京都のリーマンメモリーズ

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【書評】人生とは長い時間をかけて自分を愛する旅である 樋口耕太郎 ダイヤモンド社

今週のお題「こだわりの道具」

こだわりの道具は、本です。本は人生を生きるうえで欠かせない道具だと思います。知識を与えてくれたり、感動ややる気を与えてくれたりして、人生を豊かにしてくれます。そんな本の中でも、人生とは長い時間をかけて自分を愛する旅であるということを教えてくれるすんごい本を紹介します。(笑)

【1.本書の紹介】

人生って何なんでしょうか?

 

人生は幸せになることという人も多いと思います。

 

そうは言っても、幸せなど感じないままに忙しい毎日が過ぎ去っているのではないかと思います。

 

楽しい人生にしたい。

 

幸せな人生にしたい。

 

実は、人生とは、自分を愛する旅だそうです。

 

では、いったいどのようにすれば、自分を愛する旅になるのでしょうか?

【2.本書のポイント】

従業員の人生を明るくするために、最もパワフルな方法は、従業員の関心に関心を持つことである。
 
命は大切だ。命を大切に。そんなことを何千何万回言われるより「あなたが大切だ」誰かがそう言ってくれたら、それだけで生きていける。
 
経営者が人間をもっと大切にすると覚悟すれば組織は変わる。
 
ほとんどのクレーム客の目的は、自分の関心に関心を示してほしいということなことなのだろう。
 
私は、真の顧客ニーズは少なくとも2つ存在すると思う。
「頼むから、私に嘘をつかないでくれ!」そして、
「誰か、私の声を聞いてくれ!」と言う心の渇きのような感情だ。
 
世の中の世の中で消費者がものを買う時、いろんな人が私たちに優しくしてくれるのだが、その優しさは手段なのだ。
思いやりを手段ではなく、目的にできないだろうかと考え始めた。
 
自分を愛すると言う事は、格好悪い自分に胸を張り覚悟を持って自分を生きることである。
 
人事効果の基準は2つだけ
どれだけ人の役に立ったか?
どれだけ人間的に成長したか?
 
人は自分が誰かの役に立っていると感じる時、自分に価値があると思える。
 
人間的な成長とは、自分を愛することである。
 
自分を生きると言う事は、自分を社会で生かすための必要条件であり、自分が社会の役に立つと言う事は、何よりも自分を生かすことだ。
 
私たちはなぜ永遠に経済成長を続けなければならないのだろう?企業が利益を上げれば上げるほど、従業員が苦しむのはなぜだろう?
 
需要を生み出すために効果的な事は、欠乏感を煽ることだ。
これは資本主義経済における最高の発明の1つだった。
 
依存症の原因の1つは罪悪感と自己嫌悪、つまり自分を愛していないことにある。
 
人間を何かに依存させれば、無限の需要を作り出すことができ、確実な売り上げが約束される。
 
理想の給料は、自分の妻の姉妹の旦那の2割増
 
資本主義経済と言う現代の優れた奴隷制度は、肉体ではなく意識を捉えている。
 
70 ÷ ( ) % = ( )年。この式に任意の投資利回りを入れて計算すると、その資産が2倍になるまでの年数が計算できる。これを倍増時間と言う。
 
20世紀の社会主義全体の最大の矛盾であり欠陥は、民間の資本家から資本を取り上げ、国家と言う世界最大の資本家を生み出し、著しい格差を国家的に作り出してしまったことではないだろうか。
 
お金は、「自分には価値がない」と言う恐れを穴埋めしてくれる。
 
私たちは無意識に強烈な痛み止めを打ちながら生きている。私たちの気を逸らしてくれるものなら、何でも痛み止めになり得る。
 
大量に消費し、無感覚に生きていれば、痛みが和らぐ。資本主義経済は、そんな私たちの痛みをお金に変えているようなところがある。
 
痛み止めには少なくとも2つの大きな問題がある。
1つは、人は痛み止めを打った状態では、幸せを感じられないと言う大問題だ。
痛み止めのもう一つの問題は、それが対処療法に過ぎないと言うことだ。
痛み止めを打って、無感覚になれば、他人にも自分にも無関心になるのは当然だ。
 
優等生も不良も、無意識の目的は同じ。誰かと伝わろうとしてもがいている。
人間は何よりも時には私よりも孤独を恐れるのである。
 
村八分は村社会の極刑に値するし、いじめが残酷なのは子供にとって命綱(つながり)を立ち切る行為だからだ。子供は本能的に、人間がもっと最も苦しむことを知っているだ。
 
孤独の正体とは、自分を愛せないことなのだ。
 
幸せな人生を送るために絶対欠かせないものがある。それが愛だ。
 
他人を愛そうと心から願っても、他人を愛せない人がいる。それは、他人を愛する力がないからではない、優しさに欠けているからではない。自分を愛していないからだ。
 
誰にでも世界でその人にしかできないことがある。誰かの役に立っている時、私たちは例外なく特別な存在であり、創造的である。
 
得体のしれないお金と言うもののために、膨大な時間を費やし、人生をかけて大切なことを後回しにし、幸せを永遠に先延ばしにしている。
 
給与とは、夢を忘れさせるために、経営者があなたに与える麻薬である。
 
問題に直面した時、問題そのものの解決しようとせず、愛で問いかければ、心の中に答えが浮かんでくる。愛で問いかけると、人は極めて創造的になるのだ。
 
愛を目的にすれば、人間が息を吹き返して事業に生産性が生まれる。その生産性を形にするのは経営者の仕事だ。
 
企業価値が生まれる場所は、顧客の心の中である。企業の中ではない。
 
危険な道がただ危険なだけの道だったら誰も迷わない。だが、私たちは、危険な道を選択することが、真の自分を生きる道だと言うことを直感的に知っているのだ。
 
ブラック・スワンは、たった1人で世界を変えてしまうほどのパワーを発揮するが、その莫大な力とは「社会を変える力」ではない。社会を構成する一人ひとりが忘れかけている「自ら変わりたい」と言う気持ちに火を灯す力なのである。
 
幸せの本質とは、自分は既に幸せであると言う気づきなのだ。
 
過去と未来は幻であり、存在するのは「今」だけである。
 
今、愛なら何をするだろうか?それは本当の自分を見つけるための問いなのだ。


【目次】

第1面 愛の経営
第2面 マトリックス
第3面 自分を愛する旅
第4面 愛の経済学
第5面 すべては自分から始まる
第6面 いま、愛なら何をするだろうか?

 

【3.本書の感想】

400ページを超える大変分厚い本ですが、とても読みやすく、読んでいて楽しい本でした。

 

現代の人たちは、時間を有効に使うことが幸せにつながると思って、知らず知らず、短時間に無理やりいろんなことを詰め込み過ぎていますね。

 

そんな大人たちの生活態度や教えが、今の子どもたちにタイパコスパの道を歩まさせて、ムダを嫌う人達が増えました。

 

無駄とは余計なものなので、無駄話などに遠慮が加わり、自然なコミュニケーションをとることが難しくなしました。

 

すると、目の前に知っている人がいるのに、横に知っている人がいるのに、LINEやSNSなどで遠くにいるよく知らない人とのコミュニケーションに一生懸命になります。

 

これって、ある意味時間を効率的に使っているかもしれませんが、常に遠くの誰かとコミュニケーションをとることで満足をしているのは、人として幸せな姿ではないですよね。

 

隣人愛ではないですが、せっかく目の前にいるのだから、目の前にいる人ともっと愛を持って一生懸命接することが大切だと思いました。

 

この本は、経営者はもちろん、どう生きて行けばよいのか迷っている方、愛って何?と疑問をお持ちの方にはピッタリの本です。

 

ぜひ、読んでみてください!

 

【4.関連書籍の紹介】

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最後までのお付き合いありがとうございました!