもしれませんね。

 

ということは、夢があるのなら紙に書いて眺めるべきだし、人に宣言するというのはとても効果的なようですね!

 

私もここで夢を宣言したいものですが、お金持ちになりたいとか小さい夢なので小さく宣言しておきます。(笑)

 

人間の力で最強だと思うのは、脳の働きを利用できることです。

 

これは、他の動物にはできないですね。

 

脳は偶有性、つまり確実なことと不確実なことを楽しむようにできているそうです。

 

だから、同じことをずっとやるのは嫌いだし、不確実なことばかりでも嫌になります。

 

そんな脳の性質も理解しておくと、脳を味方に出来ると思います。

 

脳は、勝手に考えてくれますので、脳の働きの結果で起こった、不思議な経験をされた方もおられると思います。

 

脳は、自分の味方なので、脳に良いことをして、脳を活用していきましょう!

 

この本では、脳の働きがわかりやすく理解できます。

 

かなえたい夢をお持ちの方は是非、こちらを御覧ください!

「書く」習慣で脳は本気になる (廣済堂新書)

 

【4.関連書籍の紹介】

 

一流の頭脳を見たくないですか?

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脳が健康でいる為の方法が沢山書かれています!

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最後までのお付き合いありがとうございました!