特別お題「わたしがブログを書く理由」
わたしがブログを書く理由、それは、世の中にはたくさんの優れた本があり、それを1冊でも多く紹介したいからです。たった1つ、余計に知識を知っているだけで人生が大きく変わることもあります。そんなためになる本を紹介したいと思っています。今回は使えるアイデアを無限に生み出す方法を教えてくれるという、またすんごい本を紹介します。(笑)
【1.本書の紹介】
【2.本書のポイント】
創造性とは、最初に心に浮かんだもの以上の何かをすること。どんなアイディアも、実のところは、すでに頭の中にあった2つの事柄が新たにつながったものに過ぎない。問題を見極め、脳が仕事をするのに、十分な間量を集めれば、アイディアはおのずと生まれてくる。創造性は、問題を解決するための機能だ。絵画や詩の創作は創造性を必要とするが、合弁や買収にも創造性が求められる。すべての問題はアイデアの問題。量が質を決める。創造的な問題解決への取り組みが労力を減らし、リスクを最小限に抑えて、成果を増大させる。創造性は、普段の規則がひっくり返される領域だ。ビジネスが機能するために、重要な要因-集中、効率性、質、序列ーは、あなたの努力を妨げるだけだ。画期的なアイディアを求めて、認められている事業のやり方から進んで逸脱してみるのだ。創造はプロセスであって、成果ではない。創造的な慣行を確立し、それを維持することによってのみ、必要な時に創造的思考ができるのだ。イノベーションには偶発的な面は無い。創造性は、体力や柔軟性のように、鍛えて、開発すべき能力だ。夢を見ているときは予期せぬ結果や自由な連想にも取り組んでいます。私たちが最も創造的になるのは、夢を見ている時です。抑制を受けていないので、驚くほど独創的になれるのです。空白のスペースを見ると、人はどうしてもそこを埋めたくなるものだ。成功する製品を1つ生み出すには、2000のアイディアから100の試作品を作る。そして試作品が5つの製品になる。その5つの製品のうち、1つが成功する。私たちは年間に300から500のアイデアの青写真を描いています。そこから絞り込んで行って、実際に市場に出すのはおそらく20か30です。その過程で、多くのアイデアが捨てられることになります。あらゆる新しいアイデアの価値の大部分は、それがさらに他のアイデアを引き出すことにあるあなたができる事(実現可能性)を、市場欲していること(有用性)よりも優先してはいけない。「イエス、アンド……(いいね、それなら……)」という言葉を使って、相手のアイデアに賛同し、それに便乗するように指示するのだ。質問は、「私たちの製品をどう思いますか?」ではなく、「最後に、うちの店に返品したときの話を聞かせていただけますか?」と言うような、具体的な経験に関連するものにすべきだ。最初の説明はほとんどいつも不十分であり、誤解を招くことさえある。手がかりを掴むには、明確な答えの下に潜む、真実を探り当てる必要がある。アメリカ人は概して、動物の原型をとどめた部位は食べない。他の文化と違って、動物を丸ごと買って食べる習慣がないのだ。アメリカ人が本当に好きなのは、食物に見えない食物ー例えば粉末やサプリメントーなのだ。イノベーションは、物事が行き詰まる摩擦点からから始まる。インプットは極めて重要だ。社員が詩を作っていようが、特許の取得を目指していようが、あるいは成長戦略を望んでいようが、インプットが多く、変化に富んでいるほど、貴重な組み合わせが生まれてくる。研究によって、1人である事は、創造性を大いに刺激することがわかっている。ワンダー、ワンダーでは、量がカギとなる。頭に浮かんだ質問と関連性を書き留めて、歩き続けるのだ。もしあなたの仕事が将来ビジョンを必要とするなら、今日のアイディアが明日の利益を決めることになる。習慣の切り替えを習慣にしよう。あなたの脳を少しだけ不安定にさせるために必要な事なら何でもいい。私たちは、自分の均衡を取り戻そうとするときに、最も創造的になる。経験豊富な創造者は、行き詰まりをブレイクスルーの入り口に立っている証だと考えていて、それをむしろ歓迎している。私たちがCEOや起業家たちと話したときに、何度も繰り返して出てきたのは、彼らがいかに意識的に、精神を休ませるための時間と空間を確保しているかと言う話だった。――第1部 革新する
第1章 今日のアイデアで明日の成功を測る第2章 アイデアフローを増強する第3章 問題をアイデアで満たす第4章 イノベーション・パイプラインを構築する第5章 あなたのアイデアをテストする第6章 世界を自分の研究所にする――第2部 向上させる
第7章 他者の視点を取り入れる第8章 視点を一新する第9章 好奇心をかき立てる第10章 創造的な衝突を促す第11章 創造性の結び目をほどく
【3.本書の感想】
予想が出来てその通りになる、いわゆる予定調和。
この世界ではアイデアは生まれないことが理解できました。
なぜなら、アイデアは問題解決であり、予定調和の中では問題が発生しないからです。
という事は、アイデアを出すには、常に自分に問題を抱えておく必要があります。
嫌ですけどね。(笑)
問題があるから、解決しようと頭をひねる。
ここに出てくるのがアイデアです。
このアイデアを出すために、つまり世の中にあるものを新しくつなげるために、たくさんのものを知っておく必要があります。
そのために、映画や本、旅行などで知識を増やしておくことが大切です。
発想の豊かな人は、たくさん映画を見ているとか漫画を読んでいるとか聞いたことありませんか?
赤塚不二夫さんも大量の映画を観たその経験から、バカボンを始め、多くのギャグマンガが創作されたと言われています。
アイデアはいきなり出ませんので、アイデアをいつでも出せるように準備をしましょう。
まずは、インプット、映画を観ることから始めてみませんか?
この本は、アイデアの出し方に困っている人にわかりやすいように、多くの事例とともにアイデアを生み出す方法を紹介しています。
とてもいい本ですので、ぜひ読んでみてください。!
【4.関連書籍】
アイデア本のバイブルとも言われている本はこちらです。
100ページ程の本ですが、アイデアの出し方がわかります。
別の角度からじっくりとアイデアを味わってみたい方はこちら。
最後までのお付き合いありがとうございました!