京都のリーマンメモリーズ

京都で働くサラリーマンです。東寺や書籍の紹介をします。

【書評】会って、話すこと。  田中泰延  ダイヤモンド社

 

【1.本書の紹介】

前回のベストセラーは文章本でしたが、今回は、会話本になります。

 

世の中には、会話の本がたくさん出版されていますね。

 

それだけ会話に悩んでいる人が多いとも言えます。

 

しかし、これだけ多くの会話本が出版されても、一向に人々の悩みが解決する気配がありません。

 

どうして会話に困るのでしょうか?

 

ひょっとしたら、私たちは会話について何か捉え方を間違っているのかも知れません。

 

私たちは会話に何をもとめているのでしょうか?

 

それを良く考えてみる必要がありそうですね。

 

では、人と会って話をするという事は、本来どうあるべきなのでしょうか?

【2.本書のポイント】

わたしは、新しい発見、おもしろい出来事、大切なものは、いつも「あいだ」にあると思っています。

 

「わたしとあなたのあいだ」に何が生まれるのかを、知りたかった。 

 

ほとんどの人が会うなり 自分の事情を話し始める。

 

会話は、あなたにとっても、わたしにとっても、「外にあること」を話すためにある。

 

なぜ人は勉強する必要があるのか? それは世の中の「おもしろい会話」「楽しく盛り上がる話」のほとんどが、「知識」をベースにしているから。

 

人は「意見」をいくら 述べても賢くならない。また、人の意見に意見をぶつけても賢くならない。「意見の述べかた」について考えたならば、少しだけ賢くなれる。

 

話を逸らす力が会話の力なのである 日常会話のおもしろさは、【仮設に仮設を重ねる】ことにある。

 

相手が突然 提示した「ボケ」の姿勢を肯定し、現実から離陸した世界をお互いに発見する。 「ボケ」には「ボケ」を重ねる、会話の楽しさがこれに尽きる。

 

合理性を求める人とか、マウンティングしてくる人間は、「その人の常識」という 限定的な時間と空間の中にある 正しさを主張しているだけなのである。  

 

会話にオチはいらない。理想の会話とは、ボケにボケが重なって、もはや何について語っているのかわからなくなる状態であり、会話の参加者全員が「今、何の話をしてたんだっけ?」という状態になることである。

 

「知らんけど」は分かったようなことを言ってしまった時だけではなく、ボケをかました時の終止形にも使える万能な言葉である。知らんけど。

 

先生や親に言われたことを通して、「自分は社会常識を身につけたぞ」っていう子、知識を持った子から、順番にツッコミに回って行きますね。

 

無駄に聞こえることや、「本題」とやら と関係なさそうな話の細部にこそ、会話の神は宿るのである。

 

もしあなたが誰かに何かを伝えようとするなら、世界をどう捉え、世界とどう向き合うか、つまり 哲学を持たなければならない。

 

わざわざ コミュニケーションを取るのだから、あなたと相手が会話を交わした後は、会話する前より幸せになっていないと意味がない。

 

あなた自身が機嫌よくしていれば、あなたにとっての世界は機嫌がよいのだ。あなたができる最も身近な社会貢献とは、よい言葉とよい笑顔である。

 

辛かった場面を客観的に描写することで、相手は話を聞きやすくなるし、何より自分自身が少し救われるんです。辛いことをおもしろおかしく伝える技術って、生きる上で とても大切だと思います。

 

オンラインのダメさ というのは、「身体がない」ということに尽きる。 人は、人と会いたい。人間は、対話したときに生じる「自分と相手の間に生まれる何か」を感じたいのである。

 

言葉を有効に使ったものが権力や資本を手にする。それは現実だ。さらにそれは「書く」ことで文字になり、記録となり、典拠となった。

 

沈思黙考という四字熟語がある。よく見てほしい、真の思考とは、沈黙とワンセットなのである。

 

私たちは分かり合うことができない。たが、感じ合うことはできる。

 

今まで人生で出会わなかった共感を得た時、目の前にいる人間を世界の一部、自然の一部として捉えることができた時、私たちは共に自然の一部となって 生きることができる

 

最後の最後に、大事なことを言いたい。他人と話す前に、「自分と話せ」ということだ。まず、自分自身が自分と楽しく会話できなければ、他者と会話することはできない。

 

「教養のある人物」をわたしなりに定義すると、向かい合った時に

「私は何も知らない。世界はこんなにも広くて分からないです。そして我々は最後は死んじゃいます。なので 今、少し笑いましょう」

と感じさせてくれる人ではないだろうか

 

【目次】

はじめに

序章 なぜ「書く本」の次に「話す本」をつくったのか?

第1章 なにを話すか

第2章 どう話すか(とっかかり編)

第3章 どう話すか(めくるめく編)

第4章 だれと話すか

第5章 なぜわたしたちは、会って話をするのか?

おわりに

【3.本書の感想】

人はどうしても、何かをするとその答え的なものを求めるクセがあり、会話にも正解を求めているような気がします。

 

本当は、会話によって、自分たち以外のことで、共感したり何かが生まれることが大事なんですね。

 

何かが生まれる。

 

それはボケも同じことで、調子よくいっているボケ合戦を終わらせる必要は全くありません。

 

なのに、きちんと突っ込みを入れて終わらせる人がいますね。

 

確かに、突っ込みをまじめに入れてくる人は、教えられたことをまじめに学習してきた人だと思います。

 

ボケる方が、創造力が必要です。

 

ですから、これまでふざけているように思われていたボケが得意な人が、これからは、実社会でも評価が高くなるかもしれません。(笑)

 

この本の中に収録されている、著者田中さんと編集者今野さんとの会話は、面白さの空中戦と言いましょうか、ボケまくりで面白いです。

 

目の前で聞いたら、もっと大笑いしていたと思います。知らんけど。(笑)

 

今まで読んできた、いわゆる会話本ではまだしっくりと来ていない方、会話そのものの楽しみ方を知りたい方は是非、ご覧ください!

 

会って、話すこと。

 

【4.関連書籍の紹介】

著者の前作であり、著者の人生が大きくステップアップするほど大ヒットした本です!

www.fukuikeita21.com

今のところ、こちらは作者の人生はそれほどステップアップしていません。(笑)

げらげらグチる。楽しい働き方に効くグチ学 

 

(今週のテーマ)

私がハマったゲームはインベーダーゲームです。

今考えると、そんなに楽しくないような気がしますが、当時はゲームが出て間もなかったということもありとてもハマりました。

時代によって好き嫌いも変わるものですが、今でもインベーダーゲームは好きですね。

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最後までのお付き合いありがとうございました!

【5.なんと著者より!】

著者の田中泰延さんからいいね!とリツイートを頂きました!

田中泰延さん、ありがとうございました!

【6.なんと編集者より!】 

この本にも登場する編集者の今野さんよりいいね!とリツイートを頂きました!

 

今野良介さんありがとうございました!