相手に伝わる文章、欲を言うなら相手が感動する文章を書きたいですね!
【1.本書の紹介】
この本の著者は、ベネッセコーポレーションに入社し、高校生に小論文の指導をする仕事をしていましたが、その後、独立を果たされました。
独立後、糸井重里さんのインターネットサイト「ほぼ日刊イトイ新聞」で「おとなの小論文教室」の連載していますが、これが人気コーナーとなっていて、現在でも続いています。
現在は、書くことを教える立場ですが、やはりそこにたどり着くまでには、高校生の小論文を始め相当な量の文章を読まれています。
文章をたくさん読むというのも、文章が上達する道の1つですね。
コロナ禍の影響を差し引いたとしても、最近、直接人と会って話をしたり、電話で会話をしたりする機会が減っていませんか?
最近は、メールやSNSといったツールが発達したため、直接話すということが少なくなってきたように思います。
それにもかかわらず、自分が書いたメールの文章を読んでみると、思っている以上に文章が硬かったり、つまらないなーと感じている人はいませんか?
います。
それは、私です。(笑)
文章で、雰囲気や気持ちまで伝えるのは、とても難しいですね。
だから、絵文字やスタンプのような気持ちが伝わりやすいものが発達しているのだと思います。(≧▽≦)
最近は、メールやSNSが発達し、これほど文章で会話をするようになったにもかかわらず、思い起こせば、その文章を書く教育はさほど受けて来なかったと思います。
なぜなら、メールやSNSは、私が学校を卒業してから流行ったものだからです。(笑)
かつては、手紙を重用する時代があり、手紙の書き方は少し習いましたが、今はほとんど書きません。
今は、メールやSNSと言うツールが便利なので、こちらばかり使うようになりました。
手軽に、たくさんの人に伝達できるようになりましたが、内容や気持ちが伝わらなくなって来ているのも事実だと思います。
では、自分の文章をよりよく理解してもらうには、どうしたらよいのでしょうか?
心を揺さぶる文章にするためには、どうしたらよいのでしょうか?
【2.本書のポイント】
文章の7つの要件を押さえる
1.意見 あなたが一番言いたいことは何か?
2.望む結果 誰が、どうなることを目指すのか?
3.論点 あなたの問題式はどこに向かっているか?
4.読み手 読み手はどんな人か?
5.自分の立場 相手から見た時自分はどんな立場にいるか?
6.論拠 相手が納得する根拠があるか?
7.根本思想 あなたの根本にある想いは何か?
文章を書く上で基本となる3要素
1.論点 2.論拠 3.意見
意見とは、自分が考えてきた「問い」に対して、自分が出した「答え」である。
多くの場合、問いは無意識の中にある。正体不明の違和感、引っかかりを抱えて、ある日、ふと、自分が何に悩んでいたのか気づくことがある。「問い」の正体が分かるだけで、ずいぶんすっきりする。だが、私たちは「問い」を意識しないまま、意見を言ったり、書いたりすることの方が圧倒的に多い。
意見しようと思うなら、必要なことを、知り、調べてから、責任の持てる範囲で書けば良い。見たり、聞いたり、調べていくうちに、自分の見解は、見えてくる。
学問も、問題解決も、「問い」の発見から始まる。だから、問題発見力は、大学入試でも高く評価されている。自分にとって切実な問い、解きたいなぞ、まだ形にならない違和感も、独自の創造の芽であり、かけがえのない価値がある。
小さくてもいい、志のあるものを書こう。
あなたが書きたいことで、あなたにしか書けないことで、結果的に人に歓んでもらえるというところから逸れないように、文章のゴールを設定していくといい。
双方にとって興味ある、新たな「論点」を発見しよう。
論点を制するものは文章を制すると、私は思っている。
読み手は、まだあなたの意見を読んでいなくても、問いの立て方だけで、あなた独自の見方・センスを感じるのだ。
論点と意見は、問いと答えの関係にある。
論点を疑問文にしておくと便利だ。
「しかし」「つまり」後も注意をしよう。
問題を多角的に見る
1.自分の体験・見聞を洗い出す
2.必要な基礎知識を調べる
3.具体的事例を見る
4.別の立場からみる
5.海外と比較してみる
6,歴史を押さえる(背景)
7.スペシャリストの視点を知る
文章を要約すれば、自他の根本思想がわかるのだ。
そうか!小論文とは、「なぜ」の文章なのだ。「なぜ」を考え、「なぜ」を書く。つまり意見と理由の文章なのだ!
自分の腑に落ちるまで、自分の生き方にあった言葉を探し、言葉を発見し、自分を偽らない文章を書くことによってのみ、読み手の心は動くのだ。
多角的にものを見るには、最低でも次の二つを実践する必要がある。
1.自分の立てた論に反論してみる。
2.対立する相手の「論拠」を押さえる。
「手紙」の方は、やる気を引き出すことを目指す。だから、気持ちを込めて書く。一方「要項」は、やることが分かることを目指す。だから客観的に書く。
良い発言をする人、また、会議の流れを変えるような発言をする人は、必ず、「いい問い」を持っている。
議題を「問い」の形にして、はっきりさせれば、あとは、議事録は書ける。
「問い」と、「答え」の間には、その問いをどんな手順・方法で検討したか?(会議の流れ)、その問いに答えを出す上で、何を大事にしたか?(記事の要点)を、優先順位を決めて、大きなものから3つ程度書けばいい。
会議やミーティングを成功させる秘訣も、文章と同様、「問い」にある。「問い」に着目した議事録が、書けるようになれば、自分が会議をするときも、議事進行をうまく切り盛りできるようになる。
「今年」の話をするなら「去年」のことを、「来年の戦略」に入るのなら「今期の戦略」を、「意見」が欲しいのなら「問題点」を。このような、ひとつ前のプロセスを読みてと共有しておくことが必要だ。
書き出しに、「以下は、あなたが今悩んでいる介護の問題の突破口になるかもしれません。少し長いけれど読んでみてください」と置くことだ。
読む気を引き出す文章の書き方
1.効能を示す
2.相手にとって切実・身近な話題とリンクさせる
3.タイムリーな話題とリンクさせる
4.面白そうな独自の世界を醸す
早いうちから、自分の意思を表現して打たれ、失敗を体の感覚にやき付けていかなくてはならない。表現力を磨き、成功体験を重ね、熟練して、自分の意思で人と関わっていけるようにしていくのだ。そういう自由を私は欲しい。そのための思考力・表現力の鍛錬なのだ。
自分にしか書けないもので、互いの潜在力が生かされる時、相手とあなたが出会ったことは意味を持つ。あなたが書くものは、相手にとってかけがえのない意味を持つのである。
あなたには書く力がある。
【目次】
●プロローグ 考えないという傷
●第1章 機能する文章を目指す
●第2章 7つの要件の思考法
●第3章 伝わる・揺さぶる!文章の書き方――実践編
●第4章 より効果を出す!テクニック――上級編
●第5章 その先の結果へ
●エピローグ あなたと私が出会った意味
【3.本書の感想】
引用したい部分はもっとたくさんあったのですが、あまりにも長くなってしまったので思い切って絞り込みました。(笑)
文章を書くというのは、やはり相手があってのものなので、読んでもらう人を意識して書くことが必要ですね。
この本を読むと、書くためのフォーマットというか、落としてはいけない項目がいくつかありますので、それは気をつけていきたいと思います。
文章を書くには、表現力という力が必要なのですが、その力が不十分なために表現で苦しんでいるひとがたくさんいます。
おそらく、私のように思うように文章が書けないという人は、今まで文章の書き方を学ぶきっかけがなかったのだと思います。
この本には、小論文の指導をベース力を蓄えた、書くこと、伝えることのスペシャリストが、文章の書き方をわかりやすく紹介されています。
文章力をアップさせたい方はぜひ、ご覧ください!
こちらも文章術になります。
一次情報を調べることの大切さが理解できます。
いろんな体験をしたらそのままではいけません。
アウトプットが大事です。
アウトプットするにはどうしたらよいかを教えてくれます。
相手にわかりやすく説明するにはどうしたら良いのでしょうか?
こちらは、説明することに悩みに悩んだ著者が発見した方法を紹介しています。
最後までのお付き合いありがとうございました!
【4.著者より】
著者の山田ズーニーさんよりいいね!をいただきました!
山田ズーニーさんありがとうございました!