今週のお題「これって私の地元だけですか」
【1.本の紹介】
自分のアイデアを世の中に広めるためには、アイデアがひらめいて、そのアイデアを世に出すことが必要です。
アイデアそれ自体、なかなか出せるものではないですが、もし、いいアイデアを出せたら、せっかくなのでお金にしたいですね。
さて、アイデアを発想するところから、アイデアを世の中に出すまで、一体どうのようにすれば良いのでしょうか?
【2.本書のポイント】
私が皆さんにお伝えしたいのは、「アイディアは才能に恵まれた一部の人だけのことではない」ということです。アイディアは、ある日突然、天から降ってくるものではありません。アイディアとは、「もっとロジカルで、必然性のあるもの」だと、私は考えています。じっくり観察することから始めてください。自分なりの「問題意識を持って見る」それだけで、アイディアの糸口となるヒントがどんどん見つかるようになります。アイディアのヒントを見つけるために、皆さんに心がけてほしいこと。1、まず、関心を持つテーマを決める。2、そのテーマをメモ帳に書き、毎日見る。3、そのテーマに関連する事は、何でも注意して見る。これまでの常識を見直すことには、勇気が必要です。でも、勇気を持って視点を変えてみることで、新しい気づきやアイディアが見えてくるのです。アイディアのヒントは、自分の業界だけでなく、あらゆるところに隠れている。私は、ロルバーン社のメモ帳を使っています。商品名は、「ロルバーン ポケット付メモ ミニ」というものです。ひらめきの瞬間に出会えるかどうかは、記憶として頭の中に残っている情報がものをいいます。記憶が「ひらめきの引き金」となるのです。ムダを避けるためにも、聞き手側の視点(上司の気持ち)を押さえ、アイディアをストーリーにしていくことが大切なのです。上司が抱く疑問とは、「結局、何が言いたいの?」「どういうこと?」「大事な事は?」「ほかには?」主にこの4つです。具体的なアクションはどう考えれば良いでしょうか?「5W2H」を使うのです。「5W2H」とは、次の7つの言葉から取ったものです。誰が(Who)、いつ(When)、どこで(Where)、何を(What)、誰に対して(to Whom)、どのように(How)、いくらで(How much)具体的なアクション(実行内容)として書くと、マネタイズできるアイディアになる!商品開発4つの窓➀「自社発想×新商品」の組み合わせまだ世の中に存在しない商品をつくろう②「自社発想×類似商品」の組み合わせプライベートブランド商品③「市場発想×類似商品」の組み合わせマイナーチェンジ④「市場発想×新商品」の組み合わせ明確なニーズがあって新商品を開発するこの「商品開発4つの窓」で最初に考えるのは、②と③の可能性を優先することです。いいアイディアは、どんどん模倣するべき.人が無意識に目を向けてしまうものの、頭文字を組み合わせて「ABC理論」と呼んでいます。1、Aは、動物「アニマル(Animal)」の頭文字。2、Bは、美しさ「ビューティー(Beauty)」の頭文字。3、Cは、子供「チャイルド(Chaild)」の頭文字。「なぜ、あなたのアイディアはお客様に選んでもらえるのですか」もし、この質問に自信を持って回答できないのであれば、あなたのアイデアは、まだ社会に出す段階ではないと言うことになります。アイディアを整理してみましょう。1、誰が?2、何に困っている?3、今はどうしている?4、自分のアイデアは、その問題をどう解決し、人を幸せにする?理屈より、ワクワクするストーリーの方が、人の心に響く。最終決裁者に賛同してもらえるようなストーリーを作ってみましょう。0、タイトル。1、背景。2、狙い。3、何をするのか。4、なぜできるのか。5、これまでの商品サービスと何が違うのか。6、効果。7、スケジュール。8、このアイディアへの思い。【目次】プロローグ 「マネタイズ」ノート―書くだけで、アイデアがお金になる!
1章 マネタイズのヒントは、必ず「現場」にある―「観察」ノート術
2章 面白そうなことは、なんでも書く―「記録」ノート術
3章 「捨てる」「分ける」「まとめる」―「整理」ノート術
4章 すべてのアイデアは「組み合わせ」―「組み合わせ」ノート術
5章 この「ひと手間」がお金を生み出す―「仕上げ」ノート術
【3.本書の感想】
本書の最初に、ラクダ冷蔵庫の紹介がありました。
砂漠でワクチンを運ぶにはどうしたよいでしょう?
車は、砂漠では使い物にならないため、砂漠の足であるラクダに冷蔵庫を乗せ、太陽光発電で電気をまかなうという仕組みです。
これは、冗談のようですが、本当にあるそうです。
ameblo.jpこんな風に、当たり前に知っているものを組み合わせることで、アイデアは成り立っているということです。
私たちは、関心を持つテーマをはっきりと決めないので、特に発見のない毎日の繰り返しになっているのではないでしょうか?
マネタイズまで行かなくても、アイデアが浮かぶととてもいい気分になりますよね。
頭の体操をしながら毎日を送ると、いつまでも若々しい頭脳でいられると思います。
アイデアを出すには、普段から、メモを取ることが大事なようです。
著者が愛用しているのは、下記のメモ帳になります。
どこかで見たことがあると思ったら、以前、100均で買ったことがあるタイプとよく似ています。
100均で買ったので、アイデアが出なかったのかもしれません。(笑)
今度は、こちらを買ってみようと思います。
メモの魔術という本が出るくらい、いつでもメモができる準備が必要ですね。
アイデアが出なくて困っている方は、ぜひ、読んでみてください!
【4.関連書籍の紹介】
親は、子供に「勉強しなさい」ということ以外に、子供にできることがあります。
評判の高いノートには、それ相当の力を感じます。
ちなみに私は、書き溜める場合、こちらを利用しています。
モレスキンと言って高めのノートですが、とても愛着を持てるノートです。
ファンが多いというのも納得の、書くことが好きになるノートです。
最近のアイデア本としては、こちらが素晴らしいです。
最後までのお付き合いありがとうございました!
【5.なんと著者より】
著者の市原さんよりコメント頂きました!
市原さん、ありがとうございました!
出版社の三笠書房編集部さんよりリツーイト頂きました!
三笠書房営業部さん、ありがとうございました!
三笠書房営業部☆創業90周年フェア開催中さんから「いいね」を頂きました。
三笠書房営業部☆創業90周年フェア開催中さん、ありがとうございました!