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【書評】ゼロから創らない戦略|イノベーションは“ゼロイチ”ではない!今あるものから稼ぐ最強戦略

今週のお題「春に食べたいもの」

春になると楽しみなのは、さくらんぼですね。小さい頃は、喫茶店のレモンスカッシュに添えられている缶詰に入った、いわゆるチェリーがさくらんぼだと思っていました。これははっきり言って、あまりおいしいくなかったですね。ところが大学生時代、先輩からおすそ分けしていただいた、山形のさくらんぼを食べた時、衝撃が走りました。さくらんぼってこんなにおいしいのか!と。山形では誰もが気軽に食べられるものでしたが、当時おもに西日本に住んでいた自分にとっては、めったに出会うことさえない、まさに高嶺の花でした。今回は、ゼロから創らない戦略を教えてくれるというすんごい本を紹介します。

✅この記事でわかること

  • 「イノベーション=新しいものを作る」という誤解が壊れる
  • 今すぐ使える“儲かるビジネスの考え方”
  • 新規事業・副業・起業に直結する思考法

【1.本書の紹介】


イノベーションという言葉があります。

 

何か画期的なものを発明するようなイメージがあると思います。

 

しかし、イノベーションというのは、必ずしも全く何もなかったものから、何かを創り出すものではありません。

 

一般的には、組み合わせと言われています。

 

しかし、現在のイノベーションと言われるのもは、組み合わせだけではないようです。

 

さて、イノベーションを駆動するためには、何が必要なのでしょうか?

【2.本書のポイント】

「テクノロジー的に新しいかどうか」ではなく、「そのテクノロジーが、どれだけ確実に、そして広く、人間の欲求を満たせるか」が問われるのです。


任天堂の動きは参考になります。彼らの製品は基本的には「新しさ」ではなく、「楽しさ」で支持されています。

 

「新しいテクノロジー」や「新しいマーケット」ではなく、「仕入れ」と言う視点の重要性が浮かび上がってきました。そして、実は、本書で紹介する企業たちは、この「仕入れ」を再発見してきた企業たちなのです。


「道具を売る事業が有利」ということではなく、「ツルハシの供給が潤沢な市場で安く仕入れて、需要過多によりツルハシの希少性が高い別の市場で販売する」


産業資本は、価値創造を目的としているもので、商業資本は、価値移転を通じた利潤を目的としているものだといえます。


革新とは未来の価格体系の先取りであり、革新企業はこの未来の価格体系と現実の価格体系との差から利潤を獲得するのである。

 

人間の普遍的な欲求を満たすために、外部経済に残されたままのリソースを発見、再定義し、そのリソースを活用する新たな仕組みを設計することが、価格移転を事業に埋め込むことの本質です。


社会課題解決の営みは、資本主義の論理から一定の距離を取り、社会保障や医療において達成された「脱商品化」や、さらには「コモン」や「社会的共通資本」といった考え方をヒントにしながら、政府やコミュニティー、そしてフィランソロピー(社会貢献活動)を中心として支えるべきなのかもしれません。

 

「私たちは今、発見が減り、新しいデバイスが減り、「ヒーロー」が減る未来に直面している」と語り、多くの点で成長スピードが低下し、これを埋め合わせるために「世界の金利は、かつてないほど、低水準低い水準に戻っている」と指摘しています。


自然選択プロセスに鑑みれば、「資本」は、最も効率的に利潤を得られる収益性の高い領域から、順に価値移転を進め、次第に重く、複雑な領域と進出するでしょう。


「最近30年で起こった技術革新の大きなものとして、バイオや遺伝子技術」があり、「そこにイノベーションにつながるテーマがある」と指摘します。

【目次】

第1部 イノベーションにおける「ゼロイチ」信仰の罠
第1章 テクノロジーとマーケットの「創造の罠」
第2章 「仕入れ」の視点で、事業を捉えなおす
第3章 価値移転を、事業に埋め込む

第2部 巨大事業に隠れた6つの型
第4章 高給取りを追わず、埋もれた人材を囲う
第5章 新しくつなげずに、今ある人間関係を動かす
第6章 一等地に陣取り、流れ込む人をさばく
第7章 新しくつくらず、眠るモノを動かす
第8章 創作に固執せず、ありもの知財で新たな価値を生む
第9章 データは買わずに、集めるもの

第3部 価値移転の「ジレンマ」と「フロンティア」
第10章 「限界」と「原罪」を理解する
第11章 次のイノベーションはどこから生まれるのか
第12章 エッセンスを振り返る

 

 

【3.本書の感想】

価値を創造するのはイノベーションで、イノベーションするためには、組み合わせが大事だなんて風潮が今でも続いていると思います。

 

ここで、力説しているのは、簡単に言うと貿易ですね。

 

安い国で仕入れて、高い国で売る。

 

これが、植民地時代を見てわかるように、実は、世界的に実施されてきました。

 

今は、電話帳のデータ(LINE)、友達のデータ(Facebook)、空き家のデータ(Airbnb)というデータを欲しい人に活かすことが大きなビジネスになっています。

 

近年のITの発達により、今までになかったサービスも登場しています。

 

自分の空いた時間でバイトができるタイミーなどはその典型だと思います。

 

これから何かビジネスを始めたいと思っている方は、何か新しいものを創るという発想ではなく、今あるものをどう活かすかという発想が重要です。

 

この本では、過去にさかのぼり、人はどのようにお金を稼いできたのかを振り返り、現代のビジネス、そしてこれからの有望市場を提案しています。

 

新しいビジネスをお考えの方、今のビジネスがうまくいっていない方には大変参考になると思います。

 

ぜひ、読んでみてください!

 

 

【4.関連書籍の紹介】

カオナシユーチューバーやってみませんか?

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作家も戦略的にがんばれば、新人賞取れるかもしれません。

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ビジネスをかんがえるなら、是非参考にしたい本です。

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ヒットしている物語の作り方がわかります。

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最後までのお付き合いありがとうございました!