個人→法人の切り替え基準、旅費規程や役員報酬の考え方など、実務の注意点をやさしく解説。グレーを避けて手取りを守る基礎。
今週のお題「最近いちばん笑ったこと」
先日、職場で40才代の社員に呼び止められ、「これ読んで」というので、彼のPCの文字を読もうとしました。「これは、文字が小さいから読めないだろう」と言うと「十分読めます」と言われました・・・老眼があっさりバレてしましました。(笑)老眼がひどくなる前に、税金については、学んでおきたいものです。今回は、ひとり社長になって、賢い節税を教えてくれというすんごい本を紹介します。(笑)
【1.本書の紹介】
【2.本書のポイント】
プライベートなら経費にはなりませんが、仕事なら経費になります。私の考えは、「1人企業家の行動にプライベートはない」というものです。つまり、すべてを仕事として捉えるのです。プライベートと仕事の境界線が曖昧な時間の費用を経費するには、客観的に仕事をしていたことを証明する必要があります。そこで有効なのがSNSの活用です。定款の事業目的に、自分の趣味や家族の趣味、将来的に展開したい事業などを幅広く記載しておくことで、その事業目的のために、「会社のお金を使う理由」ができます。給料が多ければ多いほど税金で持っていかれて、手元にはお金がそんなに残らないと言うことになるのです。そこで私は「いっそ法人を作って、副業のビジネスを法人の事業としてしまう」「社長は給料をもらわなければ良い」と言うプランを提案しています。自分の未来は自分で守るしかありません。そのためには、自分がお金を税金のことを勉強して賢くなる必要があります。賢くなることで、お金を節税のことに敏感になり、良いアイディアが湧いてきます。店舗型ビジネスでも、社長がどっかに行って何かを学び、それがビジネスにつながるのであれば、それは出張なのです。特に旅費規定の整備は重要です。これにより、出張手当の支給に関する明確な基準を示すことができ、税務調査の際にも説明がしやすくなります。交際費の対象となる相手の範囲がかなり広くなっています。法人の場合、「事業に関係あるもの等」の解釈がとても柔軟なのです。直接的な取引先だけでなく、間接的に事業に関わる可能性のある人まで含めることができます。法人税法では、賞金1億以下の中小企業の場合で年間800万円までの交際費は全額損金参入(経費として認められる)とされています。1人でカフェに入った場合でも、法人なら、条件によっては経費にできるんです。英会話スクールの費用は経費になるのか?法人の場合は経費できる可能性が高く、個人事業の場合は厳しい条件がつくと言うことになります。【目次】第1章 ひとり法人のメリットはこんなにある
第2章 法人化のポイント
第3章 節税の基本原則
第4章 節税の実践法
第5章 うっかり「脱税」をしないポイント
【3.本書の感想】
サラリーマンは、税金等が勝手に計算されて、給与明細に記載されているので、天引きが多いなーと思う以外には、特に悩んだりすることはないと思います。
ひとり社長になると、給料が下がるのではないかと思われますが、給料は減っても、経費でできる範囲が広がります。
給料がめちゃくちゃ少なくても、やりたいことがすべて経費でできるなら、極端な話、給料は0でもいけますね。
そういう体制にもっていくには、本業となるものがしっかりしておかないとダメですね。
一般のサラリーマンが会社を辞めても、すぐに仕事を任せてもらえるようなことはなかなかありませんので、しっかりと準備が必要ですね。
今、そこそこ収入のある人は、是非、この本を読んで準備を進めてください。
パラダイスはそこまで来ているのかもしれません!
【4.関連書籍の紹介】
妻を社長にすれば、副業がバレません。
安くておいしい理由がわかる。サイゼリアの効率経営を実感しましょう。
商売は、お客様目線が大切ですね。
最後までのお付き合いありがとうございました!