京都のリーマンメモリーズ

京都で働くサラリーマンです。東寺や書籍の紹介をします。

【書評】まっすぐ考える ダリウス・フォルー サンマーク出版

うちには、ハムスター、メダカ、ヤドカリがいます。

どのペットも、見ているとその動きがかわいらしくて時間が経つのを忘れます。

慌ただしい日常の中にあっても、ペットのいる生活は心の休まりを確保できて、とってもいいなと思っています。

私は、見て幸せを感じているだけですが、世話をしているのは主に妻です。

その点は、少々申し訳なさを感じています。(笑)

 

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と言う訳で、今回は人生を充実するために必要スキルである、まっすぐ考えるという事を教えてくれるすんごい本を紹介します。
 

【1.本書の紹介】

考えて考えて、結果イマイチだったことってないでしょうか?
 
「下手の考え休むに似たり」ということわざもあるくらい、我々人間は考える動物なので、いろんなことを考えてしまいます。
 
わからないから考えるのですが、考える材料も何もない状態で考えてもムダという事でしょうかね。
 
さて、私たちが考えて、良い結果を出すには、いったいどうすれば良いのでしょうか?

【2.本書のポイント】

人生にプラグマティズムの考え方を適用すれば、すべてのことがもっとシンプルになる。それがこの本で1番大切なメッセージだ。
 
あなたが1日中考えていることが、あなた自身になる。
 
思考は役に立たなければならない。
 
思考の質が人生の質を決めると言う原則を忘れないようにしよう。そして、私たちの決断は、すべて私たちの思考の結果だ。
 
目標を達成する方法は1つではない。
 
もし誰もが同じことをしているなら、自分はそれとは「違うこと」をしなければならない。
 
点と点がいつかつながって欲しいと思うなら、まず脳内に点を形成する必要がある。そして、点を形成する方法は、学ぶこと、実行すること、失敗すること、そして失敗から学ぶことだけだ。
 
欲しいアウトプットを脳から得るには、まず脳が必要とするインプットを与えなければならない。
 
もしあなたが現状に満足していないのであれば、それはおそらく何かを変えなければならないサインだ。
 
自分の思考を自覚して、その中から無視する思考と、重要な意味を持つ思考を選ぶこと。
 
自分でコントロールできるものだけに集中しよう。例えば次のようなものだ。
・自分の欲求
・自分の行動
・自分の言葉
・自分の意図
 
あなたは過去について考えた事はあるだろうか?これは役に立たない思考の典型だ。
 
自分にこう尋ねよう「これは考える価値のあるのことか?」
 
過去の後悔も、未来の心配も、全て無駄なことだ。それが役に立った事は、今までに1度もなく、これからも絶対にない。
 
事実をあてにできない時はどうすれば良いのだろう?私は自分の直感を信じることにしている。
 
他人の勝手な決めつけに左右され、自分の意思を無駄遣いするような事は絶対に避けなければならない。
 
現実とは究極的に「自分の解釈した現実」でしかない。
 
他人の真実を変えようとするのは、全くの無駄な努力だ。
 
人の評価など気にする必要は無い。
 
壁にぶつかるのは、次の段階に近づいている証拠だ。だから、そこで諦めるのではなくて、むしろ喜ぶようになった。
 
人間の脳は常に視覚化を行っているが、実際に絵を描くことで、脳を資格化の作業から解放することができる。
 
本当のあなたは誰ですか?
 
自分のために存在するものを見つけること
 
賢くて幸せな人の多くは日記をつけている。自分が学んだこと、失敗したことを、達成した目標についてよく考えている。
 
お金は替えの利くリソースだと言うことだ。なくなったのなら、また稼げば良い。しかし、時間となるとそうはいかない。失われた時間は二度と戻らない。
 
人は考えすぎるほど悪いアイディアを思いついてしまう傾向がある。
 
いい加減な態度は習慣になる。
 
思考よりも行動を増やす1番の事は、習慣の力を活用することだ。
 
した事への後悔よりも、しなかったことへの後悔の方が、きっと大きい。
 
自分の最も強い欲求に従って生きるのが、あなたに与えられた唯一の方法だ。
 
思い切って決断して、その決断を実行し、そして前に進む。後ろを振り返るのは何かを学ぶときだけだ。
 
人生で起こる事は、全てより良い思考法を身に付けるためのエクセサイズだと考える。
 
私たちの誰もが考えることに時間を過ぎ使いすぎている。そしてその結果、人生の多くを失っている。
 
美は細部に宿る。あなたは今朝、目を覚ましたとき、太陽の光の美しさに気づいただろうか?雨が降っていたなら、粒の美しさに気づいただろうか?コーヒーの香りを楽しんだだろうか?
 
思考を止めて、今この瞬間を感じよう。
 
人生の最も偉大な価値用法は、自分の人生を超えて残る何かのために使うことだ。
 
私たちが最も幸せを感じるのは、何かに向かって努力している時だ。
 
もしあなたが、全て自分でやったほうがいいと考えているのなら、それは危険信号だ。ほとんどの人は、助けを求められれば、喜んで応じということ!
 
「人生でやりたいことがわからない」と、多くの人が言う。しかも、それが悪いことだと信じているようだ。「やりたいことが見つからないなんて、最低だ」と。なぜそんなふうに思うのだろう?それが悪いことだと決めつける必要は全くない。「私は自分の欲しいものがわからない」と、ただ事実をそのまま言えばいいだけだ。
 
広い視野とは、自分を正しく評価して、何が現実的で、何が非現実的かを判断できる能力のことだ。広い視野を手に入れるには、まず歴史を知らなければならない。
 
今度、行き詰まっていると感じたら、そのまま何もせずにいよう。
 
「先のこと」を考える秘訣。
①毎日スキルを向上させる。
②新しい収入源を作る。
③体型維持
④「今」に集中する習慣作り。
⑤投資
 
【目次】
思考は自分で選べる
「はっきり」決める
「役に立つ思考」と「役立たず思考」
頭脳を「筋肉」ととらえる
本当に、本当に大事なことはなに?
役に立つ「道具」を選ぶ感覚で
人生と成長は「曲線的」
「知」を増やす=「点」がいつかつながるときのために
「人生に効果ある?」で考える
考える必要のない余計なことリスト
自分がコントロールできることを考える
「中立」になる
「事実」を見る
「説得」しようとしてもムダ
「時間」をかける
「即答」せず1日寝かせる
頭の「スランプ」の乗り越え方
絵で描けるほど「わかりやすく」考える
「自分らしい?」か考える
内省の時間をつくる〔ほか〕

【3.本書の感想】

学生の頃は、オリジナルなモノを出そうと思って、新しいことを考える時は、ひたすら何も見ずに考えてひらめきを待っていました。

 

しかし、待てど暮らせど出てくるモノは、イマイチなアイデアばかりでした。

 

アイデアや考えというのは、様々なことを経験したり、知識を蓄えたりして、それを自分なりに結合出来た時に、新しいものが出てきます。

 

学生当時は、アイデアは天から降ってくるのもだと思っていましたので、インプットは必要ないと思っていました。

 

いい考えを出す為には、経験や知識が必要です。

 

そうです、インプットが必要です。

 

それに気づいたのは、社会人になってからでした。(笑)

 

そして、モノを考える時は、考えても仕方のないことは考えない事ですね。

 

よくよく考えてみると、過去の失敗を振り返り、時間を無駄にしたことが何度もあります。

 

今、そして、これからの事を考えることが大事ですね!

 

いつも考えているけど答えがでないとか、悩みが尽きない方には、是非読んでいただきたいと思います!

 

この本は、何を考えるべきなのかを教えてくれる本です。

 

是非読んでみてください!

 

 

【4.関連書籍の紹介】

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最後までのお付き合いありがとうございました!