#新生活が捗る逸品 ということで、人の心を変えることが捗るすんごい本をご紹介します。(笑)
【1.本書の紹介】
人を説得するには、かなりの修行が必要だと思っていませんか?
実は、そんなことはありません。
この本を読めば、あなたも簡単に人を説得出来るようになります!
さて、人の心を変えるにはどのようにしたら良いのでしょうか?
【2.本書のポイント】
力ずくで押すのではなく、変化を妨げる障壁を取り除く働きをする。その特別な物質は「触媒(カタリスト)」と呼ばれている。
人は何かを禁止されると、かえってそれがやりたくなることがある。
自分で選びたいと思っている。
禁止されていることをするのは、主導権を取り戻す簡単な方法でもある。
質問には、相手が自分の答えに責任を持つようになるという効果がある。
人間は首尾一貫していることを求める習性がある。
人間には未知のものを過小評価するだけでなく、既に持っているものを過大評価するという傾向もある。
物の価値を高めているのは「所有」という感覚だ。
何もしないことのコストを明らかにすれば、現状維持も実はコストがかかっているということに気づいてもらえる。
「『グッド』は『グレート』の敵だ。グレートな学校がないのは、グッドな学校を既に持っているからだ。グレートな政府がないのは、グッドな政府が既に存在するからだ。グレートな人生を手に入れる人がほとんどいないのは、グッドな人生で満足するのがあまりにも簡単だからだ」(ジム・コリンズ)
誰もが気に入らない情報をフィルターにかけたアプリの中で暮らしている。
同じ考えの人だけで集まり、同じ考えのメディアだけから情報を収集する。これは昔からあった検証だが、近年のテクノロジーの進化でさらに拍車がかかってきた。
人間には、自分の考えを裏付けるような情報だけを信じる傾向がある。
相手との距離を縮める方法は3つある
1.移動可能な中間層を見つける
2.小さなお願いをする
3.現状打破のポイントを見つける
変化の触媒になるカタリスト は、全ての人を変えることは目指さない。彼らが狙うのは、自分の製品やサービスを「痛み止め」だと思ってくれる人達だ。
製品、サービス、アイディアも、分からない部分が多ければ多いほど価値は低く評価される。
試行可能性とはお試しで簡単に経験できるかどうかということだ。
試行可能性を上げる鍵は次の4つ
1.フリーミアムを活用する
2.初期投資を削減する
3.発見を後押しする
4.取消可能にする
考えを変えるのでも、態度を変えるのでも、あるいは行動を起こさせるのでも、変化の触媒であるカタリストは、次の5つの障害を取り除く
■心理的リアクタンス
人は押されたら押し返す。人に命令したり説得を試みたりするのではなく、仲介になる存在を間に入れて、相手が自分で自分を説得するようにする。
■保有効果
人には現状を維持したいという欲求がある。という効果を和らげるには行動を起こさないことのコストを明らかにし、何もしないことは思ったほどコストがかからないわけではないと気づかせる。
■心理的距離
人は自分とかけ離れたものには反対する。あまりにも遠くにある考え方は拒絶の領域に属するために切り捨てられる。ここでは距離を縮め、小さなお願いから始め、フィールドの反対側に連れてくるというテクニックが有効だ。
■不確実性
疑いは変化を妨げる。一時停止の状態から人を再び動かすには、不確実性を取り除くといい。試してみるのが簡単になれば、買う確率も上がる。
■補強証拠
ある種の物事はより多くの証拠を必要とする。焼香さらに補強する証拠を見つけ、複数のリソースを活用して翻訳の問題を克服する。
【目次】
Prologue 人の心を動かすカタリストとは
第1章 心理的リアクタンス 相手に自分で自分を説得させる方法
第2章 保有効果 行動を起こさせないことのリスクを相手に気づかせる方法
第3章 心理的距離 小さなお願いから始めて相手の考えを変える方法
第4章 不確実性 心理的ハードルを下げて購買に誘導する方法
第5章 補強証拠 証拠を重ねて相手の心を動かす方法
Epilogue 心を動かすテクニックの最先端
【3.本書の感想】
確かに、禁止されるとかえってやりたくなることはありますね。
例えば、「ラーメン禁止だ!」
こう言われると、不思議なことに、頭の中に美味しいラーメンが浮かんで来ます。(笑)
これは、誰にでも共通することなので、理解しておいて損はないですね。
子供に対しても、どうしても力ずくで押し付けてしまいますが、禁止されると反発する気持ちが芽生えるようです。
そこを理解した上でうまく伝えないと、親が正しいと思って言った事であっても、逆効果になってしまいます。
子供が反発する理由は、正しい正しくないからではなく、本能的に主導権を取り戻す事になるからなんですね。
この本は、人を説得する際に、そして、物事が円滑に進むように、また、モノやサービスが売れるために、知っておくべき事が書かれています。
しかし、たくさんの人が、これを知ったらこの本の意味がなくなりますね・・・
この本は読んではいけません!
この本は読んではいけません!
もう一度繰り返します。
この本は読んではいけません!
さて、この本を読みたくなりましたでしょうか?(笑)
【4.関連書籍の紹介】
効率よく伝えるには、ここに出てくるフォーマットを使うと簡単です!
コピーライターの練られた言葉を楽しんでください。
文章を生業としている人でも、伝えることに苦労しているんです。
ほめることで、伝えるという技術があります。
リーダーシップで人を動かす技術があります。
わかりやすく伝える技術がわかります。
最後までのお付き合いありがとうございました!
【5.出版社より】
かんき出版@SNSチーム発足さんからいいね!を頂きました。
かんき出版@SNSチーム発足さんからリツートして頂きました!
かんき出版@SNSチーム発足さん、ありがとうございました!