夏から秋にかけて、地元ではたくさんのお祭りが開催されます。盆踊りや神社の祭り、地区のふれあい祭りなどなど、地区や学校の体育祭を含めると、毎週のように祭りがあります。祭りに欠かせないのは、集客です。集客が少ないと、お祭りが盛り上がりません。集客と言えば営業の出番ですね。いかに効率よくお客様を集めるかが祭りの成果を左右しますね。今回は営業の神髄を教えてくれるというすんごい本を紹介します。(笑)
【1.本書の紹介】
【2.本書のポイント】
営業は相手にあなたのことが知りたい、教えてくださいって願う行為。頭をこすりつけて、教えてくださいって話を聞くんだ。その人がその商品やサービスを通じて得たいと思っているもの。誰かに愛されること、受け入れられること、認められること。これこそが真の欲望、「スーパーウォンツ」なんだよ。恋愛感情は抜きで愛してくれる人がいたら、人はその人が勧めてくれる商品が良いと思うようになる。商品の力だけではなく、君自身の愛で勝負するんだ。その商品でどんな自分になりたいのか、どんな人生を送りたいのか。具体的に聞くんだ。親友の人生を良くしたいと言う気持ちでね。営業は、お客様の人生をより良くする必要不可欠な聖業である。商品を相手に売りたいなら、営業マン自身が24時間、365人日、自分の商品を我が子のように愛すること。徹底的に相手に肯定的になることで、2つのことが聞き出せる。1つ目、そのお客様にとってどんな愛が欠乏しているのか、最大の痛みは何か。2つ目、そのお客さんのスーパーウォンツは何か。経営者にとっての悩みはお金、後継者、健康の問題に集約されることが多いと言う。女性の場合は子供の問題か夫の浮気が隠れているそうだ。ひたすらお客様の幸せと成功を祈るのだ。親に心から「ごめんなさい」と「ありがとう」を伝えなさい。成功するためには、自分を愛すること。全力で心から自分を愛することができれば、成功はすぐ隣にある。誰もが「私のことを愛してください、私のことを認めてください、私のことを必要としてください」と言う看板を首からぶら下げて生きています。愛のセールスでは、「商品やサービスを売ることを手放し、ひたすらお客様のスーパーウォンツを満たす。お客様の人生が良くなることを、お客様以上に考え、そのためのお手伝いをする」ことを行います。お客様の人生の1番の理解者になり、人生の応援団長になった時、結果としてトップセールスマンになれるのです。営業とは愛です。自分の仕事を誰よりも愛し、誇りを持ってください。扱っている商品をあなた自身が全力で愛してください。目の前にいるお客様のことを思い、深く知りたい知りたいと愛の熱意を燃やしてください。そして、どんな自分でも無限の愛で受け止め、心を込めて愛すると決意してください。
【目次】プロローグ 日本橋で出会った営業の神様はキャラメルの匂いがした
第1章 営業の神様は「どら焼きのように営業を愛せ」と言う
第2章 営業の神様は「大福の中身は食べずにはわからない」と言う
第3章 営業の神様は「なんでもアクをよく抜くことが大事だ」と言う
第4章 営業の神様は消え、残ったのはコーヒーミルクソフトクリーム
エピローグ 営業の神様、ふたたび
【3.本書の感想】
自分の担当する商品が違うと、この営業本は自分に関係ないと思ってしまいがちです。
しかし、この本を読んでよくよく考えてみると、営業に限らず、商売や仕事どこにでも共通することはあるなと思いました。
今やっている仕事が、たとえ社外のお客様に向けた仕事ではないとしても、社内の人がお客様の立場になるのであれば、社内の人の事をもっと知らないといけません。
社員の事をもっと知って自分から動き出せば、同じ仕事の繰り返しではなく、新しいことにチャレンジすることになって、仕事が楽しくなるかもしれません。
本書では「セールスは愛」とありますが、商売や仕事はすべて愛なのかもしれません。
愛のない仕事は、機械やAIに置き換わっていく仕事なのかもしれません。
私たちはお互い意思を持った人間なので、相手を思う気持ちがマッチした時、とてもうれしく思います。
日本人は、相手を褒めることが苦手で、相手に何かをしてあげることが苦手な人種です。
だから、商売がうまくないのかもしれません。
そして営業は、日本人の不得意とする業種なのかもしれません。
それでも、この本では、営業で一番大切なことを教えてくれます。
この本は、営業でうまくいっていない人、仕事や人間関係でうまくいっていない人にはとても参考になります。
是非、読んでみてください!
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【4.関連書籍の紹介】
営業の基本がわかります。
経営者目線になると、仕事の意味がよくわかります。
ストレスのたまる営業の方は、サウナでリフレッシュしましょう。
どうしても仕事がいやなら、やめるのも選択肢の1つです。
最後までのお付き合いありがとうございました!