今週のお題「好きなスポーツ」 ということで、もし魔術というスポーツがあったら、世界のエースを務めること間違いないと言われる著者が書いたすんごい思考法の本を紹介します。(笑)
【1.本書の紹介】
未来が見えなくて困っている方はいませんか?
実は、私も見えなくて困っています。(笑)
しかし、未来は見えなくても、半歩先なら見えるかもしれません!
なんと、時代の寵児と言われる落合さんが、半歩先を読む思考法を紹介されています。
さて、落合さんは、一体、どんな思考法をしているのでしょうか?
【2.本書のポイント】
諦めさえしなければ青春は続くし、後悔からくるこじらせたような歳の取り方をしてはいけない。
習慣の中に取り入れることでしか変わらないし、好きなものを拾い集めることでしか旅路が見えてこないし、ここの老化を止めるには自分の好きな部屋で小さな発見を繰り返すしかない。
一瞬先は常に闇なんだ。幸福なんてなくていい。存在価値を見いだせ。常に自分を変えていけ。震えろ、狂え、戦え。矛盾がお前を強くする。それでもと言い続けろ。それが若さだ。
記憶を永遠に引き延ばすために写真を撮ることは忘れない。
「休息率=(ストレス回復/休息時間)」を高めるには
1.休んだ記録をできるだけ残す
2.風呂とトイレの時間の休憩を活用する
3.20分以下の睡眠をとる
4.社会科見学の気分でレポートを書きながら過ごす(願望)
生存戦略は、若くて体力があって脳もまだ体力が残っている間に面を貼ってできるだけ多くの領域に自分の世界観を作ることを目指すこと、そして、その領域の中で断捨離していくことなのかなあと思っている。
大学に必要な知は「今日、明日、今、常に新しい事を考えている人が教えうる場所」であるということ。
お客さんにも「不思議に思って、探索して、発見して」ということを共に行うというマインドセットを作ってから入ってもらうことで顧客満足度が上がるという話を聞いた。
指標化されているものに価値があることは認めながらも、指標化されない物を探し続けることに重きを置きたいと思って生きている。
定期的に無知を体感することが重要だ。定期的に素人になることとも言えるかもしれない。
理解されるのを待って行ったら薄まってしまう、成功するまでやっていたら動けなくなってしまう。
「疲弊で目に映るすべてのものに興味がなくなってから」というのはここ1、2年のこと。
物化する計算機自然と対峙し、質量と映像の間にある象形や情念を反芻する(落合陽一アーティストステートメント)
「自然と調和するアートとテクノロジーのサイクルを作り上げ、人の多様性を拡張し、万物と共感覚の結びつきを持つような社会を作る」(落合陽一目標)
【目次】
はじめに
第1章 「平成」という
永い修行を経て、
「令和」ヘの全力疾走
第2章 さよなら
青春のインターネットの
日々よ
第3章 草鞋を複数履きながら
走る日々を
実現するには?
第4章 誰かに理解されるより先に
次の行動に移すこと
第5章 ぬか漬けにした
ピーターパンからは
日本の匂いがするだろうか?
第6章 天気の奴隷に
ならないために
【3.本書の感想】
どうでした?
難しかったですか?
落合さんの1日のスケジュールは、朝の6時30分~26時30分まで詰まっています。(笑)
忙しすぎて、感情が動きにくくなるほどです。
本当に忙しい人は、感情が鈍くなるんですね。
個人的には、最近忙しいな~と思っていましたが、落合さんのスケジュールを見ると、自分の予定が屁のように感じてしまいました。(笑)
大学教授や国の仕事で多忙を極めながら、創作活動に打ち込むその体力と志は、素直にすごいと思います。
この本は、我々の数倍忙しく数倍のスピードで脳が働いている方の思考に触れることが出来る貴重な本であるとも言えます。
今、日本にこんな天才がいるという事実、その天才を過去の事としてではなく現在進行系で感じられる幸運を感じて頂きたいと思います。
時代の先端を行くメディアアーティストを是非感じてください!
【4.関連書籍の紹介】
落合さんと小泉進次郎さんの対談あります!
思考シリーズその1
思考シリーズその2
思考シリーズその3
思考シリーズその4
思考シリーズその5
思考シリーズその6
思考シリーズその7
最後までのお付き合いありがとうございました!
【5.落合さんからリツート!】
くま子さんがツイッターに紹介して頂いたものを落合陽一さんがリツートして頂きました!
ちなみにクマ子さんのブログはこちらです。
www.norikuma2.comクマ子さん、落合陽一さんありがとうございました!