京都のリーマンメモリーズ

京都で働くサラリーマンです。東寺や書籍の紹介をします。

本を読む本 M.Jアドラー C.V.ドレーン(著) 外山滋比古 槇美智子 (訳) 講談社学術文庫

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この本は、とても有名な本で、いつか読みたいと思っていた本です。
 
書店で見つけた時、やった!と思い、文庫本だったので値段は見ずに買ってしまいました。
 
後で驚いたのは、文庫本なのに1,000円(税込み)を超えているんです!
 
最近、文庫本も高くなっていますが、高いヤツは、たいてい分厚い物だと思います。
 
普通のボリュームでこの価格はなんだろう・・・中身とは違う所で考えさせられました。
 
この本によると、本を読むには4段階が有ります。
 
必ずしも、すべての本をすべて読む必要はなく、大抵は第1,2段階までで読むかどうか判断します。
 
第1のレベルは初級読書、第2のレベルは点検読書、第3のレベルは分析読書、第4のレベルはシントピカル読書と言われます。
 
サラリーマンである我々は点検読書をする事で、限られた時間の中で内容をある程度理解するべし。
 
そういう読書を勧めています。
 
ポイントは以下になります。
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新トピカル読書は、最も報われると言う所の多い読書活動であり、苦労して学ぶだけの価値のある、極めて有益な読書技術である。
 
点検読書1ー組織的な拾い読みまたは下読み
1.表題や序文を見ること
2.本の構造知るために目次を調べる
3.索引を調べる
4.カバーに書いてある謳い文句を読む。
5.その本の要とは思われるいくつかの章をよく見ること
6.所々拾い読みしてみる。特に最後の2、3ページは必ず読む。
点検読書は本を調べながら読むのだから注意力と集中力を必要とする極めて積極的な読書である。
 
点検読書2ー表面読み
難解な本に初めて取り組む時はとにかく読み通すことだけを心がける。すぐには理解できない箇所があっても、考え込んだり語句調べに手間取ったりしないで先に進むのである。
 
読んでいる間に質問すること。その質問には、さらに読書を続けている間に、自分自身で回答するよう努力すること。第2レベル以上の読書の技術は正しい質問を正しい順序でする習慣をつけることである。
 
1.全体として何に関する本か
2.何がどのように詳しく述べられているか。
3.その本は全体として真実か、あるいはどの部分が真実か
4.それにはどんな意味があるのか
良い本は読者にとって難解である。難しい位の本でなくては読者にとって良い本とは言えない。
 
実践的な本には、「べきである」「当然である」「良い」「悪い」「目的」「手段」などの言葉が頻繁に出てくるので、そこから正体を見破る事もできる「~がなされるべきである」「~が~をする正しいやり方である」などの言い方をするのは実践的な本である。これとは対照的に、理論的な本は「~である」とだけ言い続ける。
 
この本が全体として何を言っているのか手短に言えと言われると、途方に暮れてしまう読者が多い。簡潔な表現で述べる力が一般に欠けているせいでもあるし、分析読書の規則を無視しているからである。だがやはりこれは、読者が、表題と同様、筆者の序文にほとんど注意を払っていない証拠であるのだ。
 
著者の問題としている点は何であるかを知る。

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そんなに分厚い本ではないですが、深く為になる事を主張しています。

 

文庫本にしては、高いだけの事はありますし、沢山の人が推薦するだけの中身があります。

 

 ぜひ、この本を読んで、読書の方法を今一度点検して頂けるとよいのではと思いました。

 

驚くことも多いですが、とても内容はしっかりしています。

 

しっかり内容が掴めたら私とは異なり、いろんな人に自慢できる本になると思います。

 

ちなみに私は点検読書レベルしか読めませんでした。(笑)