京都のリーマンメモリーズ

京都で働くサラリーマンです。東寺や書籍の紹介をします。

【書評】時間最短化、成果最大化の法則 木下勝寿  ダイヤモンド社

今週のお題「試験の思い出」

自分にとっての試験の思い出と言えば、高校受験、大学受験を思い出しますが、社会人になっても未だ様々な試験があります。社会人になると、勉強する対象が様々なので、勉強仲間を作り辛く孤独な勝負になりがちですね。孤独な戦いでは、勉強のコツや頻出問題の情報などが得にくいので余計に学習が進みません。そんな中、時間を最小にして成果を最大にする方法を教えてくれるというすんごい本を紹介します。(笑)

 

【1.本書の紹介】

この題を見ると、いわゆる成功本のようなイメージですが、実は、その通りです。(笑)

 

私たちは、今まで、様々な事を経験してきていますので、例えば、何か効率的に進めようとした時、それまでの経験の中から選びます。

 

しかし、時代は変わり、様々なツールが出たり、新たな研究結果が出ていたりします。

 

自分のやっていることが常に正ではなく、最新の効果的な方法を学んだり、実際の成功者には謙虚にそして愚直に学ぶことが大切ですね。

 

では、時間最短にして成果最大にするにはどうしたらよいのでしょうか?


【2.本書のポイント】

成功している社長は、アイデアを10個思いついたら、10個実行していた。

 

その場ですぐやるか、すぐ出来ない場合はいつやるかをその場で決める。  

 

成果=スキル×思考アルゴリズム

スキルは3倍程度しか差はつかない。

思考アルゴリズムは50倍もの差がある。

 

10回新しいことを始めれば9回は失敗する。しかし、1の成功の積み重ねが 今日のユニクロを作っている(柳井正)

 

絶対に成功できる唯一の方法がある。それは「他人にはできないこと」をやること。「難易度が高いこと」または「めんどうくさいこと」だ。

 

「めんどうくさい。チャンスだ!やろう」

 

商品を作るのが仕事ではなく、お客様に伝わるまでが仕事。

 

プロ経営者が最も優れているのは、画期的な経営戦略を立てることより、何があってもお客様目線を持ち続けられるという「意識」の部分なのである。

 

仕事とは一生懸命にやることではなく、お客様の役に立つこと。

 

急ぎの仕事は女性、長期の仕事は男性に依頼。

 

世の中でうまくいっている人は、常に目的を見直し、目的への最短ルートを探している。

 

目の前の仕事だけをやっていると、目標達成する新しい方法が次々生まれていることに気づかない。気をつけるべきなのは、既存の戦略や戦術が日々古くなっているかもしれないということだ。

 

目標を立てる際は「実感しやすい数値」を立てる。例えば「人生は80年」ではなく「人生は29220日」と考えた方が「1日1日を大切に生きよう」という気持ちが強くなる。

 

今日やるべき仕事を決める際は、目標と期限から逆算して 優先順位を毎日見直す。多くの人は「昨日の続き」をやろうとするが、それは「仕事」ではなく「作業」だ。なぜなら、仕事とは目標を達成するためにやるものだからだ。

 

他者認識の欠点は自分の欠点と受け入れ、認識すること。

 

人間の体は、現実であろうとなかろうと、イメージしたことに反応するのだ。

 

肯定文に含まれている単語は「やった方がいいこと」なので、プラスのイメージが連想され、そのイメージに反応して無意識に動作や行動が変わる。

 

不確実なものを見通せるようにするのがプロの仕事だ。

 

関連性を数字で見るのが まさに アルゴリズムだ。因果関係があるものは、数値化すると成功確率が分かる。

 

1年以内に1億円の利益を稼ぐ方法を1時間集中して考えて欲しい。

 

「人が成功するかどうかに物理的要因は一切関係ない」

「どんな人でも『誰に』『何を』伝えるかを適切にやれば成功できる」

 

嫌われたからといって必ずしも自分が悪かったり、間違っていたりするわけではない。これから人に好かれようが嫌われようが、正しいと思うことを貫こうと決めた

 

幸せはお金で買える。

お金で不幸は避けられる。

 

忙しさをコントロールするコツ

①「忙しい」と感じたら、逆にやるべき仕事量や作業量を「3倍」に増やす。その後、元に戻すと暇に感じる。

②もっと忙しい人を見る。すると「忙しいと思っていたけれど、所詮 あの人の1/3だ」と思うと、少なくとも忙しさのイライラは無くなる。

 

成功したら幸せになると思っていたけど、実は幸せは足元にある

 

【目次】

プロローグ 短時間で成果を上げ続けるための黄金法則
第1章 すぐやる人の思考アルゴリズム
第2章 必ず目標達成する人の思考アルゴリズム
第3章 ノーミス人間になる思考アルゴリズム
第4章 自分で考え行動する人の思考アルゴリズム
第5章 成功者の思考回路をコピーする
エピローグ 今日から「できる人」へ変身するあなたへ

【3.本書の感想】

成功するには、徹底的にイメージすることが大事ですね。

 

例えば、自分の目標が成功する事であれば、成功した自分をしっかりイメージして、行動を起こすこと。

 

行動を起こしても失敗しますが、目標は成功することなので、次に違う方法を考えイメージして行動する。

 

こんな事を繰り返すことができるのが、成功者と言われる人たちです。

 

我々は、一生懸命やれば神様も味方になってくれて、1回で大成功するようなイメージを持っています。

 

だから、一度挑戦して失敗すると、自分が全否定された感じがして、もう2度と挑戦しません。(笑)

 

ここで再度挑戦するかしないかが、成功するしないの分かれ道になります。

 

成功したいのであれば、目標、目的を考え続けて、挑戦していく必要があります。

 

できるなら、長時間かけて戦うよりも、短時間で勝負したいですね。

 

そのためにも、時間を最短化し、成果を最大化する方法を書いたこの本を是非、ご覧ください!

 

人生が変わるかも知れません。

時間最短化、成果最大化の法則

 

【4.関連書籍の紹介】

人生には限りがあります。人生を無駄にしない為に是非ご覧下さい。

www.fukuikeita21.com

デスクをきれいにすると、時間が儲かるかもしれません。

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口で長々と説明するよりも、数字を見せて、即、行動して頂きましょう。

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仕事の速い人は、何をしているのでしょうか。

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最後までのお付き合いありがとうございました!

【5.なんと著者より】 

著者の木下勝寿いいね!とリツイートを頂きました!

木下勝寿さんありがとうございました!