京都のリーマンメモリーズ

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知的ヒントの見つけ方  立花隆著 文春新書

 本の紹介です。
 
 

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知的ヒントの見つけ方  立花隆著 文春新書
 
文藝春秋で連載していた随筆等を合わせて一冊の本にした物です。
 
いろんな話題がありますが、その一つ一つが深い知識で語られていて、感心します。
 
よくある風景で、普通の主婦が頭の良い高校生に向かって、「あなた、よく知ってるわね!」とある種脱帽するシーンがありますが、そんな感じです。
 
生と死、歴史、科学、戦争、政治、未来、それぞれに立花隆さんの知識が光っています。
 
この本を読むだけでもいろんなテーマのウンチクが溜まります。
 
なんとなく頭が良くなった気がします。
 
1話覚えて居酒屋で披露したら、感心してもらえるかも知れません。
 
酒飲む前に話さないと命取りになってしまいますね。(笑)
 
ポイントは以下です。
 
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もともと日本は非常に被害を受けやすいことだが(地球全体の活火山の1割が日本にあり、土砂災害の危険箇所が520,000カ所もある)、その半面豊かな四季があり、作物がよく実り、秋は美しい紅葉になると言うと川島さんが「そういう両面を見ないと。危ない危ないだけでは暮らせない」とうけている。「自然が人間に恵みだけを与える世界、あるいは禍だけを与える世界では文化は発達しません」と言う。
 
天皇は父・昭和天皇から、敗戦直後、次のような手紙をもらっている。
「私は丈夫でいるから安心してください 今後のような決心をしなければならない事情を早く話せばよかったけれど 先生とはあまり違ったことを言うことになるので ひかえていたことを ゆるしてくれ 敗因について一言いわしてくれ わが国人が、あまり皇国を信じ過ぎて、英米を侮ったことである 我が軍人は 精神に重きを置きすぎて、科学を忘れたことである」
 
「天然資源のない日本は、科学で知的財産を満たし、日本の力としなければならない」
これは山中伸弥京都大学教授が、ノーベル賞受賞の翌日の記者会見で語った言葉です。我が意を得たりと思いました。天然資源の乏しさは日本の宿命です。だからこそ日本は科学によって知的財産を生み出さなければならない。
 
「2030年までにアジアは、1500年以前にそうだったように、世界の最強チームに戻る一歩手前に近づくだろう」とも指摘されています。
 
微妙な違いにこだわるところが、日本の特徴です。客は「あっちのポリエチレンはいいけど、こっちのポリエチレンはダメ」と選り好みするし、開発者もうるさい客の注文にいちいちつきあう。だから日本の化学企業が作る素材はバラエティ豊かで、品質も高い。要するに、世界を圧倒する世界の高品質素材は、日本人の「お客様神様」文化が作り上げたのです。
 
スプリング8、サクラ、京の他にも、日本には世界有数の共同利用研究施設がいくつもあります。誰でもいつでも利用できると言うわけではありませんが、しかるべき計画を申請してみる認められれば利用できます。
  
日本は法律を変えもっと積極的に地熱発電を利用するべきです。
 
この世の中は、悲観論者は自分の予想通り失敗して没落し、楽観論者は自分の予想通り成功していくものです。楽観主義でいきましょう。
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日本の科学技術の素晴らしさを信じて疑わないところに、若干の疑問が残りますが、「楽観主義者は自分の予想通り成功していく」ということなので、素直にそう信じましょう!(笑)
 
筆者は様々な話題に関して、それぞれについてとても詳しい知識をお持ちです。
 
以前、「僕はこんな本を読んできた」という本を読んだ時、とても驚きました。
 
読んでいる本の数もそうですが、その読んでいる分野が、あまりにも幅が広く、言ってみれば、そんなの読まなくても困らない様な本まで読んでいらっしゃいます。
 
これが、他の人には出来ない読書術であり、驚くほどの知識の源であると感じました。
 
私は、立花隆さんの読書量と比べると、まずは、読むべき本さえカバーできていないので、寄り道をする程の時間は無いはずですが、どっちでも良い様な本も読んだりします。
 
寄り道している方が楽しい事も多いので、これが、読書を続けるモチベーションになるのであれば、それはそれで良いか、なんて思っています。
 
今回も、立花隆さんの知識に一歩でも近づきたいな~と思いました。