天才になりたい人!
はーい!(笑)
【1.本の紹介】
「天才」というのは、人によって定義がちがいますね。
この本の著者が言う天才とは、「たった一つのことに執着して、それに人生を賭けること」だそうです。
これなら、なんとなくできそうな気がしませんか?
「一番になれ」とは言っていないし、「大金を稼げ」とも言っていません。
本来、天才というのは、こういう無欲な所から生まれるものかも知れません。
天才と言うと、1番になって、名声を得て、大金を稼いでというイメージがありますね。
でも、勝手に天才のハードルを上げて、「自分には無理だ!」と言っているのは自分の勝手な想像のせいなのかも知れません。
この本では、天才になる為のアドバイスがたくさん詰まっています。
普通の人が天才になるための方法が書かれています。
まずは、目の前の仕事に打ち込むというわかりやすいところから、他の人との違いをつけるための方法を紹介しています。
そして、右脳を鍛えること、アイデアをたくさん出すこと、そのトレーニング方法もたくさん紹介しています。
トレーニング方法がたくさんあるため、どれを試せばよいか迷っちゃいます。(笑)
究極的には、右脳を鍛えてアイデア(他人にはできない違い)を出そうという事を主張されています。
【2.本書のポイント】
たった一つのやりたいことに執着して、それに人生を賭ける。それが「天才」と呼ばれる人々です。誰でも天才になれます。そのためには、必死になって自分にしか出来ない才能を見つけることです。これに尽きます。ほとんどの人にとって、唯一の武器は目の前の仕事にあります。その仕事を毎日丁寧に、しかもエネルギッシュに最高の仕事に仕上げる事に全力を尽くしましょう。どんな分野においても、絶え間ない努力をすること。これこそ人生最大の武器です。どんな行動でも習慣に落とし込んでしまえば、脳は無意識に行動を起こしてくれます。目標は掲げるだけでは絶対に達成できません。目標を書く。目標を見る。目標を唱える。目標を達成する為のプロセスを書く。プロセスを見る。プロセスを唱える。プロセスを実行する。毎朝自分の手で5つの質問に回答する作業1.私の当面の最大の目標は?2.私が今、一番手に入れたいものは?3.私の最大の武器は?4.私の今日一番のイベントは?5.私が今日中に必ずしなければならない事は?あなたにとって重要な20%の仕事に80%の時間を割く。一日一生の覚悟1.今日あなたは、一歩前進しましたか?2.今日全力で生き抜いたと感じられますか?3.明日鳥肌が立つようなゾクゾクするイベントの予定がりますか?まずは平均的な社会的快感を維持させた上で、本能的快感を増大することに意欲を注ぎましょう。やりたいことを最優先することに全力を尽くしてみましょう。その習慣が実行力をつけてくれます。やりたい事をしている瞬間、あなたは生き生きしています。人生を成功させる人は生き生きしながら目の前の仕事に没頭した人です。ビジネスは斬新なアイデアを数多く打つゲームだということ。良いアイデアと数多いアイデアが勝負したら、大抵の場合、数多いアイデアのほうが勝利を収めるのです。「ひらめき」は不満や束縛から生まれている。生活に困窮して、はじめて人間は出費を減らす為の知恵が湧いてくるのです。【目次】第1章 天才の秘密の共通点ホワイトカラー・ブルーカラーの終焉思考を変えれば誰でも天才になれる「才能」は誰もがもっている成功する人の共通点天才とは単調な仕事を黙々とこなす才能コンピュータ以下の人間は残れない「いやな仕事」を快適にする特効薬毎日続ければ快感になる第2章 競争社会で勝ち残る天才の思考法日本人の創造性を呼び覚ませ目標を数値化する成果が現れる魔法のシート人生が大きく変わる5つの質問まず先にゴールをイメージするちょっとした変化でも能に革命が起こる「80-20の法則」が奇跡を起こすコミュニケーションの天才になる三つの要素天才は楽観主義である第3章 成功者になるための習慣急げ!人生はアッという間に終わってしまう「二種類の快感」をコントロールする四つの快感領域について考えてみよう「粘り強さ」こそ成功のキーワードとにかく今やることひとりきりの時間を持とうリラックスすれば集中できるオランダ空軍の集中トレーニング一つに絞れば成功出来る。第四章 アイデアが次々生まれる法素人のほうが革新的なアイデアが生み出されるアイデアが欲しければ量をこなす「ダーウィンの進化論」に学ぶ「思い込み」を心の中から追い出そう平凡な中に非凡を見出す能力「無知」であることを尊重しよう忘れることの苦手な日本人型を破ること即ち「発想」なり成約こそ「ひらめき」を生むエネルギーオフの時に発明は生まれる「直観」は鍛えられる「直観トレーニング」が能を活性させる第五章 能を目覚めさせるトレーニング右脳型人間の勝利左脳と右脳のバランスについて考えるハイテク時代の終わり勝負はイメージ力の優劣できまる脳を目覚めさせる25本の手あなたの右脳をチェックしてみよう丸暗記の限界天才は図形で考える五感を動員させれば発想が生まれる「イメージトレーニング」の奇跡第6章 頭が良くなる秘密のノート成功者は必ずメモをとる窮状を救う「ピンチノート」「アイディアメモ」の使い方セルフ・ブレイン・ストーミング用紙脳を鋭くするアドリブトレーニング「クリップテスト」であなたの発想力をチェックアイディアが生まれる秘密のノートデパートはアイディアの宝庫発想の達人になれる「強制発想トレーニング」驚異のダ・ヴィンチ・トレーニング速読すれば脳は確実に鋭くなる「色」に敏感になれば右脳がどんどん動きだす
【3.本書の感想】
目次を見ているだけで、なんとなく天才になれそうな気がしてきませんか?(笑)
社会的快感が高い職業というのは、天才、政治家、エネルギッシュなビジネスマン、一流プロスポーツ選手を表します。
社会的快感が低い職業は、無気力なビジネスマン、フリーターなどです。
自分のやりたいことを見つけると、本能的快感も増大してさらに良い仕事が出来るという好循環が生まれます。
そうすると、1つの事に執着しますので、他を寄せ付けません。
もし、他の人がやらないことであれば、なおさら差別化できますね。
そして、一つのことを深めながら、アイデアを盛り込み、他の人とは違うユニークなものにして行きましょう!
そうすれば、もう、誰も追いつけません。
そう、あなたは天才なんです!
天才になれるんです!
天才になりたい人は是非ご覧下さい!
【4.関連書籍の紹介】
こちらは歴史上の天才はどうであったのかという本になります。
ご興味のある方は、是非ご覧下さい!
最後までお付き合い頂きましてありがとうございました!