齋藤先生は、何か話をすれば、それがすべて本になっていっているのではないか?というくらい、著書が多いですね。
頭の中はどうなっているのでしょうか?
一度見てみたいと思いっています。(笑)
今回は「雑談」の話。
齋藤先生くらいになると、そんな事で悩んでるの?というレベルの問題なんでしょうね。
改まって、「雑談をどうぞ」と言われると、「えっ!?」となりますよね。
唐突な「雑談」は難しいですが、相手がいわゆる「おばちゃん」であれば、これが不思議とエンドレスに話せたりしますね。
女性の会話力には関心させられます。
つい先程、うちの妻が、「子供が齋藤先生の四字熟語の本を読んで、面白かったって言ってた。齋藤孝って知ってる?」
と言ったので、私は、
「齋藤孝、1960年静岡県生まれ、東大法卒、同教育学科卒、現在明治大学文学部教授。」
というと「よく知ってるねー」と感心されました!
どうして詳しく知っていたかと言うと、ちょうど齋藤先生の本を読み終わったところだったからです。
雑談力ではないかも知れませんが、この本は、こんな役立ち方をしてくれました。(笑)
ポイントは以下です。
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あいさつは、雑談するための絶好の機会になります。ただし注意して欲しいのは、あくまでも「きっかけ」だという点。つまり「あいさつ=雑談」ではないのです。
ここから雑談に発展させるためには、この後に「もう1ネタ」+ αが必要になります。
雑談はあくまで雑談であって結論ではない。結論はなくてOK
自分よりも相手に話をし時を握らせるほうが盛り上がる
雑談は聞き役に徹する方が、うまくいきやすい
私たちも普段から30秒程度で話せるちょっとした雑談ネタを色々とストックしておきたいもの。誰にも使える、「何かしらの話題」(それも30秒程度で終われる話題)を用意しておけば、突発的な「出会い頭のすれ違いざま」の場面で生きてきます。
私が「30秒居合斬り」というか「30秒瞬間雑談対決」というのを授業に取り入れているのは、出会って話して和んで別れると言う雑談が、慣れと訓練でいくらでも上達すると思っているからです。
ポジティブな話題の場合、「誰々がこう言ってた」と言う伝達情報の方が、信憑性が高くなることが多い。直接的に褒められるときの、「いかにもとってつけた感」というかお世辞的要素が少なくなります。
誰かと雑談する時、相手から面白いエピソードが出てきたら覚えておく、「人から聞いた話」を自分の雑談ネタとしてストックして使い回す、と言う方法は、大いに活用したいものです。
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「雑談」も準備が大事だと言われています。
準備さえしておけば、親しくない人やおばちゃん以外の人でも、スムーズに「雑談」ができます。
私達の今までの人生の中で、「雑談」の事を真剣に考えたことがあったでしょうか?
「雑談」はどちらかと言えば、するものではないという風潮があったと思います。
それほど重要視していないので、毎度、「雑談」で少し気まずい経験をしても、そのままにしているのでしょうね。
「雑談」は、準備で解決しましょう!