京都のリーマンメモリーズ

京都で働くサラリーマンです。東寺や書籍の紹介をします。

【書評】最強の時間 ブライアン・トレーシー かんき出版

今週のお題「体調が悪いときの過ごし方」
体調が悪いときは、寝ます。何もできないので取り合えず寝ます。しかし、何もせずに寝てしまうというのは、とてももったいない時間の使い方でもありますね。私たちにとって最も大切なものの1つである時間を最強にしてくれるというすんごい本を紹介します。(笑)

【1.本書の紹介】

時間の使い方、生産性向上について書かれてている本はたくさんあります。
 
実際、本を読んでみて言われることは理解できても、実際に行動にむずびつかない事も多いと思います。
 
この本では、どのようにすれば、時間を効率的に使い、生産性の高い行動がとれるのかを教えてくれます。
 
さて、時間を効率的に使うには一体どうすればよいのでしょうか?

【2.本書のポイント】

時間を管理するタイムマネジメントは、人生を管理するライフマネジメントと同じだ。
 
効率的な時間管理と高い生産性は、自分の人生を大事に思い、1分1秒に価値を置くことから始まる。
 
4つのD
「Desire 欲求」 自分の時間を自分で管理できるようになって効率性を最大限に高めたいと、本心から望む気持ちがないといけない。
「Decisiveness 志」 時間の管理に有効なテクニックを実践し、それを習慣にするという志がないといけない。
「Determination 決意」 どんな誘惑にも負けずに時間を効率よく使えるようになるという決意。
「Discipline 自制心」 これは成功を握る要素だと思って欲しい。生涯にわたって時間を効率よく管理していくためには、じぶんで自分を律する必要がある。
 
自分は時間を管理するのが得意だという自己概念の人は、自分のことを「几帳面で生産性が高い」と思う。こういう人は、生活や仕事のほとんどを自分の手でコントロールしている。
 
そういう人(理想の人)になったつもりで行動するだけで、要領がよくなったような気持ちになる。
 
自分の価値観に即して生きていると、エネルギー、熱意、創造力が絶えず湧いてくる感覚を覚える。
 
人生における最大の目標はこれだ
 
仕事に関する最大の目標は○○だ
 
家庭に関する最大の目標は○○だ
 
時にゆっくり考える事が大事(ダニエル・カーネマン ファスト・スロー) 
 
心から幸せを感じて満たされるには、自分のこと以外の何か、世の中の人の生活や仕事に変化をもたらす何かを成し遂げる事を目指す必要がある。
 
常により良い方法を探す。
 
仕事で最高の力を発揮するためには、「スロー思考」が欠かせない。だから、毎日少なくとも30分は、目標、計画、取り組んでいることの進捗について、振り返る時間を作ろう。朝いちばんの日課とするのがお勧めだ。じっくり考える。計画を立てる。夢を思い描く、創造力を使うと言った時間を設けるのだ。
 
自分とはどういう人間なのか?何をしたいのか?それを成し遂げる最善のやり方は何か?といったことを日頃から考えるクセをつけてから出ないと、偉大なことは成し遂げられないということだ。
 
バンフィールドによると、優れた働きをする人は、10年20年かなり先の未来について考える時間を設け、その頃の生活や仕事がどうなっていたいかをはっきり認識している。
 
自分の望む方向が定まっていなければ、そこに到達するスピードは上がらない。
 
プランを立てることに1分費やせば、実行の時間が10分減ると覚えておこう。
 
PERT図で管理するようになれば、やり遂げられる仕事の数が増え、かつ工程間のトラブルや衝突が少なくなる。
 
あなたにある何よりも素晴らしい能力は、考える力だということを忘れないで欲しい。前もってじっくりと物事を考えぬく力が重要。事前に考えてプランを立てることに時間をかけるほど、よりよい結果をより早く手にできる。
 
寝る前にリストをまとめれば、眠っている間に無意識がリストの内容を精査してくれる。そうして朝目覚めると、リストアップしたことの達成に役立つアイデアやひらめきが生まれることが多い。

【3.本書の感想】

人によって様々な生活環境があるとは言え、人に与えられている時間は皆平等で、1日24時間です。

 

この時間をどう使うのかは、私たちの自由です。

 

時間もお金も人生においては、とても大切なものです。

 

時間とお金の決定的な違いは、時間は未来に向けて貯蓄ができないことです。

 

時間は、毎日必ず消費されて残りません。

 

そして、取り戻すこともできません。

 

だから、私たちの命は、時間そのものです。

 

自分はどういう人生を望んでいるのか?

 

その望む人生に向ってどのように進み、何よりも大切な今を充実した気持ちで生きているのか。

 

そんなことを再度考え直すきっかけになります。

 

この本は、時間を有効に使うために、効果的な方法を教えてくれています。

 

普段、何もしないうちに時間だけが過ぎていったと後悔することが多い人は是非、こちらを読んでみてください!

 

最強の時間

【4.関連書籍の紹介】

 

短時間で成果を最大にする方法です!

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そう、自分の時間には限りがあります

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どうしてドイツ人は時間の使い方が上手なんでしょう?

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ブライアン・トレーシーのこちらも、良い作品です!

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最後までのお付き合いありがとうございました!