京都のリーマンメモリーズ

京都で働くサラリーマンです。東寺や書籍の紹介をします。

【書評】「後回し」にしない技術 「すぐやる人」になる20の方法  イ・ミンギュ  文響社

今週のお題「お花見」

今年のお花見のタイミングは、いきなりやって来た感じがしますね。今年のお花見のように、心の準備ができていないと、後回しにしてしまいがちです。でも、後回しにしてしまうと、タイミングを逃して残念なことになってしまいます。いつもやってしまいがちな「後回し」にしない技術を、教えてくれるというすんごい本を紹介します。(笑)

 

 

【1.本書の紹介】

「後回し」にしよう。

 

これは、よくある事だと思います。

 

そして、この一時の快楽ともいえる行動回避によってその後、よけいな苦労や嫌な思いをした経験も、皆さんお持ちだと思います。(笑)

 

後回しは良くないですね。

 

それは、わかっていることだと思います。

 

わかっているけど、出来ない。

 

だから、後回しなんですね。

 

ついついやってしまう後回し。

 

そんな後回しをしない技術とは、一体どうすることなのでしょうか?

 

【2.本書のポイント】

勉強ができない学生とよくできる学生、不幸な人と幸福な人、失敗した人と成功した人、その違いは一体どこにあるのだろう?ズバリ、実行力だ。

 

成果= 力量 ✕実行力

 

実行力は生まれつきの資質ではなく、学んで練習すれば誰でも開発できる、一種の「技術」だ。

 

質問を投げかけてこそ、答えを見つけることができ、優れた質問をしてこそ、優れた答えを得ることができる。質問は常に答えより重要なのである。

 

最高の経営者、戦争で勝利を導く将軍、偉大な政治家・・・・彼らは皆、ある意味で怖がりだ。彼らは怖がりだからこそ、実行中の仕事で想像しうる最悪の状況を予想し、これに対する代替案を準備する。

 

実際に頭の中で リハーサルをするだけでも、悪い習慣が消える可能性が高まる。

 

ベストタイミングは常に「いま」だ。

 

人生で最も破壊的な単語は「あとで」

 

最も良いアイデアは点、常に作業する過程で出てくる。

 

意欲がわかないことに手をつける最も良い戦略は、まず小さなところから始めてみることだ。

 

実際は、意欲がなくて始められないのではなく、始めないから意欲はわかないのだ。

 

目標は大きく持っても小さな単位から始めよう。 それが成功したら、次の単位に移ろう。

 

人間を最も奮い立たせるのは締め切りだ。

 

人間は時間があるから仕事をするのではなく、締め切りに合わせて仕事を始める。

 

人生で近道を探す最も確実な方法は、先を歩いている人に道を尋ねることである。

 

尋ねないのは学びたくないということであり、助けを求めないのは切実に望んでいないのと同じだ。

 

人間は本当に重要だけれどもやりたくない仕事(頭を使わなくてはならない仕事)がある時、単純な仕事(頭をあまり使わなくてもいい仕事)をすることで、ストレスから逃げようとする傾向がある。

 

価値の低い仕事をいくら 一生懸命にやっても無意味

 

【罪の意識を持たずに「NO!」と言える10の権利】

① 自分の行動を主体的に決め、責任を負う権利がある。

②自分の判断に対して、説明や言い訳をしない権利がある。

③ 誰かに手を貸すかどうかを自分で判断する権利がある。

④ 考えが変わったら、いつでも約束を取り消す権利がある。

⑤ 常に完璧である必要はなく、たまには失敗する権利がある。

⑥ 知らないことを「私は知らない」という権利がある。

⑦相手から受けた行為と関係なく行動する権利がある。

⑧ 非合理的または即興的に決定する権利がある。

⑨ 暇であっても「忙しい」という権利がある。

⑩嫌なことはきっぱりと「関心がない」という権利がある。

 

効果的な人ほど未来の視点に立って点価値を生んだり、効果の高い仕事を選ぼうとする。

①自分が今どんな仕事をしているのか?

②自分がしている仕事は成果や共同にどれほど直結しているのだろうか?

③自分がしていることで成果に結びつかない、あるいはかえって妨げになるものは何か?その代わりに今後もっと力を注ぐべきものは何か?

 

小さなことを、1つだけ選ぼう。そして、今日すぐに実行に移ろう。あしたも、 あさっても、しあさっても、毎日1つずつだけ実行しよう。 

 

【目次】

prologue  すぐに行動に移す人先延ばしにする人

第1章 決心する
第2章 実行する
第3章 維持する

epilogue 毎日1%だけ、昨日と違うことを実行しよう

【4.本書の感想】

今すぐやりましょう!(笑)

 

やるかやらないかの考えるヒマがあるとダメですね。

 

どちらにせよ、やらないといけないものは、さっさとやりましょう。

 

大きな仕事や考える仕事など、なかなか手を付けにくいものがありますが、仕事を細かくして、1つ1つ終わらせることが大事ですね。

 

この本には、1冊を読もうと思うのではなく、1行を読もうと思うべきだと書いてありました。

 

マラソン選手は、目先にある電柱までは頑張ろう、その電柱を過ぎたら次の電柱まで頑張ろうというくらいの短い目標を繰り返し、42.195Kmという果てしないゴールを達成すると言います。

 

私達が実際にやる事に対しては、欲張ってたくさんやるのではなく、まずは謙虚に少しだけやることを意識していきましょう!

 

常日頃から、後回しで困っている方は是非読んでみてください!

 

「後回し」にしない技術

 

【4.関連書籍の紹介】

仕事が速い人のコツがわかります。

www.fukuikeita21.com

シリコンバレー的習慣本です。

www.fukuikeita21.com

習慣は、この本がベストです。

www.fukuikeita21.com

最後までのお付き合いありがとうございました!