- 【1.「嫌われる勇気」の紹介】
- 【2.「嫌われる勇気」のポイント」】
- 【3.「嫌われる勇気」の感想】
- 【4.「幸せになる勇気」の紹介】
- 【5.「幸せになる勇気」のポイント】
- 【6.「幸せになる勇気」の感想】
【1.「嫌われる勇気」の紹介】
【2.「嫌われる勇気」のポイント」】
いかなる経験も、それ自体では成功の原因でも失敗の原因でもない。我々は自分の経験によるショック(いわゆるトラウマ)に苦しむのではなく、経験の中から目的にかなうものを見つけ出す。自分の経験によって決定されるのではなく、経験に与える意味によって自らを決定するのである。怒りとは出し入れ可能な「道具」なのです。大切なのは何が与えられているかではなく、与えられたものをどう使うかである。あなたが変わらないでいるのは、自らに対して「変わらない」という決心を下しているからなのです。「幸せになる勇気」が足りていないのです。あなたの「目的」は、「他者との関係の中で傷つかないこと」なのです。人間の悩みは、すべて対人関係の悩みである。我々を苦しめる劣等感は「客観的な事実」ではなく、「主観的な解釈」なのである。主観には1つだけいいところがあります。それは自分の手で選択可能だということです。健全な劣等感とは、他社との比較の中で生まれるのではなく、「理想の自分」との比較がから生まれるものです。我々は、「同じではないけれど対等」なのです。行動面の目標は「自立すること」と「社会と調和して暮らせること」の2つ。そしてこの行動を支える心理面の目標は「私には能力がある」という意識、それから「人々は私の仲間である」という意識です。我々は、「他者の期待を満たすために生きているのではない」あらゆる対人関係のトラブルは、他者の課題に土足で踏み込むこと(あるいは、自分の課題に土足で踏み込まれること)によって引き起こされます。我々は「これは誰の課題なのか」という視点から、自分の課題と他社の課題とを分離していく必要があるのです。その選択によってもたらされるす結末を最終的に引き受けるの誰か。その選択について他者がどのような評価を下すのか。これは他者の課題であって、あなたにはどうにもできない話です。他者の評価を気にかけず、他者から嫌われることを恐れず、承認されないかもしれないというコストを支払わない限り、自分の生き方を貫くことはできない。他者にどう思われるかよりも先に、自分がどうあるかを貫きたい。つまり、自由に生きたいのです。まずは自分なのです。承認欲求に縛られていると、対人関係のカードをいつまでも他者の手に握られたままになります。「今年もこの人に何を与えられるか」を考えなければならない。それが共同体へのコミットです。所属感とは、生まれながらに与えられるものではなく、自らの手で獲得していくものなのです。関係が壊れることだけを恐れて生きるのは、他者のために生きる、不自由な生き方です。人は、自分には価値があると思えた時にだけ、勇気を持てる。意識の上で対等であること、そして主張すべきは堂々と主張することが大切。
【3.「嫌われる勇気」の感想】
対子供の話になりましたが、ここではどちらかと言うと社会や会社での人間関係をイメージして頂いた方が理解しやすいと思います。
「嫌われること」を気にしている人はいませんか?
私は気にしています。(笑)
確かに、嫌われることを常に避けると、自分のやりたいことは何もできなくなりますね。
実は嫌われるということは、自分の好きな道を選んでいると言うことなんです。
だから、嫌われることは悪いことではなく、自分の歩みたい人生を歩んでいると言うことなんですね。
よく、敵のいない人は味方もいないと言われます。
味方を作りたい人は、是非、敵を作ってください。(笑)
どういう訳か、敵ができると味方してくれる人が現れます。
この世の中はよく出来ていると思います。
人間は、対立するところ、特に弱い方に応援したいという感情が湧いてくるのかも知れません。
まだ、この本を読んでいない方は是非、読んでみて下さい!
目から鱗、です。
もう、手放せない1冊になるかもしれません!
続いてはこちらです。
【4.「幸せになる勇気」の紹介】
【5.「幸せになる勇気」のポイント】
「わたし」の価値を自らが決定すること。これを「自立」と呼びます。
仕事の関係とは「信用」の関係であり、交友の関係とは「信頼」の関係なのです。
我々人間は、ただ群を作ったのではない。人間はここで「分業」という画期的な働き方を手に入れたのだ。分業とは、人類がその身体的劣等生を補償するために獲得した、類まれなる存在戦略なのだ。アドラーの最終的な結論です。
利己心を追求した先に、「他者貢献」があるのです。
フロム はこんな言葉を残しています。「誰かを愛するということは単なる激しい感情ではない。それは決意であり、決断であり、約束である」と
【6.「幸せになる勇気」の感想】
幸せになると聞くと、誰か好きな人と結婚して・・・ということが頭に思い浮かぶ人もいるかと思いますが、ここで言う幸せというのは、自分の生きがいを感じるという意味での幸せを指しています。
意外に感じましたが、「 分業」は幸せにつながると書かれています。
「分業」する事は、生産性は高まるが、人間らしい事ができなくなる事だと理解していましたが、少し考えが変わりました。
社会では「 分業」することで、自分に苦手な事があっても、他人が補完してくれるおかげで、自分が得なことをやって活躍できるということです。
「 分業」とは、社会とは、我々を生きやすくするシステムなんですね。
自分が得意なことをして、他者に貢献することが自分の生きがいにもなるし、社会のためになると言っています。
最近、自分の得意なこと、好きなことをやろう!という風潮があります。
それはあながち間違ったことでしゃなく、もっともな考え方だと言うことがわかりました。
皆さん、得意なこと好きなことやっていますか?
私は、まだです。(笑)
得意なこと、好きなことを早く見つけましょう!
是非、こちらも合わせて読んでみて下さい!
遠慮しないことと、嫌われる勇気は似ています。
自分の生きたい人生を生きていますか?
大昔から人間は同じことを繰り返しているようです。