京都のリーマンメモリーズ

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経営者は読んでいる! 「明日を支配するもの」 P・F・ドラッガー

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f:id:bkeita:20190826204533j:plainおなじみドラッガーの本です。
 
ドラッガーの本の中でも、人気の高い本の1つです。
 
この本は、マネジメントを行うにあたり、考えておかなければならない事などがたくさん詰まっています。
 
書かれている事が、いちいち正論で、なるほど!と納得してしまいます。
 
なるほど、なるほどと感心しながら読んでしまします。
 
「正論」ということは「当たり前の事」なので私も、自信を持って当たり前の事を少し難しくして、言ってみようかと思いました。
 
難しくしたら、墓穴掘ってしまうかも知れませんね。(笑)
 
経営者に人気のドラッガー本ですので、この本を読んでいる人も多いと思います。
 
ここに出てくることくらいは普通に知っていないと、恥をかいてしまいますね。
 
赤線を引いた所がたくさんになってしまいましたが、本当に大事だと思うところ満載です。
 
ある種、ビジネスの基本書なのかも知れません。
 
ポイントは以下です。

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組織は、共に働く人たちの生産性を高めるための道具に過ぎない。
 
組織における5つの原則
1.組織は透明でなければならない。
2.組織には最終的な決定権を持つものがなければならない。
3.その権限には責任が伴うなければならない。
4.誰にとっても上司が1人でなければならない。
5.階層の数が少なくしなければならない。
 
今日必要とされているものは、唯一の正しい構造の探究ではなく、それぞれの仕事に合った組織構造の探求であり、発展であり、評価である。
 
人をマネジメントすることが、仕事をマーケティングすることを意味するようになる。マーケティングの出発点は、組織が何を望むかではない。相手が何を望むか、相手にとっての価値は何か、目的は何か、成果は何かである。
 
行うべきは、人をマネジメントすることではなく、リードすることである。その目的は、一人ひとりの人間の強みと知識を生産的たらしめることである。
 
マネジメントが基盤とすべきは、顧客にとっての価値であり、支出配分についての顧客の意思決定である。経営戦略は、ここから出発しなければならない。
 
成果を上げるための社会的機関としての組織であると言うことである。そして、この組織をして成果をあげさせるための道具、機能、機関がマネジメントである。
 
これからの時代にあって確実なものは5つある。
1先進国における少子化
2支出配分の変化
3コーポレートガバナンスの変容
4グローバル競争の激化
5政治の倫理との乖離
 
本来の意味での経営戦略を策定するためには、人口構造の変化、特に先進国における出生率の低下を前提とすることが不可欠である。この先進国における少子化こそ最も前例がなく、最も劇的であって、かつそのもたらすものが最も予測困難である。
 
顧客の全支出のうち、自社が提供するカテゴリーの製品やサービスに使ってもらっている割合についての数字である。この数字を持っている企業は、皆無といってよい。
 
医療、教育、余暇が財とサービスの大きな勝者である。しかしいずれも、そのもたらすものは経済的な満足ではない。政府、医療、教育、余暇の4大成長元は、市場経済のものではない。経済学で言う需要と供給の法則に従わず、価格の影響を受けず、経済学のモデルの外にあって、経済学の理論に従わない。にもかかわらず、これら4つの元は、先進国では、市場資本主義的な国においてさえ、GNPの半分以上を持っていく。
 
企業、非営利組織のいずれにおいても、経営組織は消費者の支出の分配の変化を知り、これに対応しなければならない。そのためには、量的な変化についての情報とともに、質的な変化についての分析は不可欠である。
 
これからは、世界中いずれの地においても、事業の発展は、投資や買収以外の方法で見られるようになる。提携、パートナーシップ、合弁など、進出国の他の組織との協力によって実現されるようになる。すなわち重要な点は、法的、政治的な枠組みではなく、あくまでも経済的な枠組みの下において実現される。
 
チェンジリーダーたるための第一条件は、既に行っていることの体系的廃棄である。チェンジリーダーとなる組織は、あらゆる製品、サービス、プロセス、市場、流通チャネル、顧客、最終用途を点検する。しかも常時点検する。
 
少なくとも半年ごとあるいは1年ごとに、機会となりうる変化、私が機会の源泉と呼ぶ7つの領域を体系的に精査していくことが必要である。
1自らおよび競争相手の予測せぬ成功と失敗
2生産、流通におけるプロセスキャップ、価値観ギャップ
3プロセス・ニーズ
4産業構造と市場構造の変化
5人口構造の変化
6認識の変化
7新しい知識の獲得
 
成功への道は、自らの手で未来を作ることによってのみ開ける。新しい現実と言う制約の下にあっても、未来を見出せる。作り出せる。
 
事業を成功させるものは、コストではなく、価値の創造である。そして、そのために必要とされるものが、事業の定義、経営戦略、体系的廃棄、イノベーション、利益と思案のバランスなど、リスクを伴う意思決定である。
 
常に共通すること、新規参入のコスト上の優位である。通常30%のコスト格差が見られる。そしてその原因はまた常に同じである。新規参入者は、自社の事業活動のことではなく、経済連鎖の全体のコストを把握し、管理している。
 
生産性に関する情報を得るために最近使われるようになったもう一つの上が、ベンチマークである。それは、自社の仕事ぶりを、同一の産業界における最高の仕事ぶり、できるならば全世界での最高の仕事ぶりと比較することである。
 
この50年間において、産業そのものを変えてしまったような重要な技術の時、少なくとも半分は、それぞれの産業の外からやってきた。
 
タイやインドネシアにおける事業にとって、どのような情報が意味があるかを何年も前から考えていたものだけが、敵に対する構えができていた。情報の目的は知識ではない。正しい行動である。
 
知識と労働の生産性を向上させるための条件は、大きなものだけで6つある。
1仕事の目的を考える
2働く者自身が生産性向上の責任を負う。自らをマネジメントする。自律性を持つ。
3持続してイノベーションを行う。
4自ら継続して学び、人に教える。
5知識労働の生産性は、量よりも質の問題であることを理解する。
6知識労働者は、組織にとってのコストではなく、資本財であることを理解する。知識労働者自身が組織のために働くことを欲する。
 
知識労働者は生産手段を所有する。頭の中にしまわれた知識は持ち運びができ、大きな価値を持つ。まさに生産手段を所有するからこそ、彼らの流動性が高い。
 
これからは、先進国が競争力を維持していくための唯一の道がテクノロジストの教育訓練である。病院の検査技師、リハビリ訓練し、レントゲン技師、超音波映像岸、歯科関係者、自動車の修理工。
 
知識労働者の興隆と、知識労働者の生産性の重要度の増大が最大の問題となったと言う事は、今後数十年後に、まさに経済体制そのものの構造と本質に、基本的な変化が生じそれをいなくなったことを意味する。
 
知識労働者たるものはこれまでに存在しなかった問題を考えなければならない。
1自分は何者か。強みは何か。
2自分は所を得ているか。
3果たすべき貢献は何か。
4他の関係において責任は何か。
5第二の人生は何か。
 
並みの分野での能力の向上に無駄な時間を使うことをやめることである。強みに集中すべきである。無能を並みの水準にするためには、一流を超一流にするよりも、はるかにもの多くのエネルギーを必要とする。
 
組織の価値観がある。そこに働く者にも価値観がある。組織において成果をあげるためにも、働く者の価値観が、組織の価値観で同じものでなければならない。
 
最高のキャリアは、あらかじめ計画して手に入れる手にできるものではない。自らの強み、仕事の仕方、価値観を知り、機会をつかむ用意をした者だけが手にできる。なぜならば、自らの得るべきところを知ることによって、普通の人、単に有能なだけの働きものが、卓越した仕事をこなすようになるからである。自らの貢献は何かという問いに答えを出すためには、3つの要素を考える必要がある。
1状況が求めるものである。
2自らの強み、仕事の仕方、価値観である。
3成果の意義である。
 
そこからとるべき具体的な行動が明らかとなる。行うべきこと、始めるべきこと、始め方、目標、期限である。
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「マネジメントが基盤とすべきは、顧客にとっての価値であり、支出配分についての顧客の意思決定である。」
 
支出配分は、お客様がどこにお金を使うのかという事。
 
今まで、良いものを作れば売れると思っていた人も多いと思いますが、お客様が何にいくら支払うのか?
 
そのうちいくら私に払ってくれるのか?
 
なぜ私に払ってくれるのか?
 
ここをよく考えないと、商売はうまくいきません。
 
この本はビジネスの基本が詰まった本です。
 
だから、この本を勧める人が沢山います。
 
私も、この本を勧める1人です。
 
もしこの本を読んだら、あなたもきっと、この本を勧める人になると思います。(笑)
 
素晴らしい本です。