今週のお題「わたしのコレクション」
今日も良い本をたくさん集めました。今回の本は、「あなたの未来を自分で作る方法」を教えてくれるというすんごい本を紹介します。(笑)
【1.本書の紹介】
最近、未来を予測する類の本がたくさん出版されています。
時代の変化が激しいですし技術の変化も激しいので、少しでも将来を予測して、自社がどうしていくべきなのかを様々な企業で検討されています。
よくよく考えると、世の中とビジネスについては考えている人が多いですが、自分の未来を真剣に考えている人はとても少ないのではないかと思います。
この本では、自分の未来を自分のなりたい未来にする方法が書かれています。
さて、自分の理想とする未来を叶えるにはどうしたらよいのでしょうか?
【2.本書のポイント】
いつでも最初の一歩が一番難しい。そしてその一歩とは、未来が決まっていないという事実を理解することだ。そして次のステップは、自分の未来は自分で作れるという考え方を受け入れること。あなたには、未来の自分を想像する力がある。そして最後のステップは、行動を起こすことだ。
未来の心配は、つまるところ単なる「心配」でしかない。 過去とは単なる記憶ではない。私たちは過去に支配され、誤った決断を後悔し、失われたチャンスを諦めことができない。
あなたにとってのなりたい自分が現在の自分という事になる。
「現在のあなた」を、最高バージョンの「未来のあなた」に変える。
日々の行動の積み重ねで、理想の未来を実現することができる。
大切なのは、他の人に自分の未来を決めさせないということだ。未来を他人に任せにすると、必ず悪い結果につながる。あなたには自分の未来を決める力がある。その力を使うかどうかは、すべてあなた次第だ。
人々が未来について語るときは、たいてい2つの間違いがある。1つは、未来はすでに決まっていて、私たちはただ為す術もなくそこに向かっていくだけだと考えること。もう1つは、未来は現在とは似ても似つかない姿をしていると考えることだ。 未来は現在ととてもよく似た姿をしている。
フューチャーキャストで大切なのはとにかく動くことだ。実際に行動し、その勢いを頼りにさらに行動を重ねていくことが、このプロセス全体の鍵になる。
あなたには人が必要だ。チームが必要だ。
フューチャーキャストとは、理想の未来を思い描き、自分を前に進めてくれる3つの力を見つけ、そして理想の未来に到達するまでの具体的なステップを考えることだ。
未来とは、そこを目指す努力のことであり、そこに至る旅のことだ。
未来の明確なビジョンが描けたら、次のステップはそのビジョンを他の人に話すことだ。
誰を知っているかということが、自分の未来を決める最も大きな鍵になる。
お金は単なる概念に過ぎないということだ。人々が「価値がある」と合意したことがお金になっている。
ステップ1で未来の自分を想像し、ステップ2で未来を実現する助けになってくれる力を見つける。人、ツール、専門家の3つの力だ。そしてステップ3では、未来から過去を振り返り、未来に到達するために必要なプロセスを考える。
バックキャストでは、まず目標まで半分の地点を想定して、そこに到達するまでの具体的なステップを考える。 目標まで半分の地点が決まったら、そこから逆算してさらに半分の地点を考えるこれが少し先の時点だ 少し先の目標が決まったら、次に決めるの月曜日にすることだ。このプロセスを始めるために、今すぐにできることを考える。
自信が持てなかったり、他人から否定されたりするのは、むしろ理想の未来が近づいてきている証拠なのだ。
ある種の未来は、場所を移動することが求められる。
自分がテクノロジーをコントロールする方法を学ぶことができる。この「コントロール」が、理想の未来を手に入れる上で欠かせないツールだ。
常にスキルを増やしていくという姿勢も求められる。
悪夢は脳にとって一種のストレステストのようなもの。夢を見ている脳は最悪のシナリオを想定して、この状況どう解決するかあなたに問いかけている。
大きな恐怖を小さく分割すれば、すぐ起こせること行動が見つかる。
10%ずつ積み重ねていけばいいんだ。それが最初の一歩になる。
【目次】
日本語版まえがき
第1章 未来のあなたを見つける、あるいは、
なぜヒューチャリストが自己啓発本を書こうと思ったのか第2章 未来について今まで聞いたことは全て間違っている
第3章 フューチャリストのように考える方法
第4章 未来はあなたが思っているよりもコントロールできる
家とお金の問題を解決する第5章 未来はローカルだ
理想の職場に就職する第6章 未来を決めるのはテクノロジーではない。
あなたが未来を決める第7章 暗黒の未来を考える
第8章 未来へ向かって前進する
【3.本書の感想】
理想の未来が叶えることができる気がして、ワクワクしてきました。(笑)
一番大事な自分の未来なのに、今までどこか人まかせというが、成り行きまかせな部分があったと思います。
なぜなら、具体的に自分の未来を作るという発想を持っていなかったからです。
今までで教えてもらった未来を作る方法といえば、「いい学校に行っていい会社に入る。」これが日本人の未来の作り方ではなかったでしょうか?
一方企業では、未来の予測、つまり世の中の技術が、人口動向が、気候変動がというような事はよく語られています。
人の生活はどうなるのかということは盛んに検討されていますが、肝心かなめの「自分の未来」が抜けていたことに気づきました。(笑)
人の未来をどれだけ予測しても、そこに自分が関係ないのであれば、その未来って意味がない気がしてきました。
自分の未来の作り方と、社会の未来を予測するやり方は似ていますが、大きな違いがあります。
それは、自分が行動したら、自分の未来へとすぐにつながるという事です。
自分の行動が未来につながる。
そのためのプロセスがこの本で理解できます。
自分の未来を人から決められるのではなく、自分の未来を自分で決めて、自分で作っていきたい人は是非、読んでみてください!
【4.関連書籍の紹介】
大リーグで活躍中の大谷翔平選手はこれで夢を実現しました。
習慣から自分を変えていくならこれ!
幸せな人はお金と働くバランスをどう考えているのでしょうか?
アイデアをそのままにするのではなく、まずは実験してみましょう!
アイデアを実践し、素晴らしい結果を残しました。そのヒントが理解できます。
成果を上げて、バリバリ働きましょう!
好きなように働いても、人生はうまくいくという1例です。
最後までのお付き合いありがとうございました!