京都のリーマンメモリーズ

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【書評】「やりたいこと」も「やるべきこと」も全部できる!続ける思考  井上新八 ディスカヴァ―トゥエンティワン

今週のお題「餅」

今年は餅つき大会に参加して、つきたてのお餅を食べました。すり大根に醤油をかけて食べました。昨年まではコロナで餅つき大会が中止となっていました。これからは、毎年餅つき大会が続くことを期待しています。続くといっても、自分の習慣については、困った事に長続きしない場合が多々ありますね。今回は、続けることが趣味になるくらいに、続けるコツを教えてくれるというすんごい本を紹介します。(笑)

【1.本書の紹介】

新年になると、今年は○○を続けます!なんて宣言する人が多いと思います。

 

さて、それは年末までずっと、継続することができたのでしょうか?

 

たいていは、3日坊主で終わったりします。(笑)

 

なぜ、継続できないのかというと、新年という期待感高まる場には、それにふさわしく、ちょっと難しかったり、すごいね!と言われたりするようなことを宣言してしまうからだと思います。

 

今までできなかったことが、年が新しくなったくらいでできたら、そちらの方が不思議ですね。

 

継続したくても、継続できなくて困っている人が多いのが実情だと思います。

 

では、継続するためには、いったいどうすればいいのでしょうか?

【2.本書のポイント】

毎日5分だけやることで、「やれない」は「やれる」に変わる。これは小さな毎日の行動変革だ。まず大きな山を「小さな5分」に変換して考えよう。
 
セットにするのは、「忘れない」以上の効果もある。最大の効果は「ついでの力」を利用することにある。
 
月に1度でよいような事は、「毎月○日に」と考えるよりも、「毎月第一木曜日」とか、「月初の会議のある日」とか、曜日や定期的にある行動などとセットで考えた方が、定期的にきちんと実行しやすい。
 
続けるために欠かせないもの。それが「記録」だ。「記録」は継続を踏む。「記録」さえすれば、既に「継続」は実現しているのだ。「記録」するだけで、誰でも「続ける」ことができるようになる。「記録」で「続ける」をコレクション化するのだ。
 
「小さなこと」をゲームのように積み上げて、1日の大事なこととやっておきたい。すべてのことを朝飯前に終わらせる習慣だ。このルーティンを徹底して続けるようになって、私の人生の充実度は爆上がりした。
 
朝全てを終わらせれば、1日の充実とは何倍にも増す。
 
大事なのは「毎日やる」と決めておくこと。別にやらない日はやらなくてもいい。
 
やめなければ続く。どうやったらやめないでいられるか?それって実は「いつやめてもいい」って思うことだったりする。
 
「忙しい時に何やってんの」って思うようなことをする。仕事以外の「生きる」ことをきちんとする。それらは全部心を失わないためにある。
 
脳を休ませるには脳が拒否しないような、無駄なことをするのが良いと脳科学では言われている。無駄なことをして脳を動かしておく。これが脳を疲れさせない方法だ。
 
遊びや挑戦していることについても、明日はこれをやると言う小さなゴール1行メモに残しておく。何か1つ、翌日に「小さな冒険」を仕込んでおくと、それだけで明日が楽しみになる。
 
「気の進まないこと」「面倒で厄介なこと」に向き合うためには、「小さな達成感をゲームのように積み重ねていくことだ。
 
仲間が集められなくても、スタッフや資金を集めるのが難しくても、1人でコツコツ積み上げていくっていうことは、時間さえ作れば誰になってできる。
 
どんなことでも自分の頭で考えてやれば面白くできる。これは仕事でも何でもすべてのことに通じる考え方だ。
 
誰にでもできる大したことないことを、誰もやらない位に積み重ねる。これが遠くまで行くことができる唯一の方法だ。
 
「続ける」ことを阻むもの、飽きる、忘れる、面倒になる、いろいろあると思うけど、最大の敵は「目標を達成する」だ。
 
達成は次のゴールへの「出発点」
 
実は一見意味がなさそうなくだらないことこそ、続けることで、とんでもない価値が生まれる「チャンス」が眠っている。
 
「やりたくない」「苦手」だなんて、ただの思い込みかもしれない。ちょっとだけ入り口を工夫してやるだけで、苦手ではなくなる可能性がある。
 
苦手なことや、やりたくないことを続けた先にはとてつもない力が眠っている。
 
見つけたら記録するものを1つ持っておく。それだけで世界は楽しくなる。そして「好きなもの」は、記録によって勝手に生まれてくる。
 
どうしても「好きなことが見つからない」って人は、とりあえず普段やっていることの記録から始めるのはどうだろうか。余計な事は考えずにただ記録するだけ。
 
ない時間は作るしかない。そんな時は、これだ。
1日5分でいいからやる!
ない時間は朝作る!
 
【目次】
プロローグ
はじめに
Chapter0 続けることで「夢中になれること」を見つける
Chapter1 続けることへの「苦手」をなくす
Chapter2 続けることは「仕組み」がすべて
Chapter3 続けることで「やり抜く力」は身につく
Chapter4 続けるだけで「自分は変わる」
Chapter5 続けることで「夢中になれること」を見つける
Chapter6 続けたなかで「見つけたもの」
EPILOG 続けることからはじめよう
あとがき

【3.本書の感想】

著者は、何年も続けていることがたくさんあります。

 

続けるコツは、小さくすることです。

 

次に、何かとセットにしてやることです。

 

そして記録する事です。

 

時間が足りないときは、朝に時間を作ります。

 

すべてのルーチンを朝にやってしまいます。

 

しなくてはいけないことを朝やってしまう事で、そのあとは気持ちが楽に好きなことに打ち込むことができます。

 

継続することは、それだけで素晴らしいと思います。

 

継続して記録する事で、何か好きなことが発見できるかもしれません。

 

この本は、3日坊主で困っている人、いい習慣を継続したい人にはとてもお勧めの本です!

 

新年から新しいことを始めようと思っている方は、ぜひ、今からこの本を読んで、新年からスタートダッシュができるように準備してください!

 

「やりたいこと」も「やるべきこと」も全部できる! 続ける思考 

 

【4.関連書籍の紹介】

契約金1000億円の大谷翔平さんも、このメソッドで大リーガーの座を勝ち取りました!

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習慣本で一番のお勧めです!

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ベンチャー続出のアメリカ西海岸の習慣本です。とてもいいですよ!

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嫌でも体が動く方法を試してみませんか?

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成功者の習慣をマネしてみませんか?

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飲酒の習慣がある方、ぜひどうぞ!

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最後までのお付き合いありがとうございました!

【5.なんと著者より!】

著者の井上新八さんからコメント頂きました!

井上さんにリポストして頂きました!

井上新八さんありがとうございました!