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【書評】『求めない練習』要約|ショーペンハウアーの幸福論から学ぶ「幸せの正体」

今週のお題「準備していること」

準備していることは、幸せを逃さないために情報をかき集めることですね。せっかくの人生ですので、不幸だったな~というよりも幸せだったな~と感じて旅立ちたいですね。そんななか、ショーペンハワーの幸福論を教えてくれるというすんごい本を紹介します。(笑)

【1.本書の紹介】

幸せになりたい。

 

多くの人は、そんなことを幼いころから想って生きて来たと思います。

 

わずか100年前でさえも、空調や食が十分でない昔の人の生活は、今に比べると明らかに辛かったと思います。

 

しかし、現代人は昔の人に比べると、生活水準は明らかに良くなっていますが、精神的に幸せを感じているのかと問われると必ずしも幸せではないかもしれません。

 

モノは十分なほど豊かになりましたが、精神的には必ずしも豊かになっていないように思います。

 

さて、幸せに生きるためにはいったいどうしたら良いのでしょうか?

【2.本書のポイント】

誰にでもある程度の心配や苦痛、苦難が必要だ。これからは真の幸福を求める苦痛を経験すべき時だ。

 

ショーペンハウアーは例え学問や著述が広く認められなくとも、不幸ではなかった。生まれつき自尊心が高く、自分の飛び抜けた天才的才能や能力に自信を抱いていたからだ。彼は、自分の天賦の才能が後に評価されるなだろうと自らを励ました。

 

幸福とは、苦しみを減らし、避け、耐えることにある。

 

ショーペンハウアーは、人生が苦痛の連続である理由を、生き残ろうとする人間本来の欲望のせいだと述べる。

 

幸福とは、本能の働きによる幻想であり、叶えられない瞑想だ。

 

善悪を合理的に選択するより先に欲望があるため、人間は自由に選択ができない。

 

人間の欲求をうまくコントロールすることで幸福になれる。

 

貧乏は苦痛であり、過剰は退屈だ。

 

精神が豊かになるほど、内面に虚しさが忍び込む空間は減る。

 

幸福な人とは、他人に金をせがまなくても、良いほどの財産があり、暇な時間を楽しめるだけの飛び抜けた精神力を持ち合わせたものである。

 

外部に新しいものを探そうとするのではなく、今持っているものの価値を振り返ってみるべきだ。

 

名誉や権力への欲望は、他人の心に映って作られる虚栄だ。

 

自分が持っている時には気づかないが、なくしてみると初めて気づくものが真の幸福なのだ。

 

賢者は苦痛なきを求め、快楽を求めず。

 

世界で最も大きな幸福を享受している人は、より不幸でない人生を生きる勇気を持ち、どうにかどうにか苦痛に耐えながら、日々を黙々と生きている人なのである。

 

幸福は運命的に決まっているものではなく、自ら選択して作っていくものだ。

 

自分が真剣に追求する目標を達成したいなら、その目標とは関係ない、あらゆる欲望や目標を放棄すべきなのだ。

 

自分の個性に合った仕事と生活スタイルをみつけ、能力を発揮してこそ、幸福になれる。

 

幸福とは、自分の個性と素質に合わせて努力をし、そこから到達できる満足感のこと。

 

振り返って、今を不幸だと思うのはやめよう。

 

よく笑うものは、幸福であり、よく泣く不幸である。

 

幸福であるために、最も重要な健康を、他のことのために犠牲にするのは愚かなことだ。

 

その人の幸福度は、「王様」ではなく「物乞い」であったとしても、明るく笑えるかどうかで決まる。

 

退屈にならない程度に、なるべく人間関係をシンプルにし、生活パターンを単純化することで幸福になれる。

 

私たちは、存在していることに感謝すべきだ。自分がこの世にいなければ、このように嘆くこともできないからだ。

 

幸福を知るためには、何を楽しむかではなく、何によって苦痛を感じるのかを確認すべきだ。

 

賢明な人は、何よりも苦痛のない状態、安定と余裕を手にしようと尽力する。

 

移り変わるこの世界にある不変のもの、普遍のものを見ることで、人生の欲望と苦悩を和らげることができるだろう。

 

余暇は、人間の所有物のうち最も美しいもの。

 

最高の幸福を与える哲学は、自ら考える力を育てる上で、非常に重要だ。

 

人との出会いを減らし本を常に近くに置き、好きな音楽をながら、自分で考える力を伸ばすと良いだろう。

 

ショーペンハウアーが勧める読書法。

・古典を読もう。

・同じ本を2度読もう

・悪書を避けよう

 

読書よりも、独自の思考の方がずっと価値がある。

 

お見合い結婚をした人の方が幸せに暮らせるが、それには理由がある。動物的な魅力に惹かれて恋愛結婚をした人は、出産と言う目的を達成すると、すべての幻想が壊れ、たちまち情熱が冷めるからだ。一方、様々な条件を合わせた現実的な結婚をすれば、幻想に陥ることが少ない。

 

人間はお互いの距離が近くなること、心を傷つけることが増えていく。

 

ひとりでいる能力を持った時、価値のある人生になる。

 

幸福は短く、苦痛が長く感じられる理由は、幸福は一瞬のはかない夢のようである一方、苦痛は現実に迫ってくるからだ。

 

永遠に続く幸福はないのだから、そんな小さな幸せに満足するべきだ。

 

幸福とは、欠乏が満たされたときに感じる、主観的な満足感のことだ。

 

時間とは、留まることなく流れていく。

 

未来の心配や過去の苦痛に縛られないため、動物は人間より幸福だ。

 

私たちは「今日という日は1度きりしかない」と言う事実を思い起こし、現在を意味あるものにする必要がある。

 

プラトンは、財産、外見、名誉、体力において、少し「足りないと感じる位が幸福な人生」だと述べている。

 

財産や富よりも価値のあるもの、それは知的な教養だ。

 

虚栄心を持つと口数が増え、誇りを持つと寡黙になる。

 

自分自身に確信を持つ瞬間、人生が変わる。

 

【目次】

はじめに 人と比べる人生ではなく、自分だけの人生のために
第1章 なぜ、人生はつらいのか ── 真理について
第2章 なぜ、あるがままを認めるべきなのか ── 自信について
第3章 何をもって内面を満たすべきか ── 幸福について
第4章 どんな人間として生きるべきか ── 人間関係について
第5章 どこに幸福を見いだすべきか ── 人生について

 

【3.本書の感想】

恋愛で結婚するのが正しいと思っていましたが、必ずしもそうではないことが理解できました。

 

これも教養の1つですかね?

 

幸せと言うのは一瞬なんですね。

 

おなかを空かすと不幸に感じますが、おなかが空いた後に食べると無茶苦茶美味しくて、幸せを感じますね。

 

しかし、食べ過ぎると幸せは遠のき、辛くなります。

 

最近、冬季オリンピックがありましたが、そこで金メダルを獲得できた人は幸せを感じたと思います。

 

しかし、金メダルを取った事実は変わりませんが、その後のその人への評価はその人の活動によって変化します。

 

金メダルにあぐらをかくのではなく、常に、何かに向かって努力していくことが大切だと思います。

 

その中に、何か小さなことでも幸せに感じることがあれば、それが、幸せなんだと思います。

 

この本には、幸せに生きるヒントや幸せについてとても多くの金言がちりばめられています。

 

あまりに多くなるので、これでもずいぶん短くしています。

 

どうすれば幸せになれるのか?幸せとはなのか?を疑問に思っている方には特におすすめです。

 

是非、読んでみてください!

 

 

【4.関連書籍の紹介】

人生は短い。幸せになろう。

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お金に振り回わされない人生が幸せ。

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幸福に生きるには?

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親切は人の為ならず。

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会社経営のように人生に戦略を立てましょう!

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最後までのお付き合いありがとうございました!