京都のリーマンメモリーズ

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【書評】自分の時間  アーノルド・ベネット  三笠書房

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今週のお題「デスクまわり」

わたしのデスクまわりはUSB電源コードが増えています。スマホ、腕時計、スピーカー、充電池などなど、USBから電気を充電するものが増えてきました。もう、電気のない生活は考えられないようになりましたね。電気のおかげで便利になりましたが、忙しくもなったのも事実だと思います。今日は、人生で一番価値のある時間について慧眼を与えてくれるすんごい本を紹介します。(笑)

【1.本書の紹介】

皆さん、時間について考えたことがありますでしょうか?
 
人生は、自分に与えられた時間でできています。
 
時間はとても貴重なもののはずですが、知らず知らずのうちに無駄にしているというのは多々あると思います。
 
さて、人生を充実させるには、どのように時間と付き合うと良いのでしょうか?
 

【2.本書のポイント】

人生のすべては、時間の利用の仕方で決まるのだ。
 
24時間という与えあれた時間の中で、充実した快適な1日を過ごせるように生活を調整する際に心得ておくべきもっとも重要な事は、そうすることがいかに至難の業であるか、そのためにいかに多くの犠牲を払い、倦まずたゆまず努力し続けなければならないかを、冷静に悟ることである。
 
時間というのは前借して浪費することができない。
 
大多数の人が知らなければならない重要な事のひとつは、知的な能力は絶えざる激しい労働にも絶え得るということである。手や足のような疲れ方はしない。必要とするのは、睡眠は別として、対象の変化だけである。休息ではない。
 
自分の思考をコントロールするのだ。そうすべく努力してるうちに人生の厄介事の半分は取り除かれてしまう。
 
1日のうちいつかは時間を割いて、ぜひとも内省の習慣を実行していただきたい。
 
人生とはすなわち好奇心であり、この好奇心を満たすものは日常の習慣や生活の場にあふれている。
 
精神を陶冶する際の最も重要な要素の一つは、まさにこの努力感でなのである。一方ではやり遂げたと思い、他方ではやりたくないと思う、心の中の葛藤がが大事なのである。
 
自分が読んだものについて、少なくとも45分くらいかけて、注意深く、しんどくなるくらいに反芻してみないなら(最初のうちは恐ろしく退屈なものだが)、せっかくの夜の90分も無駄に費やされたものだといっても過言であるまい。読書は要するに、どんどん読み進めてはいけないのである。
 
人はそれぞれ自分の人生について真剣に考えない限り、本来なしえる事もなしえないのである。
 
夜の時間帯を利用して何かをやる際、まず「自分の好みに合った、心の底からやりたいと思う事」から始めなさい、という事である。
 
【目次】
訳者序文
まえがき
第1章 この考え方が1日1日に奇跡をもたらす
第2章 もっと知的好奇心に満ちた生活をつくろう!
第3章 1日24時間の枠を最大限に生かすには?
第4章 自分の精神・肉体を養うための「内なる1日」
第5章 週3回分の夜90分が、あなたの心を豊かにする
第6章 「情熱と活気に満ちた1週間」を作る秘訣
第7章 思考を集中するひとときをもつ
第8章 「内省的な気分」を大切にする
第9章 「知的エネルギー」はどうやって生まれてくるのか
第10章 「原因と結果の法則」を頭に入れる
第11章 読書好きなあなたへ
    ー人生に大きな「利息」を生むアドバイス
第12章 財布にはまっさらな
    24時間がぎっしりと詰まっている
訳者解説

【3.本書の感想】

自分に与えあられた24時間をいかに活かすかで、人生は変わってきます。
 
時間は、今しかなく、前借りすることも過去の時間を取り戻すこともできません。
 
例えば、誰にも邪魔されない時間は、考える事に使う事が有効な時間の使い方であり、電車で新聞を読むのはやめなさいと言っています。
 
私は、新聞を読んでいます・・・(笑)
 
自分の人生を充実させるためには、時間を無駄にしないことが必要ですね。
 
この本には、時間の使い方に関しての金言やヒントがたくさん詰まっています。
 
たまに、この本を読み直すことで、実りある人生になると思います。
 
とてもいい本です。
 
充実した人生を送りたい方は是非、ご覧ください!

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自分の時間

【4.関連書籍の紹介】

時間を大切にしましょう。

www.fukuikeita21.com

人生の終わりを考えた時、今何をすべきかが見えてきます。

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南雲先生は大人気。

www.fukuikeita21.com

コツコツ努力を積み重ねることが大切ですね。

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最後までのお付き合いありがとうございました。

 

【5.三笠書房編集部より】

三笠書房編集部さんよりリツイートして頂きました!

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三笠書房編集部さんありがとうございました!