京都のリーマンメモリーズ

京都で働くサラリーマンです。東寺や書籍の紹介をします。

エクスポネンシャル思考 齋藤和紀 大和書房

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エクスポネンシャルとは指数関数。
 
最近はよく、「指数関数的に成長してます」とか言いますが、人類の人口の増え方(採集民族時代から将来)のグラフが指数関数になっています。
 
初めはジワジワと増えたかどうだかわからないくらいのものだったのが、そのうちものすごいスピードで増えていく様子です。
 
カールツワイルは2045年にシンギュラリティーが訪れると言っています。
 
私達は、そんな速度が倍増している時代に生きているので、昔ながらの考え方は早く捨てて、今を一生懸命生きる事が大切だと語っています。
 
著者はバリバリ理系の方ではないようなので、とても読みやすくわかりやすい本です。
 
ポイントは以下
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 シンギュラリティーとは、国家や社会や生命と言うレベルを超えてテクノロジーが驚異的なスピードで無限の進化を始めるポイントである。もし仮に、2045年前後にシンギュラリティーが訪れるとすれば、残り30年を切っていますから、今を生きる私たち世代が最後の現生人類となる可能性があります。
 
エクスポネンシャルなスピードの凄いところは、今がすごいのではなく、この後さらに成長が加速していくと言うところです。写真で言えば、今後「写真」と言う概念すらなくなるでしょう。
 
ありとあらゆるビジネスに訪れる「6人の死神」6つのポイント(デジカメの例)
Digitizationデジタル化(デジカメの発明)、Deception潜行(コダック幹部ですらおもちゃだと思った)、Disruption破壊(デジカメの破壊的な普及)、Demonetization非収益化(フイルム事業は赤字に)、Dematerialization非物質化(フィルムは世の中から消え、カメラも消えつつある)、Democratization大衆化(写真は無限に増殖し、シェアされ、削除される)。
 
今私たちがスマートフォンからアクセスできる情報量は20年前のアメリカ大統領よりも多いと言われています。
 
誰でも簡単に情報にアクセスできるようになった結果、「ものを教えると言うことの価値」は完全に変わりました。
 
日本の知的ワーカーが、人工知能に仕事が奪われることを呑気に心配している一方で、膨大な数の知的ワーカーがインドやアフリカを中心とした第三国から生まれます。
 
その「移動する家」が破壊するマーケットは、思いもよらない新幹線や飛行機といった大量輸送産業の可能性があるんです。
 
そもそも人類にとって何が一番価値あるものでしょうか。カールツワイルはそれを「時間」だと定義します。私は、地球人類単位で見れば太陽から降り注ぐ「エネルギー」であると考えます。
 
イーロンマスクは「ぶち上げ型」で事業を進める天才です。最先端技術ではなく技術の価格が下がったところにプロジェクトをぶち上げ、資金を投入します。
 
この時代に生きるのであれば、傍観するだけのオブザーバーではなく、自ら未来を創り、良いシンギュラリティを積極的に起こす側に立つイノベーターになるべきです。
 
私がいうエクスポネンシャル・テクノロジー俯瞰力は、技術系・非技術系に関係なく、人として、組織のリーダーとして必須の教養であり能力です。
 
かつては一生かけて挑戦し、ほんの一握りの人だけしかなしえなかった事業の成功が、今は人生の中で失敗を恐れることなく、何度も何度も挑戦できるようになっている。
 
イノベーションは「すごい技術」からは起こりません。技術の価格が劇的に下がり誰でも使えるようになるポイントにイノベーションが起きるのです。
 
自分自身が所属するコミュニティ全体の結びつきが強くなることを望む。
 
自らを生きているコミュニティの中に置き、助け合いの扶助に入れ込むことことの方がセーフティネットとしての価値が大きいのです。
 
こういう社会の方が楽しい、これがすごくいい、私はこれが好きだと言った強い情熱からなる「ワクワクするプロジェクト」でなければ人はそれを共感し、応援し、体験したいとは思いません。
 
バカげたアイディアも、技術の進歩が劇的に加速することで可能になるし、自分で全部やらなくても100人の仲間を集めることによって実現することができます。
 
失敗を恐れず、10%よりも10倍を目指そう!
 
外を見よう、既存の専門性の枠は崩壊してる!
 
世界規模で考える、世界は70億人でまわっている!
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時代が大きく変わろうとしている今だからこそ、今までと同じ事を当たり前にこなすのではなく、新しい事や未来に目を向けて新しい事をやっていくべきであるとそんな風に思いました。
 
確かに、自分が思っていたよりも技術はどんどん進んでいます。
 
すると、今までは、無理だと思っていた事が、いとも簡単にできるようになる可能性が出てきます。
 
そんな変化をしっかりキャッチできたら、新しいビジネスチャンスをつかむ事ができそうだと思いました。
 
指数関数的とは、ある地点から急に伸び始めること。
 
そしてその勢いが止まらないこと。
 
アラフィフの自分が、今、そんな成長をしている事を願います。(笑)