京都のリーマンメモリーズ

京都で働くサラリーマンです。東寺や書籍の紹介をします。

【書評】国民総株主 前澤友作 幻冬舎 4月30日まで!

今週のお題「ラーメン」

ラーメンと言えば「うまかっちゃん」です。インスタントラーメンなのに、「とんこつってこんなにおいしいのか!」と驚いた記憶があります。小学生のころ、毎週、土曜日はうまかっちゃんを作って食べていました。今思うと、わりと質素なお昼ご飯だったなと思っています。この度、もうインスタントラーメンなどに縁のない、大金持ちの前澤さんが、カブアンドという会社について本を書きました。なんと、この本を買うと、株引換券100枚がもらえる!というすんごい本を紹介します。(笑)

 

【1.本書の紹介】

NISAやiDeCoが人気になっているようですが、もともとその日暮らしの人にはそもそも預けるゆとりがないですね。
 
しかし、この本を買えば、株引換券がついてきます。
 
引換券がもらえる有効期限は4月30日です!
 
もし、株引換券に興味のある方は、この本を買ってみてください。
 
書店に行くとビニールで覆われた本がありますので、ちょっと異様な感じです。
 
本にシリアルコードが記入されたチケットが入っています。
 
古本で買ったらおそらくチケットはついていません。(笑)
 
さて、前澤さんは、株券をみんなで所有してどうしようと思っているのでしょうか?

【2.本書のポイント】

私どもがやろうとしていることが、資本主義を民主化して、一般の消費者も恩恵を受けられる社会の実現です。
 
「与える側」と「もらう側」に分かれてしまったら、もうダメだと言うことです。そうではなく「同じ船に乗って、みんなで成長させていく」モデルの方が、持続性があって大きくなりそうだなと思うようになりました。今49歳で、人生の半分を生きてきましたが、今のところの結論はそこです。
 
カブアンドは、当初6つのサービスを提供しますが、その後もいろんな展開が考えられます。今は電気やガスなどの生活インフラ系が多いのですが、インベスタマー(お客様兼株主)が成り立つのであれば、いろんな領域で様々な挑戦ができると思っています。宇宙とか、ロボットとか、核融合とか、夢みたいな事業にみんなで投資してみるのも楽しそうです。
 
もちろん営利事業を営みながら利益を拡大させ、株主価値を最大化させていくことも重要ですが、せっかく集まったインベスタマーの皆さんと、社会的に意義のあることや、意味のある取り組みに、「ドラゴンボール」の「元気玉」のように力を結集させて、世の中にインパクトのあることをしていきたいと思います。
 
国民総株主になる世界では、経営者には「共感力」や「巻き込み力」が必要になります。政治家やインフルエンサー、アーティストが持っているような「感情に訴えかけるパワー」です。もしかしたらアーティストとかクリエイター、インフルエンサーが次世代の経営者として活躍しまくる時代になるかもしれません。
 
僕はアートが好きなので、「その国、この伝統や文化的価値」みたいなものがなくなってしまうことに、危機感を抱いています。「らしさ」がなくなったら、もうみんな「どんぐりの背比べ」になってしまう。「らしさがない」=「価値がない」ともいえます。
 
僕が思う「日本らしさ」とは何なのか。その1つに、日本人の協調性や利他の精神が挙げられると思っています。そして、この特徴が「国民総株主」の世界にフィットする気がしています。
 
大事なのは「世界中の人が来たくなるような国かどうか」「素晴らしい人がいるかどうか」「生活が洗練されていて、無駄がなく品が良いか」、何より「国として他国から尊敬されるかどうか」な気がします。世界の国々を通じて評価して、物差しで比べるようなデータに自由しては、本質を見誤ると思います。
 
本書を書き終えて、今感じていることが、この資本主義社会の中で、資本主義にやや洗脳され、やや甘やかされつつも、そこから脱出したいと願う潜在的な欲求と、1人ではなく、多くの他者とならば、脱出とまでは行かなくとも、どこかに存在していそうな、資本主義のその先にある楽園のような世界にたどり着けるのではないかと言う期待です。
 
カブアンドというサービスが、何をどこまで変えられるのかは分かりません。何もかもはできなくとも、「株を持つ=資本を持つ」と言うことについては、広く多くの皆さんに体験していただける気はしています。
 
資本を持って、主体的に経済に参加する。
他人事ではなく、自分事として経済に参加する。
 
【目次】
序章 お金配りは、もうしません
1章 目指せ! 国民総株主
2章 株主を増やす作戦を考えました
3章 お金配りの功罪
4章 みんなが「株主」になったらどうなるか?
5章 僕は「世界平和」を実現させたい
おわりに

【3.本書の感想】

この本にはチケットがついています。

 

QRコードを読んで、株引換券をもらいました。

 

株引換券なので、今の段階では株でもなく、価値があるものではないですが、過度に期待をせず保管しておこうと思います。

 

気づいたら大金になっていた!なんていう夢を何度か見ることができたら、もうそれで本代1500円の元を取ったと思います。

 

今まで、前澤さんはお金を配っていたことはご存知だと思います。

 

本当にお金をもらえた人もいれば、詐欺に引っかかった人もいると思います。(笑)

 

今回は、引換券はもらえるのようなので、前澤さんから何をを得たい、前澤さんの夢に共感したいと思っている人は是非、この本を買って、そして前澤さんの考え方をよく確かめてください!

 

【4.関連書籍の紹介】

会社を買うのも手堅い方法ですね。

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最後までのお付き合いありがとうございました!