今週のお題「お米買えた?」
お米はネットと近所のスーパーで買いました。近所のスーパーは、朝一などあるタイミングで店頭に商品が出ているみたいです。米不足になって改めて、米の大切さを感じました。今まで、米は余っているものだと思っていました。食の世界では、米はあって当前だと思っていますが、衣の世界で言うなら、ユニクロはあって当前だと思っていませんでしょうか?それほど日本に浸透しているユニクロの生い立ちから今への軌跡を教えてくれるすんごい本を紹介します。(笑)
【1.本書の紹介】
【2.本書のポイント】
若き柳井正は、もがき続けた。どうすればここから抜け出せるのか。自問自答を繰り返し、どこに存在するかもわからない成功への道筋を見つけようと、もがき続けることを、やめようとしなかった。ユニクロの「発見」は、柳井が求め続けた成功への第一歩だった。「私は人間が生きていく上で、最も大切な事は使命感を持つことだと思います。そのためにはまず、自分は何者なのか、そのことを深く考える必要があると思います。自分にしかできない、自分の人生を思いっきり生きて欲しい。」できない事はしない、できることを優先順位をつけてやる。ありのままの自分で良い。柳井の読書好きは当時も今も変わらない。自宅に戻り食事を終えると、書物を通じて世界の叡智と向き合う時間を大切にする。「幸之助さんが恵まれていたのは、恵まれていなかったこと、つまり何もなかったことなんじゃないかと思うんです。恵まれていないからこそ、創意工夫でなんとでもできるから。」「こいつアホじゃないかと思われるような非常識な目標。これがイノベーションの元になると思います。」「世の中には待っている人がほとんどなんですよ。世界は変わるだろうと。でもその時にはもう手遅れです。(問われるのは)自らが変われるか。よく経営者とか中堅幹部にいるんですよね、人に変わるよう命令する。でも、自分が変わらなければ、人が変わらない原因を作ります。」「人は誰でも、幸福になる資格があり、幸福をつかむかどうかは、自分次第、これが私の心情だ。シンプルな哲学である。」勇敢に、誰よりも先に、人と違ったことを同じことをしていてはだめだ。柳井が行き着いたのが「いつでも誰でも好きな服を選べる巨大な倉庫」と言うコンセプトだった。「まずはひょっとしたら大成功するんじゃないかと考えることがすごく大事なんです。その手がかりを世界中に聞いて回ればいいんです。僕はそうやってきた。」「それまでも、僕は努力してきた。でも、大して成長がなかった。それはなぜか。行き先を決めてなかったからです。」作った服をいかに売るかではなく、売れる服をいかに作るか。売れる理由を売り場で表現せよ。「そもそも新しいことをやると失敗するもんなんですよ。でも、失敗する事は問題じゃない。(大切なのは)失敗から何を得るか。失敗の原因を考えて、次に失敗しないために、何をすれば良いのかを考えるのが経営者なんですよ。だから、失敗しないと始まらない。そういうことです。」「失敗しないためにとことん考え抜け」「どこが去年と違うんですか?」「どこが他社と違うんですか?」それが尋問のように続くつまり売れる理由です。「『このままじゃ倒産する』と思っていがきりきりと痛むんですよ。経営者と言うのは、それでも考え続けるんですよ。」柳井は酒を飲むこともない。早朝にキャンパスに来て、夕方になる前に帰宅すると、帰宅では読書に時間を割くことが多い。ユニクロとは何か?ユニクロの服とは何か?「ユニクロを普通の会社にしてほしくなかったのだ。僕には安定成長思考は満足できない。」「革新的なことに挑戦した結果の減益ではないので、最悪だ。」リーダーシップで重要なのは、多様化を受け入れられるかどうか。やっぱりリーダーは真面目すぎる人じゃ、あかんね。ミスしないことを考える行動原理じゃ、他と差が出ない。もし成功したいなら、世界のハイストリート(目抜き通り)に出て行って、旗艦店を作って「ユニクロここにあり」と言わなければならない。そうやってブランドを築かないといけない。服を変え、常識を変え、世界を変えていく。【目次】プロローグ――人が消えた商店街
第1章 寝太郎――無気力青年はなぜ覚醒したのか
第2章 暗黒時代――もがき続けた雌伏の10年
第3章 鉱脈――裏通りで生まれたユニクロ
第4章 衝突――理解されない野望
第5章 飛躍――東京進出とフリースブーム
第6章 挫折――「会社が壊れていく」、新たな才能と去りゆく老兵
第7章 逆風――迷走した禅譲劇
第8章 突破口――世界進出もたらした「問い」
第9章 矛盾――「ブラック企業」批判が投げかけたもの
第10章 再起――悲願の北米再建の裏にあった葛藤
第11章 進化――情報製造小売業への破壊と創造
エピローグ――世界はつながっていた
【3.本書の感想】
自分は、ユニクロの成長とともに生きて来た感じがしますので、それぞれの出来事は、そういえばそういうこともあったな~と思い出しました。
ちなみに、ユニクロの姉妹店のGUは女性を主なターゲットにしているそうです。
普段、自分は服を買わない方だと思いますが、ユニクロに立ち寄ってお得なモノを見てしまうと、思わず買ってしまいます。
ユニクロは、今までの服の商習慣など、不合理な点を次々に変えて行って、値ごろ感のある服を販売しています。
有名女優をCMに使ったり、銀座に旗艦店を出店したり、ブランドづくりをかなり真剣に取り組んでいます。
昔は、安かろう悪かろう的な面が残っていましたが、今は、それなりの値段で、お得感のある衣料品を販売していると思います。
近所のユニクロは、土日になるといつも混雑しています。
同じ服にならないように、気を付けないといけませんね。(笑)
この本は、商売をされている方、モノづくりをされている方、ユニクロのファンの方にはお勧めの一冊です。
是非、読んでみてください!
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【4.関連書籍の紹介】
アマゾンに負けない商売をしましょう!
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商売のうまい人の考え方がわかります。
独自路線で成功しています。
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マーケティング、ブランド、売るためにはどちらも必要ですね。
最後までのお付き合いありがとうございました!