2020年は、コロナ感染防止の為、中止となりました。
残念ながら、今年は開催しませんが、昨年の様子をご覧下さい。
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リーズナブルな価格で舞妓さん、芸鼓さんと飲めると大人気の上七軒ビアガーデンを紹介します。
今年は7月1日~9月5日まで営業をしていました。
場所は上七軒歌舞練場にあります。
学問の神様北野天満宮のすぐ東側になります。
最近は人気の為、会場内で座席を増やしています。
昔からやっている、いわゆるビアガーデンと言われる会場は、こんな感じになっていて、お庭に座席が設けられています。
正にビアガーデンです。
その席に、舞妓さん、芸鼓さんが回って来て、会話を楽しむというシステムになっています。
私が予約した時は、庭の席が満席でした。
それで、通されたのは、こちら。
舞台の横の桟敷席になります。
ガーデンというよりはホールと言う感じで、庭と反対側を見ると、こんな景観になっています。
普段は、踊りを見るための席となっています。
逆に、滅多に座れない席なので、とてもラッキーでした!
こちらは、飲み物のメニューです。
こちらは、食べ物のメニューです。
という訳で、早速注文します。
こちらには、注文を受けるために、若い男性と女性の普通の格好をした店員さんがいます。
とても感じの良い方でした。
最初のセットは、おつまみ込みで2,000円です。
つまり、最安値は2,000円です!
さ、最安値に挑戦!
お会計はいくらになるでしょうか?
追加メニューは、簡単に言うと、アルコール1杯1,000円、おつまみ1品1,000円です。
こちらが最初のセットです。
生ビール、枝豆、冷奴。
これで2,000円!
キター!
ぼったくりバー!
違います、違います!
ここは、明朗会計のビアガーデンです。
たった2,000円で、舞妓さん、芸鼓さんが来てくれるんです。
そこらへんのボッタクリバーとは全く違います。
さて、お一人目は玉幸さんです。
たま〜ゆき〜さんです。
話はそれますが、毎年冬になると、叫びたくなる歌があります。
それが「♪こぉな~雪ねぇ~」です。
音感が伝わらない方は、下記YOUTUBEの再生で1:59辺りからお聞き下さい。
ちょうど、サビの部分になります。
このサビどうしても聞いて欲しいのです。
是非、聞いて下さい。
しばらくは頭の中に住み着いて、サビが回転し始めます。
それがイヤな方は、下のブックマークを押してお清めして下さい。(笑)
私の気持ちが伝わりましたでしょうか?(笑)
ちなみに今回、席に来てくれた芸鼓さんは、「♪玉ぁ幸ねぇ~」さんです。(笑)
とても感じがよくて、色白で小柄で痩せ型でとても品のある芸鼓さんです。
賢そうな方で、もう、全てを見透かされてそうな感じです。
普段のお座敷では、三味線を弾いたりするそうですが、ビアガーデンではトークのみということで、こちらはこちらで、楽しいそうです。
さて、お二人目が、尚ひろさんです。
ややぽっちゃり型で、笑顔が素敵で、こんな人がスナックのママになったらお店が流行るだろうなと思うような、包容力と笑い声が素敵な芸鼓さんでした。
今日は、満席らしく私のいる場所が空いていると、予約でいっぱいの印だそうです。
最近は、外国人観光客も多いそうですが、皆さん、割と、お行儀はいいそうです。
この芸鼓さんはいつも、その陽気な笑い声で、お酒の場を盛り上げているのだろうな~と思いました。
さて3人目です。
梅さなさんです。こちらは、舞妓さんです。
1人で飲んでいるのに、よくもまあ3人も来てくれたな~と思いました。
千社札の色が舞妓さんはピンクになっています。
大都会の出身で16歳だそうです。
一生懸命、京都弁を喋っているところが、いいですね。
彼女の出身地を聞くと、私が昔、その辺りで、小中学生向けに塾講師をしていた場所でした。
もし、年齢差が5才位であれば、劇的な再会!となったかも知れません。
なんか、安っぽいドラマのストーリーみたいですね。(笑)
お稽古は大変らしいです。
もうすぐ修行を始めて1年になるらしいです。
頑張って欲しいですね。
夜もすっかり更けてきました。
そろそろ、お店を出ようかと思います。
今日は芸鼓さん2人、舞妓さん1人でした。
今日は2対1で負け。
だ、誰だ~!負けって言ったヤツは~!
負けではありません。
大満足です!
ちなみにお会計は、最初のセット2,000円と追加のサラダを合わせて合計3,000円!ポッキリでした。
どうですか!お父さん!
来年は、是非行きましょう!
7月1日からやっていますので、初めの方がお客さんが少ないそうです。
7月初旬が狙い目です。
では、上七軒の街並みを散歩してみましょう。
こちらは裏側の入り口です。
上七軒専用のプレミアムモルツのポスターです。
暗い街並みによく目立ちます。
こちらは、上七軒の案内板です。
上七軒歌舞会の公式HPに上七軒の由来が書いてありましたので下記に引用します。
上七軒の歴史沿革は、古文献記録その他伝説等に依て之を要約すると、 文安元年(西1444年)室町幕府武営の頃、北野社殿が一部焼失し、時の将軍、十代足利義稙は所司代 細川勝元に命じて、社殿の造営をさせました。その際、社殿御修築の残材を以て、東門前の松原に、七軒の茶店を建て、 参詣諸人の休憩所としましたので、人呼んで七軒茶屋と称したのがその由来であります。
その後、天正十五年(西1587年)八月十日、太閣秀吉、北野松原に於て晴天十日間の大茶会を催し「茶の湯熱心のものは、若党町人百姓以下のよらず来座を許す」 との布令を発したため、洛中は勿論、洛外の遠近より集まり来る者限りなく、北野付近は時ならず非常の賑わいを呈しました。
その際この七軒茶屋を、豊公の休憩所に充て、名物の御手洗団子を豊公に献じたところ、いたく賞味に預り、 その褒美として七軒茶屋に御手洗団子を商うことの特権と、山城一円の法会茶屋株を公許したのが、我国に於けるお茶屋の始まりであると伝えられています。現在、上七軒花街が、五つ団子の紋章を用いるのは、実にこの名物御手洗団子に由来するものであります。
(歌舞会記) (上七軒歌舞会公式HPより)
この時間、といっても20時頃だと思いますが、ほとんど人がいません。
すごく静かな通りです。
昔ながらの趣きがあってとてもキレイですね。
外国人観光客は、京都に、こんな景観を求めて来ていると思います。
こんな歴史のある通りは是非残してほしいと思います。
こんなポスターが貼ってありました。
お二人とも上七軒の舞妓さんです。
右側の市彩さんは盆踊り大会の時に、オリオンビールを販売していた舞妓さんです。
市彩さんが盆踊りをしているところが見れますので、良ければ下記をご覧下さい。
最後までお付き合い頂きましてありがとうございました!