京都のリーマンメモリーズ

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【書評】Z 世代に学ぶ超バズテク図鑑  原田曜平  PHP研究所

今週のお題「冷やし◯◯」

冷やしと言えば、やっぱりそばですね。夏の暑い時に、冷たいざるそばを食べるとスッとします。夏はどうしても冷やし系を求めてしまいますが、ブログをやっている人は皆、何かの間違いで火を噴いて(バズって)くれないかな~なんて思っているのはないでしょうか?今回は、Z世代にバズる方法を学ぼうというすんごい本を紹介します。(笑)

 

【1.本書の紹介】

現在、代表的なSNSとしてTwitter、Instagram、TikTok、YouTubeがありますが、うまく使えていますでしょうか?

 

これを上手く使っているのは、10代、20代の若者に多いようです。

 

おそらく40代以降の方はTVのほうが身近だと思われます。

 

つまり、バズらせる人達というのは、この若者世代なんです。

 

彼らは、SNSを観ているので、テレビは観ていません。

 

職場で言うと、極端な話、若者に対して「昨日テレビ見た?」という会話はもう成り立ちません。(笑)

 

さて、そんなZ世代が思わずバズらせてしまいたくなるようなこととは一体どのような事なのでしょうか?

【2.本書のポイント】

Z 世代とは1996年から2015年に生まれ、スマートフォンや SMS を当たり前のように使いこなすデジタルネイティブ。

 

最近の若者がグッとくるツボ=インサイト

 

今の若者たちは広告や広報に対してとても強い「不信感」を抱いているという前提があります。

 

企業発ではない宣伝・広告が当たり前になった今の時代、企業はいかに「宣伝臭さ」を消臭できるかがポイントになっています。

 

バズるコンテンツには、つい人に話したくなったり、SNS 上でシェアしたくなったりするような面白さがあります。それを「トーカルポイント」と呼びましょう。

 

2021年にはインターネット広告費は2兆7,052億円に到達。マスコミ四媒体の広告すべてを合算した金額(2兆4,538億円)を上回りました。

 

1台目からスマホを持っていた25、26 歳の Z 世代は、「テレビよりも ネット」という 序列は完全に定着しています。  

 

現在は、物が溢れ、物質的には豊かになったものの、精神的に満たされない、いわば「心が飢えている時代」になりました。

 

インサイト✕手法=バズる

 

広告においても、仕事と同じぐらいか、それ以上に趣味に打ち込んでいる姿を描くと、共感を呼びます。

 

いつの時代も変わらない「普遍的価値」を訴求してあげた方が、若者たちは新鮮さ・安心感を覚えるようです。

 

長年変わらないモノやコトには新鮮を感じてかっこいい!

 

周りの空気に流されず、自分の意見をズバッと言える。 同世代はかっこいい 。

 

内心では正論がすべて正しいとは思っていない。むしろ反論するスタイルが好き。

 

なんとなく生きている時代に、危機感を訴求されると新鮮!

 

孫が祖父母に教えるシーンを描け!

デジタルの使い方について祖父母に教えてあげたい!

 

雑誌のような分かり易い 商品紹介で、商品の情報やこだわりポイントを端的に知りたい!

 

企業が 努力しながらも失敗している様子を実際に見ることで、堅いイメージがある企業にも人間味を感じ、好印象を抱く

 

小学校時代に自分たちが目にしたものに触れ、懐かしさに浸りたい。共通の話題として友達と盛り上がれる ノスタルジックなネタが欲しい。

【目次】

第1章 「ツイッターの中の人」だけが頑張るのはもう古い!~これからのSNS 戦略
第2章  消費者の「そう、それ!」を探れ!~センスだけでは勝てない理由
第3章 パクってバズらせろ!~Z 世代の広告インサイト大全~知らないと損をする「5 大変化と38 の解決策」
第4章 これからどうなる? どうすればバズる?~5G 全盛時代におけるネット動画広告のあり方
第5章 あの企業の広報テクに学べ!~媒体別バズるコツ48

【3.本書の感想】

写真にある、「Z世代に影響のあるインフルエンサー」と呼ばれる人達のSNSやYouTubeを観てみました。

 

感想としては、新しさを感じるところもありますが、あくまでも若者の世界のなので、世代的についていけないモノもありました。

 

例えば、お化粧の仕方やファッションコーディネートなどは、TV番組ではあまりやってませんし、みんなで観るのではなく、個人でこっそり観るネタにピッタリだと思いました。

 

私には不要ですが。(笑)

 

たくさんのインフルエンサーが紹介されていますが、唯一、良さがなんとなく理解できたのは「修一朗」でした。

 

彼の取り扱う内容(トッピングをすべて注文してみたシリーズなど)、ポップな語り口による動画の紹介は、面白いと思いました。

 

写真に掲載されているインフルエンサーを1人も知らない方(私も同じ)は、「修一朗」くらいは観て覚えておくとZ世代との共通言語ができると思います。

 

中年男性が、女性のコスメを得意とするインフルエンサーに詳しいと、かえってマイナスになると思います。(笑)

 

ちなみに「みきおだ」の動画を観たら、せっかく人気があるのに、仲間割れしていて、もうコンビでやるのはやめると言っていました。(笑)

 

全体的にZ世代は優しいので、過激なものは好まれていない感じがしました。

 

この本では、Z世代に受ける広告や広報の事例をたくさん取り上げていますが、Z世代というくくりを使うことで、今までのトレンドの違いを浮き彫りにしていると思います。

 

バズる方法探している方、Z世代の感覚を経験してみたい方、理解したい方は是非ご覧ください!

Z世代に学ぶ超バズテク図鑑

 

今まで、ブログをやってきて1度だけバズったことがあります。と言っても、スマニュー砲に当たっただけですが・・・

www.fukuikeita21.com

上記をレポートした記事がこれです。

www.fukuikeita21.comまだ、スマニュー砲というのはあるんですかね。これは約3年前になりますが、それ以降は当たったことはありません・・・

【4.関連書籍の紹介】

この人はコスメに詳しいインフルエンサーです。(笑)

www.fukuikeita21.com

商売をSNSに乗せましょうと言う考え方です。

www.fukuikeita21.com

炎上上等、このくらい根性が座っていたら怖いものなしですね。

www.fukuikeita21.com

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最後までのお付き合いありがとうございました!

【5.なんと著者より!】 

著者の原田曜平さんより、いいね!を頂きました!

原田洋平さんありがとうございました!