京都のリーマンメモリーズ

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【書評】人生がうまくいく方法、ここにあります!「『原因』と『結果』の法則」 ジェームズ・アレン  サンマーク出版

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こちらは、世界的ロングセラ-です。

【1.本書の紹介】

薄い本なのですが、ためになる教えが詰まっています。
 
人は、心の持ち様で人生を素晴らしくできます!
 
そのためには自己犠牲、つまり煩悩に負けない心の強さが必要なんです。
 
一度で諦めるのではなく、何度もチャレンジして、心を鍛えていく必要があります。
 
いい人生を送るために、参考になることが沢山書かれています。
 

【2.本書のポイント】

・私たちは、自分自身の思いによって、自分をすばらしい人間に創りあげることもできれば、破壊してしまうこともできます。
 
・私たちは自分の人生に深く思いを巡らし、それを作り上げている法則を自らの手で発見したときから、自分自身の賢い主人となり、自分自身を知的に管理しながら、豊かな実りへとつづく思いを次々へと巡らすようになります。その時から私達は、自分自身の意識的な主人となります。
 
・私たちは進歩し、進化する生き物であり、どんなときにも自分が学び、成長を遂げる為に最適な場所にいます。そして、もし、私達が、ある環境で必要な学習をつんだならば、その環境は間もなく、次の新しい環境に取って代わられることになります。
 
心は、それ自身がひそかに抱いているものを引き寄せます。
 
・私たちは、自分が望んでいるものではなく、自分と同種の者を引き寄せます。
 
・自分自身を改善するということは、真の意味での自己犠牲を払うということにほかなりません。真の自己犠牲とは、心の中からあらゆる悪いものを取り払い、そこを良いものだけで満たそうとする作業です。自分自身を意欲的に改善しようとする人間は、明確に設定した目標の達成に決して失敗することがありません。
 
・つねに愛に満ちた思いを巡らしながら、あらゆる人に好意を抱き、あらゆる人に楽しく接し、忍耐を持ってあらゆる人のなかに良いものを探し続けることは、天国への王道です。
 
・人間は、理にかなった人生の目標を心に抱き、その達成を目指すべきです。その目標に自分の思いを集中して向けつづけるべきです。
 
目の前にある自分がやるべきことに自分の思いを集中して向けるべきです。その作業がいかに小さなものに見えようと、問題ではありません。そうやって、目の前にあるやるべきことを完璧にやり遂げるよう努力することで、集中力と自己コントロール能力は確実に磨かれます。
 
・「強さは持続的な鍛錬によってのみ開発される」という真実を信じたときから、奮闘・努力を開始します。そして、努力に努力を重ね、忍耐に忍耐を重ね、強化に強化を重ねることで、やがては素晴らしく強い人間へと成長することになります。
 
・人間は、もし成功を目指すならば、自分の欲望のかなりの部分を犠牲にしなくてはならないのです。
 
あなたの人格と人生を変えることができるのは、あなただけなのです。
 
・人間は、価値ある物事を達成するためには、たとえそれが、どんなに世俗的な物事の達成であっても、身勝手な欲望のなかから抜け出さなくてはなりません。
 
私たちは、犠牲を払うことなくしては、いかなる進歩も成功も望めません。私たちの成功は、私たちがその達成をどれだけ強く決意し、その計画の上にいかに強く心を固定するかに加えて、自分の欲望をどれだけ犠牲にできるかにかかっています。そして、私たちが自分の心を高めれば高めるほど・・・より気高く、より公正な人間になればなるほど・・・私たちの成功は、より大きな、より祝福された、より持続的なものとなります。
 
・理想を抱くことです。そのビジョンを見続けることです。あなたの心を最高にワクワクさせるもの、あなたの心に美しく響くもの、あなたが心から愛することができるものをしっかりと胸に抱くことです。

【3.本書の感想】

「原因」と「結果」の法則。
 
それはつまり、「自己犠牲(我慢)によって、素晴らしいものが得られますよ。」という事ですね。
 
何かを達成したいのであれば、それなりの努力が必要で、人間性を高めたければ、それは、それなりに節制が大切だということがわかりました。
 
「自分自身の思いによって、自分をすばらしい人間に創りあげることもできる」とありますので、是非、素晴らしい人間になりましょう!
 
素晴らしい人生を送りたい方は、是非、この本をご参考ください!

「原因」と「結果」の法則

 

最後までお付き合い頂きありがとうございました!