京都のリーマンメモリーズ

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【書評・要約】『非常識なハイブリッド仕事論』AI時代に“生き残る働き方”はこれだ|イノベーションを生む思考法とは?

今週のお題「あったかグッズ」

私は冬になると、机の下に置く“足元ヒーター”を愛用しています。エアコンよりも直接温まるので作業効率も上がり、たいへん重宝しています。

こうした「ちょっとした工夫」こそ、イノベーションの原点。
今回のお勧めは、まさに “小さな発想の掛け合わせ”から新しい価値をつくる方法 を教えてくれるすんごいモノを紹介します。(笑)

【1.本書の紹介】 

一般的に大企業になればなるほど、いかにイノベーションの創出をしていくかということに力を注いでいます。

 

なぜならば、今行っている事業は、環境の変化や競合の激化で、いずれは儲からなくなってしまうからです。

 

さて、イノベーションを起こすには、どうしたら良いのでしょうか?

【2.本書のポイント】

現在、日本でイノベーションが不足している理由の1つは、多くの企業が創業から何十年も経過しており、同じ業界、同じ場所で、同じような人が長期間働き続けていることにある。
 
重要なのは、まずは「面白い」と感じた組み合わせを、楽しんでみることなのだ。楽しむからこそ継続でき、継続するからこそ新しいアイディアが生まれ、それが結果として新たな仕事の可能性やキャリア形成に資するのである。
 
カブトムシはタンパク質を生み出す点で強みを持っています。なぜなら、カブトムシ自体はタンパク質を餌にしているわけではないからです。
 
人類が宇宙で生活する段階において、有機物の循環を可能にするテクノロジーを用意しておけば、その分野において優位に立てる。
 
例えば深い森のような自然豊かなところには雑草はありません。人間が作り出した場所にのみ、雑草は生えているわけです。
 
今の時代感覚を持った次の社長が、30年間のギャップがある既存の経営資源を捉え直し、再定義して新しい事業を立ち上げていくところに非常に大きな可能性を感じています。
 
「100年続いています」「私で6代目です」といった老舗企業は、商品の研究をものすごくしているし、世の中のトレンドをしっかり読んでもいます。
 
今生き残っているすべての生物が、何らかのジャンルでナンバーワンと言うことになります。
 
花を咲かせて種を残すということが、雑草にとっては1番大事なことなので、そのためにはサイズを変化させて、最終的に生き残りを図っているわけです。
 
1年で枯れてしまうような植物、いわゆる「1年草」が実は1番進化したタイプだと言われています。
 
ビジネスの世界で「ニッチ」は「隙間」という意味で使われますが、もともとは生物学の用語で、生物の世界では生息場所、すなわちナンバーワンになれるオンリーワンの場所のこと。
 
強者の仕事こそ、今後はAIに置き換えられていく可能性が高い。だからこそ、たとえ一見地味で華やかさがなかったとしても、AI時代にも生き延びられる「弱者の居場所」を探すことが極めて大切。
 
人間はここへ来て、急速に少子化が進みましたが、見方を変えれば「効率が良くなったとも言える。
 
他人の気持ちがわからないと言うのは、発達障害の特性の1つなのです。
 
動物から人間への進化の過程の失敗の1つが「概念化」だそうです。
 
「これを事業にしたら、社会は良くなるのではないか」と言う視点を多くの人が持てるようになれば、未来は明るくなるし、そういう人がより良い社会を作っていくのでは、と考えています。
 
問題は、各社がそれぞれ閉じっているので、そういうナレッジを共有することがないと言うこと。だからこそ、外部コミュニティーがあるのが重要。
 
非財務的価値を重視する大手・中堅企業のリソースをうまく活用し尽くす、と言う視点が重要。
 
技能は運動能力等を形成するための長い時間が必要なので、すぐに身に付きません。しかし、まず技術を取り入れると技能との差分がわかります。
 
まさに2つの矛盾したものを同時に内包するからこそ、組織は強いのであり、ぬか床もそうではないかと思っています。
 
ぬか床は「混ぜる」ことで、送り込まれる空気、それで非常に大事な存在である「塩」があるから、ぬか床でいられるのです。
 
多様性に乏しい組織には拮抗作用が生まれず、また、多様でもぬるいだけの組織には成長もない。
 
歴史の法則を知ると、経営陣の人たちの視点が面白い位開けるし、視座もぐんと上がります。
 
地方が生き残れなかったら、日本の未来は残念なことになってしまうのではないか。いや、むしろ地方にこそチャンスがあるのではないかと考えてきました。
 
全く遠いところにある「点と点」をイノベーティブにつなぐことができるのは、経験の蓄積とある種のひらめきが必要。
 
まさに、高度な生成、AIが出現したことで、「仕事なんてしなくていいよ」となるかもしれない。では、われわれは一体何のために生きているのか、この人生ですべき事は何なのか、なぜそれをすべきなのか、と言うことを考えざるを得なくなる。
 
労働はもともとギリシャの「苦役」から始まると言われています。だから辛いものだと言う考えがある一方で、江戸時代くらいの日本人は、皆遊んで食うために生きていた。
 
「科学って、そこまで万能じゃないよね」と気づき始めている人たちにとって、宗教の価値が逆に上がっているようにも思います。倫理や行動規範などの観点から見れば、1番社会をうまく回せているのは、宗教なのではないでしょうか。

 

【目次】

01 仕事でも経営でも、
「退く力」と「殺す力」が必要不可欠!
02 宇宙もカブトムシも、活用のカギは
「有機物の循環」にある!
03 「世代交代」のジレンマは
“ニッチシフト”で解決できる!
04 AI時代の人の成長のヒントは、
自然のなかにある!
05 社内起業の成功の秘訣は、
「非財務価値」の打ち出しにある!
06 AIによる暗黙知の形式知化は、
日本の大きなムーブメントへ!
07 会社というUXの変革こそ、
究極のウェルビーイングにつながる!
08 発酵も人材育成も本質的に重要なのは、
多様性より拮抗作用だ!
09 AIの登場・拡大により人類は
「超主観時代」に突入する!
10 ファシリテーション能力こそが、
これからの組織の最大の武器となる!

【3.本書の感想】

イノベーションは、既存のものの掛け合わせだと言います。

 

その時、掛け合わせるのは、遠い方が良いと言われています。

 

しかし、現代では、多くのイノベーションが起き、造れば売れる時代は終わりました。

 

もっと便利で、もっと快適なものやサービスでないと、売れない時代となりました。

 

そこで、考えるべきなのは、競合が入れないニッチですね。

 

狭く深い場所を見つければ、自分がオンリーワンでナンバーワンになれます。

 

どうしても、競合を意識して同じようなものやサービスを作りがちですが、思いきって少し違う土俵を探すことが大切です。

 

現在、商品企画の方やイノベーションを通じて起業したいと思われる方は是非読んでみてください!

 

 

【4.関連書籍の紹介】

老舗なのにどんどん新しい事をしています。

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現代の商売を考えるうえで、知っておきたい事

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山口の小さな洋服屋から世界のユニクロへ

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行き詰ったらアート思考を取り入れてみましょう。

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最後までのお付き合いありがとうございました!