京都のリーマンメモリーズ

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【書評】ネットビジネス進化論 尾原和啓 NHK出版

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著書は「ITビジネスの原理」で各方面より大絶賛を得たり、楽天、サイバード、グーグルなどの事業企業に参画するなど、今のネットビジネス界の中心で活躍している方です。

 

 

【1.本書の紹介】

本書では、ネットビジネスをわかりやすく整理しています。

ネットビジネスの世界は、どんどん進化しています。

 

インターネットがこの世に登場してから、いろんなことが出来るようになりました、

 

新しい技術が出来ると新しいビジネスが生まれ、そしてまた新しい技術が出来てまた新しいビジネスが生まれます。

 

 ネットビジネスの世界では、課題がどんどん解決されて、どんどん便利になっていっています。

 

かつては、大企業だけしかできなかったネットビジネスも、今や個人でも手軽に行えるようになりました。

 

いよいよ我々にも身近になってきたネットビジネス。

 

これからのネットビジネスで成功するには何が大切なのでしょうか?

【2.本書のポイント】

インターネットの大事な本質の一つは、情報やモノを小分けにして、離れていたものをつなげることです。それによって、今までなかった情報の流れ、物の流れが起こり、そこに新たなビジネスが生まれます。これが、この本を通じて皆さんに伝えたい、一番大事なメッセージです。

 

「何を探すか」は大きく「コンテンツ」「コマース」「コミュニティ」の3つに分けられ、「どう探すか」は「目的型」「非目的型」に分けられる。


新しいサービスや概念を、使って欲しいユーザーに届けるのは大変な作業ですが、ユーザーの認知度をアップするには、ユーザーがよく見るメディアが何なのかを見極めて、いち早く分かりやすい言葉で言語化することが欠かせません。


市場のルールが切り替わるタイミングを狙って、一点突破で攻勢をかければ、相手がどんなに盤石に見えたとしても、切り崩すことができる。


効率化をとことん推し進めて、究極的には「買い物」すら意識しなくなる「完全自動化」の未来と、幸せに迷いに迷って、結果的に喜んでお金を使って、みんなを幸せにする「エンタメ化」の未来。どちらもあった方が、それこそ「幸せ」だと僕は思います。


リクルートが得意とする「転職」「住宅購入/賃貸」「結婚」などは、ユーザーにとっては人生の中で大事な決断になりますが、同じ人が何度もするものではありません。


いまは、情報を発信することのメリットの方が圧倒的に大きく、そのほうが個人が豊かになれる時代なのです。


サービスを持続するためには、拡大することも大事ですが、深く濃く支えてもらえる基盤を作るという選択肢もあります。金銭報酬以外の感情報酬、何より「ここにいたい」という居心地の差を作ることが大事だと僕は思っています。


日本のテレビ広告費は、地上波と衛星放送を合わせて1兆9000億円前後で推移しています。一方、インターネット広告費は順調に伸び続けて2兆1000億円。2019年、ついにテレビ広告費を超えました。


英語や中国語と比べると、日本語市場のサイズは10分の1以下です。


「ポケットモンスター」の生みの親である田尻智さんは、子供がハマる遊びの4原則として、「収集」「交換」「育成」「対戦」の4つを考案しています。この4つを兼ね備えた発明がポケモンでした。


人間は飽きるものです。なので、次々に新しいキャラ、ルール、キャンペーンを投入し続けることが大事です。


マイクロソフトが企業のコミュニケーションで主流となったように、どのインフラ、どの世代、どの価値観にコミュニティを埋め込んでいくのか。これからも、色々なバリエーションが出てくるでしょう。

 

相手が何を求めているのか。所属欲求なのか、承認欲求なのか、自己実現欲求なのか。同じ「○○映え」でも、解像度を上げて因数分解していくことで、ビジネスの打ち手はいろいろ変わってくるわけです。


生きがいの迷子の人たちを受け止める「居場所」として発達したのが、オンラインサロンです。やや皮肉っぽい言い方になりますが、昔は会社が給料と生きがいを与えてくれていたが、今はユーザーが毎月お金を払って生きがいを提供してもらっているわけです。


クラスや職場にいるみんなではなく、価値観を共有しているみんなと一緒にいれば、むしろ、同調圧力というみんなの力を借りて一緒に成長できます。「みんなをハックする」のがネットのコミュニティのおもしろさでもあるのです。


100台の車で100人しか運ばない社会と、25台の車で100人を運ぶ社会では、後者のほうが渋滞も起きにくいし、環境に対する負荷も確実に減ります。


ビジネスで成功するには「タイミング」が重要だということです。もう一つは、ネットビジネスは「この先どこに向かうのか」ということです。


「ハイプ・サイクル」と「ターゲットセグメントへの普及時期」二つを冷静に見極めて、アクセルを踏むタイミングを間違えないことが、俺の近道であり、王道でもあります。


機能価値が行き着くところまで行けば、次に来るのは、感情価値による差別化です。

 

【目次】
はじめに
パート1 権力:つながりの場所を押さえる
パート2 コマース:ものや予約をつなげる
パート3 コンテンツ:情報をつなげる
パート4 コミュニケーション:人をつなげる
パート5 有限資産をつなげる
パート6 B to B:仕事をつなげる
最終章
あとがき

【3.本書の感想】

インターネットの広告費はテレビの広告費を上回っています。

 

つまり、日本人は、テレビよりもインターネットを見ている時間の方が多くなってきていると言うことです。

 

ということは、今後はテレビよりもインターネットにビジネスの機会が増えるということです。

 

今まで、テレビのビジネスには、個人は入れなかったですが、ネットビジネスになると、個人の参入も可能になります。

 

ネットビジネスというとITとか技術とか、効率化の為のサービスが重要だという感じがしていましたが、この本を読むと、ネットの中でも、人間的なモノも重要なポイントであることがわかります。

 

ネットビジネスは一番速いとか使いやすいとか、効率的なものが重要だと思いがちですが、もちろんそれは大切な事ではありますが、効率的なものというのはマネされやすい面を持ちます。

 

ということは、みんな同じレベルのサービスになると言うことです。

 

では、差別化するにはどうしたら良いのでしょうか?

 

それは、「自分の居場所」であったり「居心地の良さ」など感情価値の高い場所を提供することです。

 

今の時代は、リアルに「自分の居場所」を求めるのではなく、ネットの世界にこれを求めている人が多数存在すると言うことですね。

 

本を読んで紹介しても、家族は喜ばないので、ブログで紹介している私もその一人かもしてません。(笑)

 

ネットは現代人にとっては、もうなくてはならない存在ですね。

 

それから、「同調圧力」を自分のやりたいことに利用するというのは、なるほどとおもいました。

 

日本人は同調圧力が弱いので、日本人にピッタリのやり方ですね。

 

自分がやりたいことがあったら、「そんなの止めとけ」と言う人達の中にとどまるのではなく、同じ夢を見ている人、できている人達と一緒にいれば、成功してしまうやろ~という意見にはすごく納得しました。

 

ネットビジネスは、他の誰かがやっているものだと思っていましたが、もう、自分たちが手の届くところまできています。

 

情報発信もそうですし、自分の要らなくなったものを販売することもそうです。

 

いずれ、決済がスムーズに行える環境になれば、さらに、個人同士の売買は進むと見られています。

 

この本は、今までのネットビジネスの流れをわかりやすくまとめているとともに、これからネットビジネスに参入しようとする時の成功のためのアドバイスが書かれています。

 

様々なサービスがなぜ支持されているのか、具体的に、その舞台裏なども紹介されていてとても楽しい内容となっています。

 

ネットビジネスをされている方から一般の方まで、パソコンの向こう側で行われていることがよく理解できる1冊です。

 

是非、読んでください!

ネットビジネス進化論 何が「成功」をもたらすのか

 

ITビジネスの原理

 

著者の尾原和啓さんの共著です。

デジタルな社会とは嫌な社会かもしれません(笑)www.fukuikeita21.com

日本は、これから復活すると宣言している本です。

若手、AI、教育で世界に追いつき追い越せます!

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本書でも紹介されていました。インフルエンサーの1人です。

どうやって儲けているんでしょうか?

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最後までお付き合い頂きましてありがとうございました!

【4.編集者より】

編集者の田中幸宏さんからリツイートしていただきました!

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田中さんありがとうございました!