連載第2回です。
このシリーズ、いつまで続くかはわかりません。
ただ、桜の開花まではお届けしたと思っています。
♪まだかなまだかな~ 学研のおばちゃんまだかな~
ちなみに東寺の桜は、まだです。
京都の他の有名所もまだです。
この時期は、桜の開花が待ち遠しいですよね~
春は、これから♡
昨日、いい写真が撮れたスポットです。
昨日よりも明るくなっていますね。
一日一日、朝日が登るのが早くなっているのがわかりますね。
・・・本当は寝坊して、昨日よりも30分遅く来てしまいました。(汗)
そんな理由で、昨日とは随分違う景色をご覧頂いています。
これはこれでラッキーですね!
手前が南大門です。
南大門は東寺の中で一番大きな門です。
幅は約18メートル、高さは約13メートル!です。
切妻造本瓦葺、三間一戸の八脚門です。
1601年(慶長6年)に三十三間堂の西門として建てられたものを、1895年(明治28年)に東寺の南大門として移築したものになります。
桃山形式の豪壮な門で蟇股の鳥や獣の彫刻等が彫られています。
そして、こちらが金堂です。
金堂は796年に東寺が創建されて、最初に工事が始められました。
しかし、1486年(文明18年)に焼失しました。
現存する建物は、1603年(慶長8年)豊臣秀頼の寄進で再建されたものになります。
金堂は、国宝です。
入母屋造 本瓦葺になっています。
宋の様式を取り入れた天竺様と和様を合わせた桃山時代の代表的な建物です。
この金堂は、外見は2階建てに見えますが1階建てです。
屋根の様に見えるのは裳階(モコシ)です。
金堂内には、本尊・薬師如来坐像と日光菩薩、月光菩薩が安置されています。
いずれも、国の重要文化財に指定されています。
本尊の薬師如来は、薬壺を持たな古い様式の仏像です。
光背に七体の化仏を配置する七仏薬師如来です。
桃山時代を代表する仏師、康正による作と伝えられています。
こちらは昨日も紹介した桜です。
今、東寺の桜の中で、一番きれいに咲いています。
小柄な桜の木ですが、毎日、毎日、花びらが増えて濃い桃色が広がって来ているような気がします。
五重塔を背景にして、渋いですね。
もうすぐ満開ですかね~
さて、空にそびえ立つ五重塔です。
この五重塔は、新幹線からでも、京都市のいろんな観光地から見られますので、京都のランドマーク的な建物になっています。
今は京都タワーがその役目をはたしていますが、京都タワーができるまでは、この五重塔が目印だったんじゃないかと思います。
今日も我々を見守ってくれています。
今日も一日頑張って行きましょう!
おしまい。
東寺情報については下記をご参照下さい。