京都のリーマンメモリーズ

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【書評】ユーモアは最強の武器である ジェニファー・アーカー ナオミ・バグドナス 東洋経済新報社

特別お題「わたしの2022年・2023年にやりたいこと

新年おめでとうございます。今年もよろしくお願いします!

2023年にやりたいことは、ユーモアのセンスを磨くことです。ユーモアというのは、まじめな場面では、なかなか切り出せないのですが、実はそういう場面ではさらなる威力を発揮するというのも、ユーモアの底力だと思います。そんなユーモアをなんと、「最強の武器である」と言っているすんごい本を紹介します。(笑)

 

【1.本書の紹介】

ユーモアが大事だというのは、皆さん、なんとなくご理解いただいていると思います。

 

さて、ユーモアを出せ!と言われて、すぐにユーモアを出せる人はどのくらいいるでしょうか?

 

ポケットに入るものなら、なんとかなるかもしれません。(笑)

 

そして、ユーモアと同様、笑顔も大事ですね。

 

笑顔も大事だとわかっていても、今日何回、人に笑顔を見せたのかと考えると、ムッとしたままだった1日が多いと思います。

 

笑顔は、比較的すぐにできますが、ユーモアは難しいですね。

 

ユーモアと言われると、ハードルが上がるような気がしませんか?

 

さて、ユーモアを出せるようにするには、どんな事に気を付けておけば良いのでしょうか?

【2.本書のポイント】

大変な仕事に取り組むなかで、ふと陽気な瞬間が訪れる-そんなとき、私達は意義を見出すのだ。

 

ユーモアの驚くべきパワーを目の当たりにした。ユーモアのおかげで、かけがえのない友情が育まれたり、緊張の瞬間が和らいだり、視野が広がって共感が深まったりした人々に行動を促したり、困難な時でもレジリエンスが高まったりもした。そしてどんな状況でも、以前より肩の力を抜いて楽しめるようになった。

 

ユーモアのセンスと寿命の長さには相関関係があることが、実際に研究によって明らかになっている。

 

身の回りの不可解なことや不条理に気づき、予想外のやり方でその正体を暴くところに、ユーモアが生まれることが多い。

 

まずは「何か面白いことはないか」ではなく、「どんな事実が潜んでいるか」と、自分に向かって問いかけてみよう。

 

喜劇とは悲劇に時間を加えたものに等しい。

 

その場でパッと飛び出したように見えるジョークのほとんどは、ネタを書いて、すり合わせ、書き直し、練習し、無数の観客の前で何度も 披露してきたものなのだ。

 

ユーモアをぱっと発揮するための一番簡単なコツは、「いま、この場にいる人たちについて、何らかの特徴を見つけること」だとヘルツォーク は語る。

 

ユーモアのセンスは最も重要な要素ですね。人であれ会社であれ、あまりにも 生真面目でゆとりがない相手を信頼するのは難しいですから。

 

ユーモアが従業員の意識と定着率にもたらす効果は、世界中のリーダーや組織に忍び寄る危機に備えるための、タイムリーな救済策となるはずだ。

 

自分の失敗を笑い話にすることは、自分の心理状態をコントロールするための強力なツールとなるだけでなく、周りの人達も安心して失敗を認めやすくなる。

 

さりげないユーモアが生まれやすい状況を作ること。そのための一番手っ取り早い方法は、あなたが職場で一番気楽に ふざけ合える仲間とのやり取りを、みんなに見せることだ。

 

ユーモアは、真実と言う大きな炎のスレスレのところを攻めていく。そして読者はその熱を感じる(E・B ・ホワイト)

 

コメディーには事実、痛み、距離という3つの重要な要素がある。

 

上司がジョークを言った場合、皆の笑いはジョークに対するリアクションというより、地位や序列に対する配慮なのだ。

 

人々が最後の日に口にした願い事を聞いていくうちに、そこにはいくつかの一貫したテーマがあることに、ジェニファーは気づいた。すなわち「大胆さ」「自分らしさ」「いま、この瞬間」「喜び」「愛」の5つだ。 ユーモアと陽気さはこの5つのうち、どの願いを叶えるにも強力なツールとなり、ひいてはよりよい生き方に役立つことがわかったのだ。

 

僕にとって、人生がうまくいっていないと思う時は—―いい生き方をしていないと思うときは――たいてい、楽しみがほとんどない時なんです。ユーモアのない時間が長く続いていたら、何かがおかしいってことです。

 

【目次】

序文――ユーモアが私たちを人間らしくする

はじめに――真面目さと陽気さ

第1章 ユーモアの4つのタイプ

第2章 ユーモアの脳科学

第3章 プロのコメディアンのテクニック

第4章 ユーモアを仕事に活かす

第5章 ユーモアとリーダーシップ

第6章 職場で陽気な文化をつくる

第7章 ユーモアのグレーゾーンを切り抜ける

第7.5章 ユーモアは人生の秘密兵器

あとがき――マイケル・ルイスとの会話

【3.本書の感想】

今回の本のように、ユーモアが題材になるという事は、いろんな場所からユーモアが無くなりつつあるという事でしょうか?

 

職場では、基本的に真面目が善で、笑う≒ふざける≒ユーモア、ここの線引きが難しく、笑うのは雰囲気的にNGとなっているところもあると思います。

 

しかし、今の職場は生産性や効率を高めているはずなので、もっと笑顔やユーモア通う職場であって欲しいと思います。

 

仕事によっては、仕事中に気を抜けない業務もあると思いますが、その緊張が解けた時には、皆で笑顔になりたいですね。(笑顔)

 

緊張状態が長く続くのは異常な状態ですので、うつなど病気を招いてしまいます。

 

だから、ある一定の間隔でユーモアがあると、人はホッとします。

 

そこで、気の利いたユーモアを出したいところですが、実際には難しいですね。

 

しかし、ユーモアは練習や準備でなんとかなるそうです。

 

そう考えると、日本人は、明日の仕事に備えて、ユーモアの練習をしている人なんて、ほとんどいませんよね。

 

楽しく生きるためには、笑顔と同じく、自分からユーモアを出していくことが大切です。

 

そのためには、多くの人は準備が必要です。

 

まずは、この米国人の考えから学んでみませんか?

 

あなたの人生が、楽しい人生に変わります。

 

是非、ご覧ください!(ニコッ!)

ユーモアは最強の武器である

【4.関連書籍の紹介】

新しく出版しました!1月9日まで、99円キャンペーンを実施中です!

野村監督のボヤキのユーモアには定評がありました。

厳しい中にもユーモアを忘れない、人間味豊かな性格はとても素晴らしいと思います。

この本では、ユーモアを含め、一流でない人が、一流と勝負できる方法がわかります!

野村監督ベスト

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最後までのお付き合いありがとうございました!