皆さん天才になりたいですか?
なりたいですよね!
私は天才になりたいです!
どうすれば、天才になれるのでしょうか?
【1.本書の紹介】
前作「運気を磨く」を引き継ぐかたちで、人は誰でも「天才になれる」ということを主張されています。
天才を見たら、あの人はすごい、自分とは別世界の人だと思うのではなく、人間には本来、あのような才能が誰にでも眠っているのだと思うことが必要です。
そして、自分には出来ないという「自己限定」を外すことつまり、自分はできると思うこと、できると信じることが大事です。
天才になるには、一人で考えるということではありません。
自分の中にいる「賢明なもう一人の自分」と対話することで、導きが得られます。
皆さんは、「賢明なもう一人の自分」がいるって感じたことありませんか?
本田圭佑でいうなら、「リトルホンダ」です。
天才と言われる人は、「賢明なもう一人の自分」と話をしながら、決断をしています。
身近なところで言えば、お酒を飲みたいと思った時、すぐに「飲もう」とするのが「いつもの自分」だとしたら、「飲んじゃダメ」というのが「賢明なもう一人の自分」ですね。
通常、葛藤という言い方をしますが、この2人が、どうするか話し合って決断します。
残念なことに、私はたいてい、「いつもの自分」が勝っています。
より良い人生を歩む為に「賢明なもう一人の自分」に頑張って欲しいと思っています。(笑)
【2.本書のポイント】
我々は、いつも、問題解決の鍵を、「最先端の技術」や「革新的な制度」に求める傾向があるが、しばしば、その解決のための本当の鍵は、「人間心理の機微」にあるということである
「解決の方法」ではなく、「解決すべき課題」を考える
企画プロフェッショナルの世界では、一つの格言が語られてきた「初め、民主主義。終り、独裁」
「賢明なもう一人の自分」は、いつも、静かに我々の思考や思索を見つめている。そして、ときおり、素晴らしいアドバイスを囁いてくれる。
「賢明なもう一人の自分」の持つ不思議な「二つの能力」第一は、論理思考を超えた「鋭い直感力」である。第二は、データベースを変えた「膨大な記憶力」である。
「天才」と呼ばれる人々は、「自己限定」の意識を持たない
我々一般の人間もまた、もし、心の中にある「自己限定」の意識を払拭できれば、隠れた能力や眠っている才能が大きく開花する
天才は、自分の発想やアイデアが、「どこかから降りてきた」と思っている
「天才」と呼ばれる人々の多くは、自分の仕事や作品が「大いなる何か」と繋がることによって、導かれるように生まれてきたという感覚を持っているのである。
「ゼロ・ポイント・フィールド」につながることができるならば、我々は、その「無限の情報」に繋がることができるのである
昔から「天才」と呼ばれる人々がとは「繋がっている」と感じてきた「大いなる何か」とは、歴史始まって以来の全ての叡智が記録されている。この「ゼロ・ポイント・フィールド」であり、昔から多くの人々が、神、仏、天という言葉によって、その存在を信じてきた「大いなる何か」とは、この宇宙の出来事がすべて記録されている「ゼロ・ポイント・フィールド」であるかもしれない。そして、我々の心の奥深くにいる「賢明なもう一人の自分」とは、この「ゼロ・ポイント。フィールド」=「大いなる何か」に繋がることのできる「特殊な心の状態」の自分を意味している
筆者の著書や雑誌のエッセイにおいて、「それは、なぜか」「では、どうするか」といった言葉がしばしば出てくるが、それは、読者への問いかけであるとともに、「自問自答」の形を通じて、筆者自身が、心の奥深くの「もう一人の自分」に呼びかけ、その叡智を借りながら、思考深め、文章を展開しているからでもある。
ノーベル賞を受賞するような科学者の「天才的直感」と呼ぶべき素晴らしいアイデアは、「答えを見つけよう!」と必死に考え、考え尽くして、疲れ果て、一度、その問題から離れ、休息をとったときや、睡眠をとったとき、さらには、他の仕事に集中したときや、何かの遊びに没頭したとき、突如、閃くことが多いと言われる。
我々の中の「賢明なもう一人の自分」が動き出すためには、我々の心が「無心」と呼ぶべき状態になることが一つの重要な条件である
我々が「追い詰められた」ときにも、不思議なほど、心の中の「賢明なもう一人の自分」が動き出すのである。
大きなプレッシャーを感じながら、それを楽しむ自分がいる。
格言や名言というのは、自分自身の「体験」に照らして、それを読むときのみ、その叡智をつかむことができる。
本来、真の読書とは、「著者との対話」である以上に、「自己との対話」にほかならない
優れた創造性を発揮するプロフェッショナルは、意識的にも、無意識的にも、自らの創造性を発揮するために、「音楽の力」を活用している。
心が「癒される」状態とは、言葉を換えれば、心の中の「エゴ」が静まっている状態
「人間は、誰の中にも、想像を超えた素晴らしい才能や能力、そして可能性が眠っている」
【目次】
序話 直感と理論が融合したとき、最高の思考力が生まれる第一部深く考えるための「7つの思考法
第一話 問題の「循環構造」俯瞰しながら考える
第二話 問題の「矛盾」を解決しようとしないで考える
第三話 橋のデザインを考えるのではなく、川の渡り方を考える
第四話 専門知識で考えるのではなく、専門知識を横断して考える
第五話 本で読んだ知識ではなく、体験から掴んだ知恵で考える
第六話 自分の中に複数の人格を育て、人格を切り替えながら考える
第七話 心の奥の「賢明なもう一人の自分」と対話しながら考える
第八話 必要な 叡智は自然に降りてくると信じて考える第二部「賢明なもう一人の自分」と対話する「7つの技法。」
第一話 まず、一度、自分の考えを「文章」に書き出してみる
第二話 心の奥の「賢明なもう一人の自分」に「問い」を投げかける
第三話 徹底的に考え抜いた後、一度、その「問い」忘れる
第四話 意図的に「賢明なもう一人の自分」追い詰める
第五話 時に「賢明なもう一人の自分」と禅問答をする
第六話 ひとつの「格言」を、一冊の「本」のように読む
第七話 思索的なエッセイを「視点の転換」に注目して読む第三部「賢明なもう一人の自分」が現れる「七つの身体的技法」
第一話 呼吸を整え、深い呼吸を行う
第二話 音楽の不思議な力を活用する
第三話 群衆の中の孤独に身を置く
第四話 自然の浄化力の中に身を浸す
第五話 思索のためだけに散策をする
第六話 瞑想が自然に起こるのを待つ
第七話 全てを託するという心境で祈る終話 あなたは自分の中に「天才」がいることに気がついているか
【3.本書の感想】
天才って何でしょう?
私はお笑いが好きなので、お笑いの世界で考えてみたいと思います。
たけし、タモリ、さんま、松本人志、志村けん、この人達は、お笑い界の天才と言われています。
ここで気づくことは、天才は1人ではないということです。
そして天才のキャラクターは1つでは無く、みんな違うということです。
順位を付ける大会があれば確かに誰かが1位を獲り、その人が素晴らしいとなります。
しかし、上記5名を見て、順位が付けられるでしょうか?
個人的は好きで順位は付けられますが、いわゆる定量的な評価は出来ません。
必ずしも何かの1番だけが天才じゃないんです。
野球が好きで研究と努力を重ねた結果天才と言われたのがイチローで、
将棋が好きでのめり込んだのが羽生善治で、
フィギアスケートが好きで打ち込んだのが羽生結弦です。
天才は、沢山います!
日本人が天才になれないと諦めてしまう「自己限定」は、単なる偏差値で人間を格付けする教育制度が我々の意識に刷り込んだ結果と、競争によって少数の勝ち組と圧倒的多数の負け組に分けてしまう競争社会が我々の意識に浸みこませてしまったものです。
我々はある種犠牲者なのかも知れません。
犠牲者から脱する為に、まず「自己限定」を取り除きましょう。
そして、苦手や嫌いな分野での成功は難しいので、好きな分野を探しましょう。
好きな分野であれば、人の目を気にせず、そこで思っきりのめり込む事ができるます。
その結果、誕生するのが天才です。
天才は、「好き+やってしまう努力」の結果だと思います。
私達は、せっかく天才になるチャンスがあるのですから、天才を目指しましょう!
天才になる方法をもっと詳しく知りたい方は、是非ご覧下さい!
【4.関連図書】
著者の前作になります。
ぜひ、ご覧頂きたい1冊です。
天才はどういう習性があるのが、よくわかります。
そして、親にも重要な役割があることがわかります。
ロングセラーでとても人気のある本です。
ひらめきの方法が書かれています。
【5.紹介したい本大募集!(現在は終了しています)】
いつもは私の読みたい本を読んで紹介していますが、この記事を読んで頂いている皆様からのリクエストを大募集したいと思います。
・気になる本
・とてもいい本なので紹介したい本等々
ご希望の1冊をご応募下さい。
希望の多いタイトルを読んで紹介させて頂きます。
4月17日(金)までに、「ブックマーク」か「コメントを書く」にご記入下さい!
お気軽にご応募お待ちしています!
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最後までお付き合い頂きましてありがとうございました!