連載第6回です。
今日は、あなたの知らない東寺をご紹介します。(笑)
東寺の五重塔(国宝/1644年/寛永21年)は、とても大きいので京都駅付近の高い所から景色を見ていると、どうしても見えてしまう建物です。
五重塔は約55Mの高さがあります。
今朝は、少し寒かったですが、いい具合に晴れましたので、とても気持ちの良い東寺の風景が撮影できました。
このコントラストが最高ですね!
朝焼けがやや残る空の青。
太陽に照らされる薄めの雲。
そして、逆光を受け、くっきりと浮かび上がった神秘的な五重塔。
朝の爽やかさを捉えたいい風景です!
同じ場所から何回撮影しても、毎回、その表情が違うんですよね~
イイ風景です。すごくイイです!
南大門(重要文化財/桃山時代/1601年/慶長6年)を額縁にした、金堂(国宝/桃山時代/1603年/慶長8年)です。
右側の桜色が、まさに今限定の彩りとなっています。
今日もくっきり撮れていますね。
金堂は安定感、重厚感があっていいですね~
こちらは八島社です。
東寺の創建以前から鎮座していたそうで、祭神は東寺の地主神とも、大己貴神とも言われています。
八島社と言うのは我が国を大八洲瑞穂の国というところから起こった社号だそうです。
この社は東寺以前より鎮座されていて、弘法大師空海は、この神へ寺門造立成就、方位安全、法道繁盛を祈願されたと伝えられています。
東寺よりも古いという事は、いつから鎮座されているのでしょうか?
うーん。ロマンですね~
じゃ~ん。こちらは、ご存知、空海こと弘法大師像です。
足元の桶の数を見るとその信仰ぶりが伺えますね。
毎日、ここで手を合わせる人が絶えません。
・・・次から手を合わせます。(笑)
潅頂院でーす。
こちらは、密教教義上から重要な道場として、843年(承和10年)頃、建立されました。
現在の建物は、1634年(寛永11年)に竣工されたものです。
江戸時代の建築で重要文化財に指定されています。
普段は非公開となっていますが、今は、期間限定で公開されています。
ここは東寺の事務所(本坊)です。
事務所ですので公開はしていません。
公開はしていませんが、毎朝、門が開けられており、庭は見ることができます。
この建物入り口の障子が開けられており、立派な生花が飾られています。
この本坊もとても歴史がありそうな建物なので、機会があればぜひ、見学してみたい所ですね~
食堂です。
1933年(昭和18年)入母屋造 本瓦葺の建物です。
食堂と書いて「じきどう」と読みます。
僧が生活の中に修行を見出す場だそうです。
足利尊氏は東寺に本陣を起き、この食堂に居住していた時期があるそうです。
食堂の建立は平安時代です。本尊は約6Mの千手観音菩薩でした。
1930年に焼失した際、千手観音菩薩も深くダメージを受けました。
その後、修復され、宝物館に安置されています。
宝物館で見るとこの6Mの千手観音菩薩に圧倒されます。
東寺に来られた際には、宝物館へお越し下さい。
今の食堂本尊は十一面観音菩薩となりました。
この中は、飲食する場ではありません。
どちらかというと、お祈りを捧げる場となっています。
写経もできる場所となっています。
写経は午前9時~午後3時まで受け付けています。
写経のお手本は榊莫山先生です!
時間に余裕のある方は是非、写経も体験して下さい!
東寺と枝垂れ桜(不二桜)です。
桜の咲き加減もいい感じになりました。
ピンクと黒のエクスタシー。
よくわかりませんが、そんな感じです。(笑)
大人が絵を描くなら、この風景。
そんな感じの風景ですね。
実際、絵を描いてみると、ちょっと難しいですよ。(笑)
昨日の雨のおかげで、今日は空気が住んでいて、とても空がきれいです。
白い鳥がやって来ました。
ここには、都鳥や鵜やカモなどがよく来ます。
この堀が小魚が沢山いるという事でしょうね。
風景に合ってとてもいい感じです。
朝日が照らす五重塔です。
なんと言っても今日は、空の青が素晴らしかったです。
どうですか?この真っ青と言うのにふさわしい青の色。
素晴らしいですね~
も、もちろん、五重塔も。(笑)
おしまい。
東寺の基本情報は下記をご参照ください。