京都のリーマンメモリーズ

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【書評】ジェームズ・クリアー式 複利で伸びる1つの習慣   ジェームズ・クリアー  パンローリング

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【1.本書の紹介】

習慣に関する本は世の中に数多くありますが、この本はその中でも、最も素晴らしい本の1冊だと思います。

 

この本の素晴らしいところは、まず、習慣とはどのようなものなのかを分析し「行動変化の4つの法則」で考え、努力で習慣化するのではなく、仕組みとして組み込んでいるところです。

 

仕組み化するコツは、習慣化したい行動を、まずはハードルをとても低いところから始めるということです。

 

逆に、悪い習慣をやめる為には、ハードルを上げることがポイントとなります。

 

さて、良い習慣が続くために、また、悪い習慣をやめるためには、具体的にどうしたら良いのでしょうか? 

【2.本書のポイント】

習慣とは、自己改善が複利の利子を生んでいくようなものである。

 

「最小習慣」という言葉の意味は-小さくて行いやすいだけでなく、信じられないような力の源でもある日常的な練習やルーチンであり、複利的に成長する仕組みの構成要素である。

 

習慣が作られると、脳の活動レベルは下がっていく。

習慣は、経験から学んだ心のショートカットである。

習慣は自由を制限しない、自由を作り出している。

習慣を身につけることで、将来したいことを、もっとたくさんできるようになる。

 

習慣の積み上げの公式は-「〈現在の習慣〉をしたら、〈新しい習慣〉をする。」

・瞑想。毎朝コーヒーをカップに注いだら、1分間瞑想する。

・運動。仕事用の靴を脱いだら、すぐ運動服に着替える。

 

人は物を選ぶとき、それが何かというより、そこにあるからという理由で選ぶことが多い。

 

環境づくりが効果的なのは、周囲との関わり方に影響するからだけでなく、誰もが環境づくりなど滅多にしないからだ。ほとんどの人が、他人が作ってくれた世界に生きている。

 

全く新しい環境へ行くことができない時は、今の環境を見直したり、配置を変えたりしてみよう。仕事、勉強運動、娯楽、料理のための場所を分けるのがいい。効果的なモットーは、「ひとつの場所に、ひとつの使い方」である。

 

私たちを動かすのは、報酬の実現ではなく、報酬の予測である。

 

私たちは習慣を魅力的にする必要がある。そもそも行動する気にさせるのは、報酬となる経験への期待だからだ。これには、この抱き合わせ(テンプテーション・バンドリング)として知られる戦略が役に立つ。

 

習慣の積み上げ+魅惑の抱き合わせの公式は次のようになる

1〈現在の習慣〉をしたら、〈必要な習慣〉をする。

2〈必要な習慣〉をしたら、〈したい習慣〉をする。

 

「正しいことを行いやすい世界を作るには、どうしたらいいだろう」最も大切な行動が、最も行いやすい行動となるように、あなたの生活を作り直そう。

 

習慣は入り口であり、目的地ではない。

 

悪い習慣を断つ最善の方法は、実行困難にすることである。

 

悪い習慣の場合、すぐに現れる結果はたいてい愉快なもので、最終的な結果は不愉快なものだ。良い習慣の場合はその逆である。すぐに現れる結果は愉快ではないが、最終的な結果はうれしいものだ。

 

最善の方法は、長期的に見返りのある習慣にほんの少しの即時的な楽しみを付け加え、逆に見返りのない習慣には即時的な痛みを少し加えることだ。

 

ではどうやって自分に合う習慣を選べばいいのか?

自分には楽しいのに、他の人には仕事だと思えるものは?

時間を忘れてしまうものは?

普通の人より良い評価を得られる分野は?

自分にとって自然なことは?

 

良い選手は、他のみんながプレイしている試合に勝つために努力する。偉大な選手は、自分の長所を活かし、短所を避けられるように新しいゲームを作り出す。

 

人と比べるより、自分の可能性を生かすことに力を注ぐ方が生産的である。

 

最も一貫性のある結果によれば、モチベーションを維持し、願望を最大限にかなえる方法は、「ちょうどいい難しさ」の作業に取り組むことだと言う。

 

優れた人になる唯一の方法は、同じことの繰り返しに、いつまでも魅了されることだ。

 

退屈に恋をしなければならない。

 

成功は到達すべき目標でも、ゴールラインでもない。改善の仕組みであり、果てしなく改良し続けるプロセスである。

 

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【目次】

はじめに

基本  なぜ小さな変化が大きな違いをもたらすのか

第1の法則  はっきりさせる

第2の法則 魅力的にする

第3の法則 やさしくする  

第4の法則 満足できるものにする

さらなる戦略 改善するだけでなく、本物になるには

 

【3.本書の感想】

習慣化する為にいろいろ試して来たつもりですが、まだ、試してみたことがないものがありました。

 

習慣化は、その仕組みをどう作るかというのが問題で、なかなか習慣化しないと言うのは仕組み作りを間違っているのだそうです。

 

例えば、いきなり「明日から毎日5キロ走るぞ!」というのはダメだそうです。

 

習慣化していく順番は、「ランニングシューズを履く→10分間歩く→10,000歩歩く→5キロ走る」ということで、最初はハードルを限りなく下げる事がポイントなんですね。

 

私でも、毎日ランニングシューズを履くことならできそうな気がします。(笑)

 

私は、最近の筋肉ブームに乗って、マッチョになる為に、この秋からスポーツジムに通っていますが、かなり頻繁に通っています。

 

なぜなら、苦しいことはあまりしていないからです。(笑)

 

何をしているかというと、たいていお風呂とサウナに入っています。

 

本書のルールに当てはめるなら、マシンで鍛えた(必要な習慣)後、サウナ(したい習慣)をするとなっています。

 

知らず知らず、本書のルールにハマっていました。(笑)

 

だから、スポーツジムに行く習慣が出来てしまったんですね。

 

私も、いずれは、マッチョマンになれそうな気がしてきました。(笑)

 

逆に、悪い習慣をやめる為には、難しくするというのがあります。

 

テレビを見たくないのであれば、テレビを見た後、コンセントを抜いて、押し入れに収納してしまう事が有効です。

 

著者は、執筆に専念する必要があり、大好きなソーシャルメディアを見ないために、ソーシャルメディアの暗証番号を助手に管理してもらっていた事があります。

 

私の経験では、タバコをやめることで苦戦していた時の話ですが、タバコがどうしても吸いたくなったら、タバコとライターを買いに行き、久しぶりの1本は必ず不味いので、残りのタバコとライターを捨てる。また吸いたくなったら、またタバコとライターを買いに行って、1本吸って残りは捨てる。ということを繰り返していました。その甲斐もあってタバコをやめることができました。

 

悪い習慣を行うのが難しくするというのは確かに1つの方法だと納得しました。

 

この本には、良い習慣を始めるヒントが盛りだくさんです。

 

この中から1つでも2つでも試して頂いて、自分にあった良い習慣を始めて見て下さい!

 

良い人生は良い習慣から。

 

より良い人生を送りたいと思う方は是非、ご覧下さい!

ジェームズ・クリアー式 複利で伸びる1つの習慣

【4.関連書籍の紹介】

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最後までのお付き合いありがとうございました!