【1.本書の紹介】
最近は「アウトプット」という言葉が流行りなんでしょうね。
【2.本書のポイント】
本は読む(インプット)だけでなく「アウトプット」することで、もっと血となり肉となるー私が本書で言いたいのはこのことです。アウトプットといっても、何も特別なことをする必要はありません。基本は「話す」「書く」「行動する」ーこの3つです。要約力をつけるには、本を読みながら、「この項目は何を言いたいのか」「この章は何を言いたいのか」「この本は何を言いたいのか」と要点を集約していくことです。会社側の思惑に従うだけでは、自分自身の成長は望めません。本による自己投資は、当然セミナーよりも安価で済むわけですが、だからこそ「ケチらない」ことが重要です。使える情報が3つ以上あったら、買いです。いい本かどうかの「見極めポイント」・「著者プロフィール」は信頼できるものか・「目次」はしっかりと練られたものか・「まえがき」にピンとくるか・「本文」に”使える情報”はあるか平々凡々としたサラリーマン生活を抜け出したいと思うなら、普通の人が「そこまでするの?」と思うくらい徹底しないと変われません。情報を手に入れた人こそ勝者になれるのです◆本選びに役立つ「書評サイト」&メルマガ・マインドマップ的読書感想文・ビジネス選書&サマリー・HONZーノンフィクションはこれを読め!・松岡正剛の千夜千冊毎年8万冊という膨大な量の本が出版されているので、存在すら消えて知らないで消えていく本は無数にある「つまらないな」と思ったのなら、何がどうつまらなかったのかを書けばいいのです。数年前から、「評価経済」と言う言葉が注目を集めています。情報活用の多いサービス業などにおいて、直接的な対価でなく、間接的な対価によってお金が回る経済のことです。書評はまさに、評価経済の一端を担う活動です。いい評価を下せるということは、自分に付加価値をつけることにもつながるわけです。書評を書くにはコツがあります。その本に「何が書いてあったか」「そこから何を学んだか」「それをどう活かすか」。この3つを柱にしてまとめるのがポイントです。メルマガを書くときのコツは、まずフォーマットを作ること。私は約1500字を目安にして、5つほどの要点をまとめています。全体の流れは、①最初に本の要約を書き、②次に著者がどういう人物なのかと本の概要を説明し、③その本が生まれた背景と気づき、特徴などを書いて、④最後に「この本はこういう人にお勧め」と書いて締める、というパターンで毎号書いています。最近ではTwitterやFacebookで積極的に読者と交流しようとする著者も増えているので、著者と直接やり取りするチャンスはいくらでもあります。「先義後利」と言う言葉がありますが、これは中国の古典「四書」の1つ「孟子」に出てきます。意味は「義を先んじて、利を後にする」、すなわち「国を治める上で1番大切なことは、目先の利益ではなく、道徳、社会の原理、原則である」という教えです。本を読んだり、勉強熱心な経営者は、日々のビジネスでも様々な工夫をしています。「自分はどう生きていくべきか」「何をすべきか」と言う永遠のテーマを考えないで生きる人生は、お金があっても味気ないものでしょう。今までにない発想を得るには、今まで無関係だった分野にも足を踏み入れてみるのが1番です。人は結局のところ、感情で動く動物です。何かに心を動かされる、感動させられることが、人を動かす何よりの原動力と成し遂げることができません。感動するからこそ、人を感動させることができるのです。ビール片手にテレビを見ている限り、今の生活をレベルアップさせることができません。テレビもお酒も、読書の敵です。◆私はこんな本を読んできた・「TQ9」ハイラム・ダブル・スミス・「企業参謀」大前研一・「人生を変える80対20の法則」リチャード・コッチ・「バビロンの大富豪」ジョージ・S・クレイソン・「金持ち父さん貧乏父さん」ロバート・キヨサキ・「日本の国家破産に備える資産防衛マニュアル」橘玲・「GIVE&TAKE」アダム・グラント・「プロフェッショナルの条件」P・F・ドラッカー・「原因と結果の法則」ジェームス・アレン・「3週間続ければ一生が変わる」ロビン・シャーマ・「未来の働き方を考えよう」ちきりん・「自分の小さな箱から脱出する方法」アービンジャー・インスティチュート・「サーバント・リーダー」ジェームズ・ハンター・「人を動かす」デール・カーネギー・「サピエンス全史(上下)」ユヴァル・ノア・ハラリ・「ワーク・シフト」リンダ・グラットン・「2052」ヨルゲン・ランダース・「代表的日本人」内村鑑三・「人生計画の立て方」本多静六・「孫子の兵法」守屋洋【目次】はじめに1章 もっと「本の話」を誰かとしよう2章 「速読」よりも「乱読」せよ!3章 読書を最高の「自己投資」にする技術4章 「お金を稼ぐ人」は、本を買う読む!5章 私は、こんな本を読んできた
【3.本書の感想】
「本選びに役立つ「書評サイト」&メルマガ」こちらは、それぞれのサイトは力が入っていすので、サイトの書評の数や内容を見たら、その量の多さに負けてしまいそうになります。
本屋へ行って何か本を買って、1冊読んだ方が確実に早い。
それくらい中身の濃いサイトになっています。
「松岡正剛の千夜千冊」のサイトを見た時は、知らないタイトルの書籍のオンパレードで、気が遠くなる気がしたのを覚えています。
サイトの書評を読みすぎて、疲れてしまって本のことを嫌いにならないでください。私のことは嫌いでも(笑)
リンクを貼っていますので、ご興味のある方は、時間のある時に覗いて見て下さい。
注意:時間のある時ですよ!
一番のお勧めは「ビジネスブックマラソン」です。
私も、このメルマガを読んでいます。
理由は、対象がビジネス書である事、書評が(土日祝除く)毎日届く事、一人が選書している事です。
「私はこんな本を読んできた」で紹介されている本は、ほとんどは「ビジネススキル大全」で紹介されているものと重なりますが、世の中に出版されている本の中から、選びに選ばれた本がこのリストだと思います。
こちらの本には、上記のリスト以外にも、お勧めの本がたくさん紹介されていますので、ご興味のある方は、是非ご覧下さい。
ビジネスマンにとっては、必須の本を紹介して頂いている事になりますので、未読の本については早めに読んでしまいたいと思います。
と、いつも思っています。(笑)
読書は「アウトプット」が99%: その1冊にもっと「付加価値」をつける読み方 (単行本)
【4.関連書籍の紹介】
ビジネスマン必読の書を知りたい方は、こちらをどうぞ!
ビジネススキル大全―――2時間で学ぶ「成果を生み出す」全技術