
今週のお題「もらってうれしかったプレゼント」
小銭入れです。休日は近所の神社に散歩に行きます。最近はキャッシュレスが進み、小銭を使わない日も増えました。それでも、お賽銭にはまだまだ小銭が必要なので、小銭入れが役に立っています。小銭入れを忘れると少し焦りますが、ポケットの中にあるとホッとします。ちなみに、最近はできるだけ散歩をするように心がけています。歩くとなぜ心が軽くなるのか。その理由を教えてくれる、すんごい本を紹介します。(笑)
【1.本書の紹介】
散歩をすると、健康に良いと言われますね。
「1日1万歩を目指そう」とか、「8,000歩を目指そう」とか、無理のない範囲で歩くことが健康づくりにつながると言われています。
散歩は、歩くだけでも立派な運動になります。体力づくりにもなりますし、運動不足の解消にもなります。
また、ビジネスの世界でも、歩くことで新しい発想が生まれたり、会話が弾んだりするなど、さまざまな効果があると言われています。
つまり散歩は、体だけでなく、私たちの「考え方」にも良い影響を与えてくれるようです。
ではなぜ、歩くと心まで軽くなるのでしょうか?
【2.本書のポイント】
散歩は、心の世界を耕しながら、世界と私の間にある微妙な「間(あわい)」を感じさせる営みでもあります。学生たちの要望に、「どう休めば良いか」「集中力を高める方法は」といった声が、結構上がってきました。例えば、臨床心理学の実践法の1つなのですが、筋肉に力を入れて、その後力を緩めるというリラックスの方法があります。ホモ・サピエンスは、狩りによって得た獲物や採取した貝や木の実など、一緒に行動を共にしている共同体内で、積極的に分け合っていたとされています。この分け合う習性こそが、集団で行動する力や、集団内でコミュニケーションを取りつつ、動く力を育んだと考えられます。私たちは散歩をしたいと思うその心の動きは、何万年もかけて全世界を移動した人類の推進力の名残りである、と考えることも、できるかもしれません。新しいものへの緊張の反応には、由来があります。それは、旧石器時代なの、まだ、狩猟採集中心の生活において、新しいものとは、それが遠くの黒い点であるときは、何なのか、分かりません。それは、見慣れた人影なのか、それとも、猛獣ように自分に危害を与えるものなのか。そのように、新しいものに対する防衛反応こそ、人類が生き延びる上で大切な緊張装置であったと思います。朝のまどろみの時間は、まさに覚醒と睡眠のあわいの時間なので、行ったり来たりでしょう。睡魔の波を何度も超えながら、少しずつ起きる方向に心と体が移動していく、その感覚を大事にしたいところです。散歩は、世界と私の「あわい」に出会う営みです。散歩によって、世界と私を行き来して、あわいの、の質量が豊かなものとなります。漱石が、道草に苦しんだのは、江戸から明治という近代化の中での個人の生き方を追求することによる軋轢といっても良いですが、そもそも、個人を追求すること自体によって生じる、人類に普遍的に生じる葛藤ということもできるかもしれません。孤独感は、自分に価値がないという感覚を刺激します。無駄とか価値があるとかの判断をやめて、いろんなところからの散歩のような対話を続ける生き方を、迷い続けることも大事にしたいと思います。そのような積み重ねの先に、本当の意味での共生社会があるのだと思います。散歩を通して、心や体が感じ続けることに誠実であること、そしてその中で、揺れながらあわいに接続し、私を取り戻す営みは、人類のみの特徴として残り続けるのではないでしょうか。
【目次】
第1章 散歩という営み
第2章 散歩は時空を超える
第3章 散歩は交配する
第4章 散歩は世界と私を接続する
第5章 散歩は世界と私のあわいにある
【3.本書の感想】
散歩を「やらなければならないもの」にしてしまうと、とにかく早く歩ききることに意識が向いて、つまらない作業になってしまいます。
そうではなく、歩いている間に頭の中が整理され、自分自身を取り戻していく。
その時間そのものを味わうことが大切なようです。
普段は、やるべきことに振り回され、目の前のことをただこなすだけの毎日になりがちです。
そんな日常から少し離れて、本来の自分に戻る時間を持つ。
それが散歩の良さなのかもしれません。
私は、散歩をしている間、よくオーディオブックを聞いています。
面白い本に当たったときは、散歩そのものも楽しくなります。
ただ、たまには何も聞かず、自分との対話を楽しみながら歩いてみようと思いました。
毎日を忙しく過ごしている方や、やるべきことに追われて「自分は何をしたいのだろう」と分からなくなっている方には、きっと何かヒントが得られる本だと思います。
ぜひ、読んでみてください!
【4.関連書籍の紹介】
歩くと人生が変わるそうです。
体力が必要です。
健康についてたくさん知りたい方はこちら
歩く力を保ち続けるために必要な事
筋肉を増やし増しよう!
歩くだけでは気が済まない人は、走りましょう!
最後までのお付き合いありがとうございました!
