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【書評】「アレ」の正体が全部わかる!身近なヒット商品の秘密とは?

 

今週のお題「スースーするもの」

スースーするものと言えば、夏の液体ムヒですね。ぬった後に、扇風機なんかに当てるとスースーどころか痛いくらいですね。夏と言えばムヒというくらい日本人には馴染みがありますね。同じように言われてみれば、あーアレ!というものがあります。絶対に見たことがあるアレの正体を教えてくれるというすんごい本を紹介します。(笑)

『絶対に見たことがあるアレの正体、聞いてみた』

(井上マサキ著 大和書房)は、商品開発・マーケティング好き必読の一冊 

「あの製品、誰が作ってるの?」が全部わかる本

絶対に見たことがあるアレの正体、聞いてみた は、私たちが日常で当たり前のように見ている商品やサービスについて、「それって誰が作ったの?」「なぜ生まれたの?」を徹底取材した、とても面白い一冊です。 

【1.本書の紹介】

私たちが生活している間に、知らず知らず馴染みになっていたり、当たり前のように使っているものがあります。

 

しかし、それは誰かに言われないと気づかないものですね。

 

今回は、割と地味ですが、私たちが絶対に見たことあるというものの正体を聞いてもらっているようです。

 

さて、見たことがあるアレとは一体どんなものなのでしょうか?

【2.本書のポイント】

「ソネットくん」株式会社パシフィック湘南

あの形のボタンて、いつ頃できたんですか?
2003年です。お客様からの要望が増え続け、メーカーが対応しきれなくなってきたんですね。先代の社長が「このままではダメだ」と、自社ブランドを作ることにしたんです。
 
「カエン」株式会社ニイタカ

カエンシリーズは、用途に合わせてサイズを複数用意しています。上面の面積が広いほど火力が強くなり、高さがあるほど少時間が伸びるんですよ。

 
エージレス 三菱ガス化学



容器内の酸素を全て吸い取っちゃえば、酸化は起きない。虫やカビだって生きられない。つまり、食べ物が長持ちする。という事は、スーパーで買ったお菓子とかエイジレスが入っていたら、その袋の中既に酸素がなくなっている。
商品がお手元に届いた時点で、エージレスの仕事は終わっているのだ。
 
 
ビリビリ椅子 東京特殊効果

いろんな仕事の枠からはみ出したものが、「特殊効果」と言う箱に集まってきちゃう。それを全部やってのけちゃうから、また新しいことを頼まれちゃう。それでもできちゃう。つまり、特殊効果の歴史は、テレビバラエティーの歴史でもあるのだった。

エンタメの作り手は、日々新しいものを生み出していく。なので、特殊効果にも毎回違うオーダーが来る。ベテラン社員でも「こんなのやったことがない」と途方に暮れることも少なくない。でも、その「どうしよう」をなんとかして抜けたところに、快感があるのだ。
 
ピコㇵン 株式会社増田屋コーポレーション

テレビをぼーっと見ているときに「これだ!」と思いついた。ブラウン管に映っていたのは、チャンバラトリオだった。あのハリセンを見てピンときたんですね。あんなに思いっきり叩いているのに、そこまで痛くないし、音もいい、じゃあ、叩くところに貼り線みたいにしたらいいんじゃないかと思いついて。
 
チャッカマンマ 株式会社東海

「チャッカマン」と言うブランド名は、日本国内で製造販売しているものだけにつけているんです。時代の流れで、中国など海外に製造拠点を持つ企業が多いのですが、チャッカマンだけは日本製にこだわり続けています。
 
 
プチプチ 川上産業株式会社

標準タイプだけでも20種類以上、細かく数えると1000種類くらいあります。
プチプチは、工業製品では珍しい100%メイドインジャパン。北は北海道から南は福岡まで国内9か所に工場があり、なるべく輸送コストをかけずにお客様の元へ届けられるようになっている。
 
ソフトクリーム 日世株式会社

ソフトクリームは、英語では「ソフト・サーブ・アイスクリーム」と言う名前なのだが、終戦直後で英語に馴染みのない日本人には難しいと判断し、ぎゅっと縮めて「ソフトクリーム」と命名した。日本におけるソフトクリーム誕生の瞬間である。
ソフトクリームが初めて日本に紹介されてから、70年以上の時が経つ。百貨店から蕎麦屋、そして全国へと「面」が広がり、ご当地ソフトやプレミアム展開で「質」も多様化した。
 
輪ゴム 株式会社共和

実は基本サイズだけで73種類ものサイズがあるらしい。100年以上続く老舗企業。


【目次】

■Part1 そういや正体が気になるアレ
スーパーで「♪ポポ~ポポポポ」と聞こえてくるアレ:呼び込み君
ファミレスで店員さんを呼ぶアレ:呼び出しボタン
コンビニで強盗に投げるアレ:防犯カラーボール
旅館のお膳で火をつけるアレ:固形燃料
袋に入ってる「たべられません」のアレ:脱酸素剤
■Part2 かつて楽しんだ懐かしのアレ
持ったり振ったりして応援するアレ:スズランテープ
音楽の時間に奏でるアレ:鍵盤ハーモニカ
バラエティ番組でよく見るアレ:ビリビリ椅子
叩くとピコッて鳴るアレ:ピコピコハンマー
■Part3 そういやよく見るアレ
ロードサイドで見かけるアレ:大型屋外看板 ガソリンスタンドで洗車してくれるアレ:洗車機
保育園児たちが乗っているアレ:おさんぽ車
■Part4 いつもお世話になっているアレ
火をつけると言ったらアレ:チャッカマン
「プチプチ」と言ったらアレ:気泡緩衝材
アイスと言ったらアレ:ソフトクリーム
全員使ったことある、あのゴム:輪ゴム
特別編 あなたが手に持っているコレ:本のカバー

【3.本書の感想】

この本に載っていた、企業を調べてみると、割と老舗企業だったり、大企業だったり、未上場企業であったり、企業規模や売上、従業員数などバラバラでした。

 

ただ、長年愛されている商品を持っていることもあり、基本的には経営がうまくいっている会社が多かったです。

 

ただ、商品のバリエーションは多岐にわたり、知られているモノだけで企業運営をしているわけではないようです。

 

それぞれの製品がニッチではありますが、そのニッチな市場で長年生き残っているだけに、知名度は抜群ですね。

 

選べるなら、愛される商品を持っている会社で働きたいですもんね。

 

今回の企業を調べてみると、昔ながらの製品だけでなく、どんどん新しい製品の開発も進めていることがわかりました。

 

同じもので種類を増やしている企業もあれば、全く違う製品を創っている企業もありました。

 

老舗企業と言われるようになるには、現状に胡坐をかかず、新しい商品を創り続けることも大切だなと思いました。

 

この本は、商品開発や新しいビジネスに悩んでいる方には、多くのヒントが得られると思います。

 

是非、読んでみてください!

 

 

【4.関連書籍の紹介】

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