京都のリーマンメモリーズ

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【書評】国際エグゼクティブコーチが教える 人、組織が劇的に変わる ポジティブフィードバック ヴィランティ牧野祝子 あさ出版

お題「これ買いました」

これ買いましたと言うことで、ポジティブフィードバックを買いました!職場では上司部下の関係があり、うまく行く時と行かない時では、業績に雲泥の差が出ます。そこで、今回は、組織がうまく行くためのポジティブフィードバックを教えてくれるというすんごい本を紹介します。(笑)

 

【1.本書の紹介】

フィードバックという言葉を、最近よく聞くと思います。

 

それは、フィードバックをすることで、改善につなげていこうという動きですね。

 

しかし、実際には日本で、フィードバックが行われることは少ないそうです。

 

しかも、効果的なフィードバックが行われているのは本当に稀だそうです。

 

そこで、働く人たちをやる気にさせるために、ポジティブフィードバックの出番となります。

 

さて、フィードバックをポジティブフィードバックに変えると、どんな良い事があるのでしょうか?

 

【2.本書のポイント】

実績があり、仕事ができると評判の人までもが、上司からフィードバックがないために不必要に悩んだり落ち込んだりして、仕事に集中できなくなっているのです。

 

必要な時に相手を思って 肯定的な言葉がけのできる、いわゆる「ポジティブフィードバックの天才」が、部下や チーム、組織を動かし、成長を促し、導いてきたというわけです。

 

リーダーからのポジティブフィードバックは、部下にとっての「ギフト」です。

 

フィードバックなしで仕事を続けるのは、「ナビなしで初めての場所に向かう」ようなものです。

 

(ポジティブフィードバックは)相手の可能性を信じ、成長を 第一の目的として行います。「肯定的に」「思いやりをもって」コメントするため、ポジティブフィードバックを受けた側が「大切に思われている」と感じ、傷ついたり、凹んだりせず、お互いに前向きに進むことができるようになる。

 

フィードバックもポジティブフィードバック も部下の成長のために行われるものですが、フィードバックの場は、上司から一方通行で、部下ができていないこと、苦手なことにフォーカスして指導や指摘が行われ、ポジティブフィードバックの場合は、できること、強みにフォーカスして相手の可能性を広げる、思いやりのある良質なコミュニケーションの場となるので、その効果は歴然とした差があります。

 

ポジティブフィードバックは部下に自信を与え、自ら動くよう成長させるだけでなく、時代に合わせて 柔軟に対応できるカルチャーをも育みます。

 

行動している本人は、自分のとの行為は結果的に貢献したのか分からないことが多いため、上司や リーダーなど、他の人から 言葉にして伝えられる(ポジティブフィードバックがある)ことで「成功体験」として、より認識できるのです。

 

ポジティブフィードバックは、受け取る側に多くの効果がありますが、それ以上に、する側にも大きな効果があります。一つは、組織、部下が成長し、主体的に動く チームとなることです。そしてもう一つは、ポジティブフィードバックをするあなたの幸福度が上がることです。

 

日々、何も達成していない人はいません。それを見つけてあげるのも、上司の仕事です。

 

部下をネガティブな状態にするフィードバック 必要ありません。部下をポジティブな状態にする、ネガティブフィードバックにすると良いでしょう。

 

成長を支えるのは やる気です。人は強みに気づくことで、やる気が生まれます。

 

過去について 否定的に話すのではなく、「では、どうするか」と未来に目を向けることです。

 

相互にポジティブフィードバックしあうことで、だんだんと、正直に 意見が言える環境になります。

 

気恥ずかしくてポジティブフィードバックができないという方は、今までの人生の中でポジティブフィードバックが上手だった人(ロールモデル)思い出してみてください。

 

■目次

「あなたのポジティブフィードバック度」は?チェック

はじめに

Chapter1 ポジティブフィードバックが自ら動く「できる」部下を育てる

Chapter2 ポジティブフィードバックの基軸となる4つの「承認」

Chapter3 部下のやる気を3倍上げる5つのポイント

Chapter4 部下に伝わるポジティブフィードバック7つのコツ

Chapter5 組織・チームが強くなる360度フィードバック

オススメのフィードバックアクティビティ

おわりに

巻末付録 ポジティブフィードバックをするために 知っておきたいこと10

【3.本書の感想】

日本人には、相手をほめるという文化が欠けていますね。

 

ほめて育てるというのが、どうも昭和の時代背景に合わないのか、厳しく育てるという雰囲気がまだ、年配の人を中心に残っているような感じがします。

 

高度経済成長期の教育というのは、学校でも、企業においても金太郎飴のように同じ人物を作ることが目的でしたので、個性的な所、余計な所をいかに排除することが課題でした。

 

しかし、時代が変わり、生活環境において成熟した日本社会は、さらに成長するためのお手本が無くなり、これまでのように前を見てひたすら追いかけるという状況ではなくなりました。

 

こんな社会で求められるのは、自らの好奇心で自律的に行動する人達です。

 

無駄な事、余計に見える事をまじめに取り組むことが、新しく、心豊かな社会につながる時代になりました。

 

新しい豊かさを実現するには、自律した人を多く育てないといけません。

 

自律的な人を育てる1つのヒントが、ポジティブフィードバックです。

 

この本を読むと、今まで自分の上司だった人のほとんどが、いかにポジティブなフィードバックができていなかったことがわかります。(笑)

 

自分がポジティブフィードバックを受けていないので、部下にはしないという態度ではいけません。

 

部下にはポジティブフィードバックを行い、上司にはポジティブフィードバックが必要であることを伝える必要があります。

 

それは、会社の為にも、自分の為にもなります。

 

この本は、部下を持つ上司の方、上司のフィードバックや指導に不満をお持ちの方は是非ご覧ください。

 

特に、自分は不遇な環境にいるとお感じの方にはおすすめです。

 

国際エグゼクティブコーチが教える 人、組織が劇的に変わる ポジティブフィードバック

【4.関連書籍の紹介】

 

こちらも、わかりやすくて人気のフィードバックの本です。

www.fukuikeita21.com

 

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最後までのお付き合いありがとうございました!

 

【5.なんと著者より】

著者のヴィランティ牧野祝子さんから、コメントといいねとツイッターでフォローして頂きました!

ヴィランティ牧野祝子さんありがとうございました!

 

あさ出版さんからいいね!をいただきました!

あさ出版さんありがとうございました!