連載第3回です。
今日の東寺の様子です。
今日も良い天気で、朝散歩ファンにはたまらない、気持ちの良い朝になりました。
今日は、いつものポイントから少しずらして写真をとって見ました。
今日も五重塔が素敵ですね!
うっとりです♡
南大門(重文/1601年/慶長6年)から見える金堂(コンドウ)(国宝/1603年/慶長8年)です。
昔、「コンドーです!」という面白いギャグがありましたね。(昭和の時代だったと思います。)
何が面白かったんでしょうかね。(笑)
昨日の撮影ポイントより、少し前から取ってみました。
すごくイイですね。この南大門と金堂!
今、ここに残っていることが奇跡だと思います。
1600年から数えて400年強!ここにずっと建っています。
すごい期間ですね。
400年間って、今のコンクリートで作った建物が持つものでしょうか?
木造の建物が400年も持ってしまうというのは、本当にすごい事ですね。
ちなみに法隆寺の建物は1300年以上経っています。
木造建築は素晴らしいですね。
今更ながら驚いてしまいます。
こんな素晴らしい建物を見ることができるなんて、ありがたいありがたい。
こちらが東寺の中で一番、健気に頑張っている桜です。
もうすぐ満開ですね。
他の兄さん姉さん桜がなかなか咲かないので、
この子が1人でお客さんを楽しませているようなそんな感じです。
孤軍奮闘と言った感じでしょうか?
独り寂しく頑張っています。
続きましては、太極拳をしている中国人のグループです。
いや間違えました。
ラジオ体操をしている敬老会の人々です。(笑)
毎朝、気持ちよさそうに体操をしています。
ラジオ体操だけの為に毎朝集まっていますが、それだけで楽しそうです。
こちらは小子房の勅使門です。
門の菊の透かし彫りがなかなかおしゃれでね。
こちらは、天皇をお迎えするための特別な建物だそうです。
南北朝時代に足利尊氏が光厳上皇を奉じて都に入った時に、上皇は、洛中の戦いが治まるまでの間、ここを御所としたそうです。
お寺の中にある建物の門に、菊の透かし彫りがある理由がよく分かりました。
現在の小子房は1934年(昭和9年)弘法大師空海の千百年御遠忌にあたり再建されたものです。
総木曾檜造で、昭和を代表する建築物の一つとされています。
出ました!国宝 御影堂です。
茅葺きの屋根と四角形の建物がとても感じが良いです。
ここが東寺の穴場の1つです。
私は、勝手にそう思っています。
ここは見る価値がありますよー。
普段は、靴を脱いで、畳まで上がることができます。
期待が膨らみますね~
さあ、心の準備は出来ましたか?
いよいよ入りましょう!
じゃ~ん!
なんと工事中! 残念~!
今年いっぱい工事中だそうです。
期待させるだけさせておいて、落とされた場合、つまり、今回の場合ですと、期待していたのに工事中の写真を見せられてがっかりした場合、関西人は、「なめとんか?」とおっしゃいます。
関西人の方は「なめとんか?」と言って心を鎮めて次へ進んで下さい。(笑)
気分を取り直して、ハイライトです。
桜が咲くと、このアングルで写真を撮るときれいです。
観光ポスターなどもこのアングルが多いですね。
桜はまだ、つぼみですね。
開花までは、もう少しお待ち下さい。
それまでは、渋いこげ茶色と空色のコントラストをお楽しみ下さい。
宝蔵(重文/平安後期建立 東寺で現存する最古の建造物)です。
正倉院の宝物殿に似ていますね。
高床式がおしゃれですね。
こちらには、弘法大師空海が唐の国師恵果から授かった密教法具や両界曼荼羅、仏舎利、五大尊など、多くの寺宝を収めていました。
宝蔵の床板はきわめて大きな建物の扉を転用した物と言われており、金堂の扉とも羅城門の扉とも言われています。
宝蔵と五重の塔です。
宝蔵は火事から守るため、周りが掘りになっているそうです。
高床式といい、掘りといい、先人の知恵が生きていますね。
今日も青空を背景に堂々とそびえ立つ五重の塔です。
車で行き交う人々を見守っています。
今日はいい天気ですね~
今日も元気頑張りましょう!
おしまい。
東寺情報については下記をご参照下さい。