京都のリーマンメモリーズ

京都で働くサラリーマンです。東寺や書籍の紹介をします。

【書評】Dark Horse「好きなことだけで生きる人」が成功する時代  ドット・ローズ オギ・オーガズ  三笠書房

f:id:bkeita:20211205134319j:plain

 

今週のお題「最近あったちょっといいこと」

それはもちろん、この本に出合った事です。きっとあなたも、この本を読んだら人に進めてたくなるというすんごい本を紹介します。(笑)

 

【1.本書の紹介】

学校の成績だけで、人生が決まってしまうとしたら、楽しいでしょうか?

 

楽しくないですね。

 

自分の成績が良くなかったから、というわけではありません。(笑)

 

学校の成績はその時の評価であり、それが一生を決めてしまうのは間違っていると思うからです。

 

なぜならば、学校の教育というのは、いわゆる標準化したルールの中で順番を付けるために行われたことに過ぎません。

 

移り変わりの激しい現代においては、勉強で才能を発揮する人、運動で発揮する人、芸術で発揮する人、お金儲けで発揮する人、活躍の場が無数に広がっています。

 

それなのに、学校の教育や社会のシステムはそれに適応できていません。

 

時代は変わりました。

 

さて、私たちの人生が花開く為には、何を大切にしていくべきなのでしょうか?

【2.本書のポイント】

予想を覆して勝利する人々、今まで見向きもされなかったのに突然快進撃を始め勝者となる人を表す言葉がある。それが「ダークホース」だ。

 

ダークホースたちは「何かに成功すること」で充足感を得たのではなく、「自分自身にとってかけがえのないことに熱心に取り組むこと」で充足感を得たのだ。

 

充足感の追求こそ、最高の人生を歩むチャンスを最大限に増やすことになる。

 

標準化された職場では、「個性は問題だ」という共通宇認識の縛りを受けない部署はひとつもない。

 

人間の一生のすべてが標準化されてしまった。

 

エリートとは、「他の人と同じことを、誰よりも上手にやる人」

 

独自で細分化された「好きなこと」「小さなモチベーション」が多ければ多いほど、あなたは思う存分、自分の人生を切り拓いていける。

 

強みとは学びを通じて構築されるもの、たゆまぬ努力によって得られる能力である。

 

あなたは自分の強みを、内省を通してではなく、行動を通して見定めるのだ。

 

失敗を歓迎しよう。失敗は、スキルを伸ばす過程において、必要不可欠であり決定的な要素だ。

 

ダークホース的な発想において、時間は重要ではない。

 

まっすぐな道を歩み始めた時には存在しなかった機会が、新たに出現するだろう。

 

ダークホースたちは「目的地」を無視する。しかし「目標」は無視しない。目標は常に個性から出現する。さらに厳密に言うと、能動的な選択から生まれるものだ。目標は、直接的・具体的に達成可能なものだ。

 

個別化の時代は、成功するための個人の努力は必要だが、機会は誰にでも平等に提供され、一人一人に充足感が約束される。初めて、その名に値する能力主義を確立するために必要なものすべては揃うのだ。

 

(アメリカ合衆国)建国者たちにとって、「幸福」は、ダークホースが定義する「充足感」と同義だったということになる。

 

個人的な充足感を達成した人は誰でも、その人を支えた社会に対して恩返しがしたいと自然に思うようになる。

 

あなたが自分の個性を生かし、才能を開花させ、充足感を追求することに専念する場合のみ、具体化が可能になる好機である。

 

【目次】

introduction そんな古い「成功法則」をまだ信じているのか

Chapter 1 自分を縛る「見えないルール」に気づくこと 

     -なぜ、「人生が順調」でも満たされないのか?

chapter 2 「自分が好きなこと」を掘り起こせ

     -【ルール①】大事なのは、「大きな情熱」よりも「小さなモチベーション」

chapter 3「自分に合った道」を選択する

     -【ルール②】一般的なリスクは無視していい

chapter 4 独自の「戦略」を考え出す

     -【ルール③】一件風変わりな方法も自分には「正攻法」になる

Chapter 5 人生の目的地に到達する?には、目的地を探してはいけない

     -【ルール④】「目的地」のことは忘れて、充足感を今抱いているか自問する

chapter 6 誰でも、何歳からでも「才能」は開花する!

     -「何かを達成できる機会」は無限にある!

chapter 7 世界は確実に変わってきている!

     -「充足感」の追求こそ個人の使命

conclusion 「個人の幸せ」追求すれば、周りも幸せにできる 

【3.本書の感想】

今までなんとなく感じていた閉塞感というか、生き辛さの理由を理解できました。

 

工業の世界では標準化を導入し効率的に生産性を上げてきましたが、それを社会や教育までに適応してしまったところに原因があります。

 

いわゆる金太郎飴教育です。

 

そこでは、個性は必要なく、皆同じ事ができることが大切で、その中で一番上手な人から優秀であるという順序が付きました。

 

この方法が適した時代は確かにありましたが、今はもっと多彩な時代に変わり、誰もが個性を発揮し成功できる時代になっています。

 

これからの時代は、人と同じことを早くできる人が成功するのではなく、自分の個性を活かし、充足感を求めて生きている人が成功します。

 

やりました!

 

学校で学業成績が1番の人がちやほやされる時代ではありません。

 

これからは皆さんのその個性が問われる時代であり、個性を活かす時代です。

 

ブログを拝見していて、個性的な人がとても多いですが、それです。それ!

 

工業製品のように同じもを作っていてはダメですし、それぞれが個性的であって初めて充実した人生が送れるようになります。

 

学校の成績がいま一つで、チャンスを逃してしまったと思っている人も多いのではないでしょうか?

 

しかし、世の中を見て、勉強が一番できた人が本当に成功し、一番幸せな人生を歩んでいるでしょうか?

 

これからは、正解のない時代と言われています。

 

そんな時代に、正解をいち早く見つけられただけで評価された人は役に立ちません。

 

これからは、個性あるみなさんの時代です!

 

努力は必要ですが、人と同じことをする必要はありません。

 

自分の充足感を求め、みなさんそれぞれに大成功しましょう!

 

この本は、間違った現代の競争社会を理解するのにとても役に立ちます。

 

一人ひとりがどう生きていけば良いのかが理解できて、将来に期待感が持てます。

 

今、人生に手ごたえを感じていない方、自分の個性に自信のない方は是非、読んでみてください!

Dark Horse 「好きなことだけで生きる人」が成功する時代 (三笠書房 電子書籍)

 

【4.関連書籍の紹介】

例え自分がやりたいと思わなかった体験でも、それはあなたの個性になり、成功につながります!

www.fukuikeita21.com

自己啓発書です。本は薄目ですが、中身は充実です。

www.fukuikeita21.com

郷ひろみさんは今年、芸能生活50周年を迎えました。京都リーマンは郷ひろみさんを応援しています!

www.fukuikeita21.com

つまみ細工という日本の伝統的な美を表現されてます。時々季節感あふれる間違い探しに癒されます。京都リーマンは綾なすさんを応援しています。

kami3saki.hatenablog.com

最後までのお付き合いありがとうございました!

 

【5.出版社より】

三笠書房編集部さんからリツイートしていただきました!

f:id:bkeita:20211206210522p:plain

三笠書房編集部さんありがとうございました!