今週のお題「本屋さん」
本屋さんでお勧めは、京都四条烏丸の大垣書店です。ビジネス書が多く、とても助かっています。ここは本屋さんですが、観葉植物屋さん、軽食喫茶店さん、飲み屋さんがあったり、とても楽しい空間になっています。大垣書店は京都の企業ですが、東京などのユニークな出店で話題を集めている本屋さんです。そんな楽しい本屋さんで見つけた人生の経営戦略を教えてくれるというすんごい本を紹介します。(笑)
【1.本書の紹介】
人生は、いったいどう生きて行けばいいのでしょうか?
これは、ナゾですね。
なぜなら、過去とは明らかに異なる時代を生きていますので、マネをするお手本がないからです。
自分の親が言っていた世の中になっているでしょうか?
多分外れていると思います。
なぜなら、自分の親の時代は昭和の高度成長期を生きてきましたので、世の中が成長する時代だったので、今のような少子高齢化でデフレの時代を想像することができなかったからです。
そうです、私たちは難しい時代を生きているので、自分自身の頭で、どう生きて行くのか考える必要があります。
さて、自分の人生を後悔無いように生きて行くためには、どの様にすれば良いのでしょうか?
【2.本書のポイント】
現実の社会は均衡のゼロ成長へと軟着陸しようとしているのに、制度や規範は高度成長への離陸を目指す社会のまま、と言う「つなぎ目の社会」に私たちは生きているのです。「選択に時間をかけることで得られるリターン」が「選択に時間をかけることで失うロス」よりも大きい時代を生きている。自分らしいと思える人生を歩み、経済的、社会的にも安定した人生を送る。最も生産性の高い労働者は最も幸福な労働者である。「自分らしい、良い人生だった」と思えるような人生を送る。3つのポイント1つ目、人生の経営戦略=ライフ・マネジメント・ストラテジーの検討において、私たちがコントロールできる戦略変数は「時間資本しかない」ということです。2つ目「時間資本を以下に分配配分するか」3つ目「持続的なウェルビーイングの状態を築くこと」を目指す。資本には2種類ある。仕事をする上で役に立つ資本人生を豊かにしてくれる資本失敗者とは「働き過ぎてしまった人」「仕事ばかりに時間を使って、家族や友人との楽しい時間を過ごせなかった人」なのです。私たちはよく「成長市場」という言葉を何気なく使いますが、成長市場が本当に「爆発的に成長している期間」と言うのは、実は「一瞬」と表現しても、よいほどに短い期間でしかないのです。私たちの人生は「膨大な仮説の集合体」としてまずはスタートし、その仮説を一つ一つ検証し、破棄、修正することでしか前に進んでいけない、ということなのです。アーティストと同様に、企業もまた「しかるべきときに、しかるべき場所にいること」が重要だ、と考えるのがポジショニング理論です。AIによる代替への3つの対抗策。1つ目は「正解のある仕事を避ける」2つ目は「感性的・感情的な知性を高める。」3つ目は「問題を提起する力を高める」人間が担うべき最も大きな仕事は「見過ごされてきた問題を提起する」ことになります。そして、この仕事に担うには、教養=リベラルアーツは必ず求められるものなのです。リモートワークによって立地の無意味化が起きた。労働市場は、すべて「全国大会化」してしまう、ということです。たとえ魅力的でおいしいポジショニングを確保したとしても、社会や自分が変化する中で、そのポジションに固執し続ける事は危険なのです。今いる場所から動いて、いろいろな場所を見てみないと、自分の立地は見つけられない、ということなのです。社会的利益の創出は、最終的に経済的利益となって還元される。組織風土の健全性が長期パフォーマンスを予測する上で最も説得力がある。モチベーションと言う経営資源の希少化と言う問題が絡んでいるのです。個人的に大事な要素は「地道に着実に続けられる」ということだと考えています。それが才能とか努力に結びつくのではないかと。人生は長期にわたるゲームなので、才能や選手よりも「長く努力を続けられる」と言うことの方が要素としては決定的です。私たちがつくべきなのは「最も楽しんで取り組める仕事」と言うことになります。私たちの人生には大きな不確実性が伴うため、選択肢が減るようなアクションを基本的に常に悪手と考えるべきです。古今の戦略家の多くが、戦略資源を空間的、時間的に分散して投入することの危険性について、警鐘を鳴らしています。私たちが、自分ならではの「ユニークな組み合わせ」によって「自分のブルーオーシャン」を構築することで、世界はもっとしなやかでのびのびと働ける場所になっていくはずです。創造性を向上させる上で「鉄板のアプローチ」が存在することはわかっています。それは「とにかくたくさんのアウトプットを出すこと」です。利得の計算にかけた市場の経営者が非常に大きな機会費用を払いながら、リベラルアーツを学んでいる理由は明白です。なぜなら「それがNP Vの大きい投資」だからです。皆さんの人生の良し悪しを図るための指標は、決して、他者から与えられるべきではなく、それは、皆さん自身が考える「自分にとってのウェルビーイングとは?」と言う問いから生まれたものではなければならないということです。学習と言うのは「自分と言う認知システムが変容すること」であり、さらに踏み込んで指摘すれば、その変容によって「世界がそれまでとは違って見えるようになること」なのです。自ら機会を作り出し、機会によって自らを変えよ (江副浩正)キーガンらによる研究は、私たちが、必死になって狭いと隠している「弱さ」「みっともなさ」にこそ、実は私たちが成熟していく機会が潜んでいることを明らかにしています。【目次】第0章 なぜ、いま「人生の経営戦略」なのか?
第1章 目標設定について
第2章 長期計画について
第3章 職業選択について
第4章 選択と意思決定について
第5章 学習と成長について
【3.本書の感想】
恥ずかし事って、あまりやっていない気がします。
確かに、恥ずかしい事って何かを習ったりするときにつきものですね。
習字を習うのも、最初は下手なので恥ずかしいですね。
ダンスを習うのも、最初は下手なので恥ずかしいですね。
その恥ずかしさを乗り越えて、うまくなっていきます。
そう、成長には恥ずかしさがつきものなのですね。
ということは、もっと恥ずかしい事をしなければいけません。
ブログも最初は恥ずかしかったですが、上手になったなっていないは別にして、今はなれました。
やっていなかった時よりは、成長していると言えますね。
皆さんも、もっと、恥ずかしがらずに恥ずかしいことしましょう!(笑)
人生100年時代、自分の人生をどう歩んでいくかのヒントを欲しいと思っている人は是非この本を読んでみてください!
【4.関連書籍の紹介】
「ニュータイプ」はガンダムから来ているそうです。
美意識は大事です。
アート思考があなたの人生を変えるかもしれません。
最後までのお付き合いありがとうございました!