【1.「天使突抜」を知るきっかけ】
最近こちらの本を読んで以来、すっかりサウナーになりました。(笑)
という訳で、日曜日の朝はこちら、白山湯高辻店のサウナでととのっています。
場所はこちらになります。
地図の南(下部)に世界遺産東寺があり、その北東に京都駅があり、その北(上部)に白山湯高辻店はあります。
清水の舞台でおなじみの寺は、東(右)側にあります。
全国の皆さん、だいたいの場所がお分かりいただけましたでしょうか?(笑)
ちなみに、世界遺産東寺について詳しい情報を知りたい方はこちらを御覧ください。
どうして白山湯高辻店に通うのかと申し上げますと、上記の本に京都のサウナ店を紹介されていて、そのうちの1軒がなんとこの銭湯だったのです。
ちなみにもう一軒は、サウナ(カプセルホテル)がメインの「ルーマプラザ」でした。
という訳で、サウナをお得に体験できる、それも日曜日の朝7時から体験できるこちらへ通っています。
詳細地図はこちらです。
五条通から北に向かって歩いていきます。
するとこんな看板が出てきます。
天使突抜二丁目!
タイムズ天使突抜!
フルーツパーク天使突抜1丁目!
天使突抜一丁目!
天使突抜一丁目!
天使突抜だらけです。
天使を突抜るという地名は気になりますね。
この地名の由来は何なんでしょうか?
【2.「天使突抜」地名の由来】
この辺りの土地は、元々五条天神宮の土地でした。中世には東西4町、南北5町の広さがあり、この辺りには鎮守の森がありました。
この五条天神宮は弘法大師(空海)の開基とされる洛中最古社と言われています。
少彦名命、天照大神、大己貴命、などを祭っており、古くから、医薬や農耕の神として信仰されました。
当時、天使社、天使の宮と呼ばれていました。
五条天神宮というのは、菅原道真公を祀る天神とは直接関係ありません。(境内には筑紫天満宮があり、菅原道真公が祀られています)
源義経が弁慶と出会った場所としても知られています。
豊臣秀吉が1586年の都改造の際、社の鎮守の森を削り突き抜けて街が開かれた為、「天使突抜」と言われるようになったそうです。
こちらは、五条天神宮の北側の鳥居です。
こちらは東側の鳥居と門と本殿です。
本殿の南側と西側にはマンションが接近しています。
相当突抜けられたようです。(笑)
こちらは、境内の手水舎です。
こちらが本殿になります。
敷地は狭めではありますが、由緒を感じさせる堂々とした本殿です。
その背負う歴史が長い分、いろんな歴史的事件に巻き込まれまてきましたが、再建とはいえ、今でも現存していることは素晴らしいと思います。
京都観光地としては、メジャーではありませんが、四条通からも比較的近いので、ご興味のある方は是非、お参りください。
五条天神宮の場所はこちらです。
最近、スポーツジムのサウナの中で、「THE突破ファイル」という番組を見ているせいか、しばらくの間「天使突抜」を「てんしとっぱ」と読んでいました。(笑)
少し似ていますが、やっぱり違いますね。
この番組も、若手のお笑い芸人が出ていて楽しいので、お時間がありましたら是非御覧ください。
ちなみに「天使突抜」は過去に、京都検定でも出題されています。
京都検定について知りたい方はこちらを御覧ください。
最後までのお付き合いありがとうございました!