京都のリーマンメモリーズ

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【書評】ほんとうのことを書く練習 土門 蘭 ダイヤモンド社

今週のお題「シーズン開幕」

4月になりました。いよいよ新年度ということで、ブログも新たな気分で頑張っていきたいと思います。ブログは文章が大事ですね。ということでほんとうのことを書くことについて教えてくれるすんごい本を紹介します。(笑)

 

【1.本書の紹介】


ブログであれば、まだなんとなく文章を書けますが、これが本を出版するとか、確実に多くの人に読まれるとかになると、萎縮してしまいますね。

 

作家さんは、よくもまあ次から次へと多くの本を出版できるのか、ただただ尊敬します。

 

私たちが何かを書く時は、自分が知っている何かを元に書き始めると思います。

 

しかし、自分の知っていることには限界があります。

 

そのうち、書けなくなります。

 

ですが、書き続けるためのコツはあるそうです。

 

さて、私たちが、書き続けるためには、何をしたら良いのでしょうか?

 

【2.本書のポイント】

一時的に、徹底した「ひとり」になること。「ほんとうのこと」を書くには、そこから始めるべきだと思う。


「読む私」の目が厳しくなりすぎると、「書く私」が萎縮してしまう場合が多々ある。


良い作品を書くには、時に耳が痛い言葉も聞かなくてはいけない。辛い批判も咀嚼し、客観的に選別し、選んだものを飲み込んで自分のものにする位の胆力がないといけない。


読まれる事は怖い。だけど、書きたいし読まれたい。褒められなくても、否定されても、「私はここで生きているのだ」と伝え続けたい。


「書く」ことは「問う」ことなのだ。自分に対して「あなたはどういう人間ですか?」と問い続けること。改行自分に興味を持ち続け、問い続け、答え続けること。その一連連の活動が「書く」ことだ。


ある日、「書いている人の状態の面白さ」に気づいた。
その人にしか書けないものだから、唯一無二で個性的。結果、面白い。書いた人の自由な精神が伝わってくる。


「ほんとうのこと」が書かれている文章には、1つの共通点があることにも気がついた。「きちんと1人である」と言うことだ。


私は冒頭文を読むのが好きだ。本を選ぶときは、必ず最初の1文を確認する。

 

どれだけ名作と言われていても、どれだけ評判が良くても、あなたが自由な気持ちになれないのであれば、それはあなたにとっての「ほんとうのこと」が書かれた文章ではない。


「ほんとうのこと」が書かれた文章を読み続けると、心が自由になり、死にたさすら薄らいでいくのだ。

 

「書き手と読み手が均等に存在する」することが大事。


今も毎日、仕事以外の時間に「誰にも読ませない文章」を書いている。


独り言から対話へ、アップデートしよう。「書く」とは、自分に「問う」ことであり、もっと言えば、自分自身と「対話する」ことなのだ。

 

問いを持ちながら暮らすと、それについての「資料」が自然と集まってくる。

 

自分に興味を持ち、問いかけ、言葉を持とう。出てきた言葉を否定したり、消したりせず、ただ受け止めよう。そして不要なものは水に流し、大切なものを残そう。

 

一般的に言われている「伝わりにくい文章」というのは、下手な文章ではなく、自意識だけがあって、自我がない文章のことだと私は捉えている。ここで言う自我とは「私はこう伝えたい」と言う気持ちで、自意識とは「私はこう思われたい」と言う気持ちだ。


「本当のことを書く」とは、体と心を動かして感じること。それを、頭で言葉に変換していく過程なのだと言える。

 

自分自身の心を目一杯使って「生き」て「考え」る限り、私たちは無限に文章が書ける。私たち以外には誰にもかけない、唯一無二の「本当のこと」を。

 

「書く」ためには、「生きる」と「考える」が必要。それはつまり、文章を書くには「書かない」時間が絶対にいるということだ。


私たちが「この作家が好きだ」と言うのは、「この文体が好きだ」と言うことと、ほとんどイコールなのではないか。


自分1人で立つ舞台を用意し、そこに立ち続け、動き続けることが必要だ。まずは小さな舞台からで良い。そこに数名の人を呼び込んで、あなた固有の「世界観」を発揮し、小さく発表し続けていこう。

 

「文章を上達させたければ、毎日書きなさい。」と、あらゆる作家やライターが言っているが、その大きな理由が自分の文体を確立させるためだと思っている。


自分が感動するものを、自分で書けた。そんな時が、とても嬉しい。その文章は、きっと、自分に似た他者にも響くはずだから。


日記は「本当のこと」と初めて邂逅する場所である。すべての文章の源であり、常に稼働していないといけないインフラだ。


私たちにしかできない事は「情報化」。つまり、まだ情報になっていないもの情報にすること、まだ言葉になっていないものを言葉にすること、まだわからないことをわかるようにすることだ。わからない事は、人間にしか書けない。AIに奪われない領域があるとするなら、まさにここだろう。

 

【目次】

序章 私たちはなぜ「ほんとうのこと」が書けないのか
第1章 「ほんとうのこと」を読む
第2章 「誰にも読ませない文章」を書く
第3章 「ほんとうのこと」を書く練習
第4章 「ほんとうのこと」を書く手段
第5章 書いたものが誰かに読まれるということ

 

【3.本書の感想】

ほんとうのことを書くには、他人にこう思われたいと思ってはダメなんですね。

 

例えば、文章を書いていると、アホに思われたくないので、ちょっと気取った言い回しを使ったりしていた自分がいます。(笑)

 

こういうことを続けていると、ほんとうのことが書けないそうです。

 

自分がほんとうに思うことを他人を気にせず書く。

 

これが、スタートなんですね。

 

この本は、他の文章本とは異なり、文章のテクニックではなく、書き続けるための気持ちや心がけを教えてくれます。

 

文章が書けないと悩んでいる人には、今までとは違ったヒントが得られると思います。

 

文章を書き続けたい人、文章が書けずに困っている人、是非、読んでみてください!

 

 

【4.関連書籍の紹介】

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最後までのお付き合いありがとうございました!