私の自慢のコレクションは本ですが、最近では、検索先のコレクションも増えています。なぜなら、検索先を教えてくれる本があるからです。今回は、調べ方で差をつけるというすんごい本を紹介します。(笑)
【1.本書の紹介】
普段、検索する時は、何を使ってますか?
Google1択ですね!
だからと言って、Googleだけで調べものを終わらせていませんか?
実は、Googleに出てこなくても、そのサイトで調べると、もっと詳しいことがわかる検索先があるようです。
さて、私たちが知っておいた方が良いという検索先とはどこでしょうか?
【2.本書のポイント】
■ウェブサイトにメモをつけて記録する。便利なメモツールとして、無料で使える「Google Keep」があります。■音声データから必要な部分を検索する・会議の内容を直接文字起こしする。よく使われるツールとしては「ZOOM」です。セミナーや会議の内容を録音するだけでなく、自動的に文字起こししてくれます。ただし、ZOOMの日本語の文字起こしは、少し正確性に欠けます、そこで「TL;dv」を紹介します。これはミーティングを録画し、そのデータをもとに文字起こしをしてくれます。■紙の書類をデジタルで検索できるようにする。・書類を撮影して表を作成する。「Microsoft365(Office)」のアプリが役に立ちます。スマホのカメラで、書類の表や文章を撮影し、デジタルデータを作成することができます。・Googleドライブでテキストにする。画像やPDFから文字の認識する事は、Googleドライブでもできます。文字を撮影して、Googleドライブに保存した後、そのファイルを右クリックして「アプリで表示」を選択します。どのアプリで開くかを求められるので「Google Docs」を選択すると、画像の中に書かれている文字を自動的にテキスト化してくれます。■自分の個人情報が漏洩してないか調べる。情報漏洩の対策について考える上で、まずは現時点で情報漏洩が起きてないかを調べましょう。「Firefox Monitor」という無料サービスを利用してみてください。個人情報が流出した事件などのデータベースを照合して、メールアドレスをキーに、自分の情報が漏洩しているメディアを表示してくれます。■質の高い文章にするためのネタを探す作業・よく使われる共起語を調べる無料で共起後を検索できるサイトがあります。「ラッコキーワード」(無料。有料のプレミアム機能あり)というツールがあります。入力した言葉が使われ、かつ上位表示されているウェブサイトで、頻出する共起語を教えてくれます。また、「ruri-co」(無料)というツールでも、キーワードに関する分析ができます。■文章がパクリでないかを調べる・剽窃・盗用のチェックツール悪意がなくても盗用や剽窃になってしまうケースがあります。現在は様々なチェックツールがあるので、不安な場合は活用するようにしましょう。「CopyContentDetector」簡単に使えるチェックツールです。CSVやテキストファイルを利用した一括登録も可能です。「Dupli checker」「.tex」「.txt」「.doc」「.docx」「 .pdf」といった複数のファイル形式に対応しています。「こぴらん」ウェブサイトやブログで似た原稿がないかを調べることができます。・AIが生成した文章でないかを調べるChatGPTを提供するOpenAIが「AI Text Classifer」というサイトを提供しています。■ビジネスに使える写真素材を集める・人物写真検索で活用したいサイト「photoAC」(無料)日本人のモデル写真が多く、「笑顔」「びっくり」など細かい条件で絞り込み検索が可能です。「O-DAN」(無料)海外のモデルの写真が多く、風景の画像も異国感あふれる写真が多くあります。・自然や風景の写真検索で活用したいサイト「PAKUTASO」(無料)美しい景色や風景の写真や、AIで生成した画像が多くポスターやDMに利用しやすいのが特徴です。「Pixabay」(無料)画像だけでなく動画素材やイラストも利用でき、あらゆる場面で活用できます。■わかりやすいプレゼン資料を作る・簡単に操作できるツール「Canva」は名刺やYouTube動画のサムネイルなどさまざまなスタイルに合わせたグラフィックデザインを作成できます。・AIにプレゼン資料を作ってもらう「SlidesGPT」AIを使ってプレゼン資料を作ってもらうこともできます。■特許や商標を探す・国内の特許や商標を検索する「J-Plat]Pat」特許や商標のデータベースから、誰でも無料で検索できます。■法律や会計の正しい知識を知る・簡単に法律を調べるツール「みんなの法令」紙や画像に書かれた法令名をカメラで写して検索が可能です。・税金や保険を検索するツール「TabisLand」会計知識がなくてもコラムとして読みやすい無料サイトです。【目次】第2章 勝手に情報が集まる「仕組み」をつくる
第3章 「ソーシャルメディア」の力を最大限に活用する
第4章 「便利ツール」を駆使して効率を高める
第5章 「コンテンツ作り」で周囲に差を付ける
第6章 「ビジネスを加速させる情報」を調べる
第7章 「必要だけれど探しづらい情報」を調べる
第8章 「ウェブサイト分析」で自分が打つ手を知る
第9章 「人」から情報を集める
【3.本書の感想】
世の中って進んでますね。(笑)
中には、すでに知っているサイトもありましたが、ほとんど知らないサイトばかりでした。
いろんな人が便利に利用できるように、いろんな人がいろんなサイトを立ち上げてくれています。
そんな便利なサイトなら、利用しない手はないですね。
これからは、簡単にできるサイトをどれだけ知っているかで、できることの差が生まれて来ると思います。
検索先なんてと思っていましたが、実際、使う使わないは別にして、便利な検索先が増えている、世の中に存在しているという事を認識することは大切だと思いました。
今回紹介できなかったサイトもたくさん載っています。
これだけ貴重な検索サイトが網羅されているこの本は、とても価値があると思います。
これからネットをうまく利用して、効率よく仕上げたいと思っている人には必須の本です。
この本を読んでぜひ、検索先、検索技術のバージョンアップをしてください!
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【4.関連書籍】
検索をするなと言ってもいろんな意味があります。
とてもいい本です。
調べ方を教えてくれます。
最後までのお付き合いありがとうございました!
【5.なんと著者より】
なんと、著者の江尻さんよりいいね!を頂きました!
江尻さんありがとうございました!