はてなブログ10周年特別お題「10年で変わったこと・変わらなかったこと」
10年前はほとんど本を読んでいませんでしたが、この10年で本をよく読むようになりました。本を読むコツは、面白い本を読むことだと思います。そして、ひたすらページをめくる事、全てを理解できなくても気にしない事だと思います。そんな読書経験から、すんごい人の考え方をお伝えする本をご紹介します。
【1.本書の紹介】
堀貞一郎さんという方をご存知でしょうか?
私は知りませんでした。(笑)
1929年生まれの方なので、ご存知無い方が多いと思いますが、簡単に言うとこんな方です。
・講演家・東京ディズニーランドの総合プロデューサー・大阪万国博覧会のプロデュース・学者・政界の参謀・テレビ/CMプロデュース・映画評論家・クラシック愛好家・美術愛好家・陶芸家・世界遺産巡り・著作家
とてもすごい人のようです。(笑)
これだけのことができると、人生は楽しいですね。
この堀さんの考え方のエッセンスが詰まったのが、この本です。
さて、夢を現実にするためには、どうすれば良いのでしょうか?
【2.本書のポイント】
資格をもらう人よりも、その資格を作る人になろう。
何で俺が会社を運営しなくちゃならないんだ、俺はクリエイティブな仕事をする人間だ 。
自分が本当にやりたいこと、なりたいものは何なのか。一度じっくり考えてみたほうがいい。
夢を見るということは、前もって修正が可能だということ。
「なりたい自分になる」ために、今、何をやる必要があるかを書き出し、それを一つ一つ積み重ねた結果、現在の堀さんがあります。
命令をされたなら仕方がないということはもはや通用しなくなったのです。だから、上の人でもニコニコしている必要があるのです。
これからは社外はもちろん、社内にも笑顔が大事になってくる。
組織の中に部下より多くの情報が入るシステムを備えて、自分の側近としておくことも大事。
接点を多く持ち、会話をたくさん交わすからこそ、その人の才能を見いだすことができる。
お客さんからの苦情は経営に役立つ肥やしである。それをスタッフに聞かせて落ち込ませてばかりいたら、お客さんに元気を与えられるわけがない。
サービス業は、お客さんの苦情は社長が聞いて経営の改善のバックアップ材料にする。
これからの経営者は、社員と人生観を語れることが重要だ。なぜ人生観を語ることが大事か。それは心の豊かさと社員と共有する、その根本になるのが人生観だからだ。
頭を使うといっても、思い込むんじゃない。考えるんです。考えるためにはいろんなヒントが入ります。それには異質な【データ】を集めること。 頭の中に入れるべき、想像するための刺激というのは、世の中にたくさんある。
調査をする目的は、前例を真似するためではなく、前例を真似しないためなのです。
アイデアをたくさん出すコツは、アイデアを出す先をたくさん作ることだ。
お目にかかることの嬉しさで人が来るぐらいにサービスを変える。
寂しいからこそ元気が欲しい。元気もらえるところに人は集る。ならば、どうすれば元気を与えられるか。
結果も楽しみ、プロセスも楽しむ。
【目次】
はじめに
第1の力 ビジョン構築力
第2の力 人間関係力
第3の力 アイデア創造力
第4の力 自己管理力
第5の力 国際対応力
おわりに
【3.本書の感想】
社長よりもクリエイティブな仕事を選ぶというのは、驚きでした。
社長をどうぞ!と言われたら、普通は引受けるものだと思っていましたが、仕事を楽しむ人にとっては、必ずしもやりたい仕事でもないのですね。
サラリーマンにとって社長とは、最終ゴールという認識ですが、名誉やお金よりも働きがいを取った人に社長役が回って来ると言うのは皮肉なものですね。
それから、商売とは、お客さんが商品やサービスを買いに来るために来店するのではなく、その人に会うために来店することを目指すべき。
これが、商売繁盛のコツだそうです。
・・・思い当たることありませんか?
近所の八百屋であったり、美容院であったり、商品やサービスよりも店長や店員に会うために行っているお店があると思います。
こういう関係になると、お互いがハッピーですね。
人との対話やぬくもりを感じるところなどは、効率化を目指すビジネスではどうしても欠けてしまいますね。
この本には、ためになる事がたくさん書かれていますので、何か1つは刺さる言葉があると思います。
是非、御覧ください!
夢現力―あなたの中の無限の可能性を引き出し、夢をかなえる5つの力
【4.関連書籍の紹介】
こちらは、野村監督的夢の叶え方です。
成功するには、朝、何をやるか?ですね。
ゆっくり成功するという道もあります。
夢をかなえる方法がここにあります。
郷ひろみさんは今年芸能活動50周年です!京都リーマンは郷ひろみさんを応援しています。
社会で汚れちまった心が、童心に帰るひと時がここにあります。京都リーマンは「空へ ひろげて」スフレさんを応援しています。
最後までのお付き合いありがとうございまいた!