今週のお題「懐かしいもの」
懐かしいものといえば、算数ですね。小学校の時はわりと得意で、よくできたと思います。しかし、高校に入ったころからでしょうか、数学が苦手になっていまだに苦手なままになっています。小学校時代と何が違ったのでしょうか?今回は、働き方に加減乗除の法則を当てはめて働き方のステップを説明してくれるというすんごい本を紹介します。(笑)
【1.本書の紹介】
【2.本書のポイント】
加減乗除の法則【働き方の4つのステージ】加(+)ステージ:できることを増やす、苦手なことをやる、量稽古。仕事の報酬は仕事減(-)ステージ:好みでない作業を減らして、強みに集中する。仕事の報酬は強み乗(×)ステージ:磨き上げた強みに、別の強みを掛け合わせる。仕事の報酬は仲間除(÷)ステージ:因数分解して、ひとつの作業をしていると複数の仕事が進むようにする。仕事の報酬は自由仕事でモヤモヤしている時は、「退屈」か「不安」になっている。天才というのは、「飽きずに夢中でやりすぎた人」のことなのです。
私は「あらゆる仕事は作業」だと考えています。
目の前の苦手業務を深掘りしておくと、後で良いことがあるのです。
苦手なことを放置しておくと、上のレベルに行った時に通用しなくなる。
1人でいいからお客さんに喜んでもらえる仕事をしよう。
みんなが業務を効率化しようと頑張ってくれているのは知っています。ただ、そこで生まれた空き時間で社内の仕事を増やしている人が多いように感じます。効率化の目的は、顧客接触時間を増やすこと。お客さんとのコミニケーションこそが価値を生み出します。
情報を出すところに情報は集まります。
オフィスに落ちている仕事を拾っていくと、「強み」が浮き上がって来やすくなるわけです。「気づいたもの負け」で落ちている仕事を拾っていくと、いつか「拾った者勝ち」に変わる時が来るものです。
迷ったら、正しい方よりワクワクする方法を選ぶ。
許可を求めず謝罪しろ。(米スリーエム社の行動規範)ひたむきに仕事をすれば、深刻なダメージを受ける事は多くない。みんなの許可を得るための時間的リスクに比べれば、間違えたときに謝罪する方がよっぽどうまくいく。だから許可を求めず、どんどんやろう。
小さく空けると、小さいもので埋まる。大きく空けると、大きなものが入ってくる。
自分の強みを活かして、新しいつながりを生み出すことが価値になります。
「文化を作る」という目的・動機は、無敵です。
流れが生まれるのは、高低差がある時。
チームを作るときは、異なるタイプをフラットにつないで情報を共有しよう。
自分が正しい時は相手も正しいのです。後は見えているものや価値基準を「あきらめないですり合わせる」ことが共創の作法だと学んだのでした。
「商売って結局、お客さんとチームになれたら最高だよね。
「マーケティング」と「チームビルディング」を掛け合わせたら、「価格競争による消耗戦から抜け出せる商売」が生まれました。
お客さんと同志になれると言う体験は、仕事をする中でも究極の醍醐味ではないかと思うので、多くの人に味わってもらいたいです。
【目次】はじめに 自由すぎるサラリーマン、これからの働き方を考える。
Part1 +(加) 自由な働き方のOSをインストールする
Part2 -(減) 強みを磨く
Part3 ×(乗) 独創と共創 仲間と遊ぶ
Part4 ÷(除) 何にも縛られない自由な働き方
【3.本書の感想】
単に言われたことをやるのではなく、独自の視点で自分の仕事を考えていく必要があります。
自分がやるべきだと思う事なら、後で謝る事になっても、やってみるべきだというのはなるほど!と思いました。
サラリーマンは、どうしても先に許可を取ってから進めますが、その許可を取るのに時間がかかって、時間切れで何もできなくなることがあります。
自分がやりたいと思ったことは、なんとしてもやる!という気持ちが仕事を面白くするのだと思いました。
最近、特に効率化で気にあるのが、効率化したら、また仕事を増やす人がいます。
せっかく省力化したのに、別の事務作業を増やすので、余計に忙しくなります。
これは、止めて欲しいですね。
ChatGPTの出現以降、DMが多くなった気がします。
マーケテインングの展示会などに行くと、いかに省力化してメールを送るかというシステムが提案されています。
おかげで、私の受信箱はDMだらけになっています。
自分が効率化して作業をすると、他の人も効率化して作業を返してくるので、いつまでたっても、結局忙しいままですね。(笑)
他人に振り回されるのではなく、早いうちに自分軸で仕事ができるよう環境を整えましょう!
この本は、日々の仕事にマンネリを感じている人、仕事をどうとらえると楽しくなるのか、悩んでいる人にはヒントが得られますので、是非、読んでみてください!
【4.関連書籍の紹介】
なぜ働くのでしょうか?
仕事をやめる選択肢もあります。
リモートワーク時代の働き方です。
働くの意味を価値を再定義します。
単に体を動かすだけでなく、アイデアが大事です。
最後までのお付き合いありがとうございました!